2015年03月11日 (水) | 編集 |
へぇ〜こんな仕事ってあるの?
と言われそうな仕事をしている人が主人公。
孤独死した人を弔う民生係だ。

解説:『ベラミ 愛を弄ぶ男』などのプロデューサー、ウベルト・パゾリーニが監督を務め、身寄りのない人の葬儀を行う地方公務員の姿にスポットを当てた人間ドラマ。『戦火の馬』などのイギリスの実力派俳優エディ・マーサンを主演に迎え、心を込めて死者を弔う孤独な男の生きざまを描く。主人公が淡い思いを抱く女性を、テレビドラマ「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」などのジョアンヌ・フロガットが好演。人生の最期にまつわる、ほろ苦くて切なく優しい物語に魅了される。
彼の仕事っぷりが熱心なのだ。
知人、親族を探し、葬儀の参列者がいなければ、
故人のために音楽を選んであげ、自分が参列者となる。
それをひとりで何十年も行ってきていたのだが、
いまのおり、役所も経費削減ということで、
あまりにも君の仕事は非効率すぎだ、ということで
解雇を言い渡されてしまう。
彼は、今抱えている最期の仕事を完了させるため、
仮病を使ってでも、旅に出て行く。
この作品は、ネタばれをしてしまうといけないので、
これ以上は書きません。
人生の日々は、起伏なく地味なものかもしれません。
この作品は、そんな風に進行します。
人を思い、自分にできるせいいっぱいのことを続けていれば、
きっと、あなたをわかってくれる人はいるみたいな気持ちになる映画です。
原題:Still Life 2013年【英・伊合作】91分(劇場鑑賞)
監督/脚本:ウベルト・パゾリーニ
出演:エディ・マーサン(ジョン・メイ)、ジョアンヌ・フロガット(ケリー)
★★★★☆(4.0)
と言われそうな仕事をしている人が主人公。
孤独死した人を弔う民生係だ。

解説:『ベラミ 愛を弄ぶ男』などのプロデューサー、ウベルト・パゾリーニが監督を務め、身寄りのない人の葬儀を行う地方公務員の姿にスポットを当てた人間ドラマ。『戦火の馬』などのイギリスの実力派俳優エディ・マーサンを主演に迎え、心を込めて死者を弔う孤独な男の生きざまを描く。主人公が淡い思いを抱く女性を、テレビドラマ「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」などのジョアンヌ・フロガットが好演。人生の最期にまつわる、ほろ苦くて切なく優しい物語に魅了される。
彼の仕事っぷりが熱心なのだ。
知人、親族を探し、葬儀の参列者がいなければ、
故人のために音楽を選んであげ、自分が参列者となる。
それをひとりで何十年も行ってきていたのだが、
いまのおり、役所も経費削減ということで、
あまりにも君の仕事は非効率すぎだ、ということで
解雇を言い渡されてしまう。
彼は、今抱えている最期の仕事を完了させるため、
仮病を使ってでも、旅に出て行く。
この作品は、ネタばれをしてしまうといけないので、
これ以上は書きません。
人生の日々は、起伏なく地味なものかもしれません。
この作品は、そんな風に進行します。
人を思い、自分にできるせいいっぱいのことを続けていれば、
きっと、あなたをわかってくれる人はいるみたいな気持ちになる映画です。
原題:Still Life 2013年【英・伊合作】91分(劇場鑑賞)
監督/脚本:ウベルト・パゾリーニ
出演:エディ・マーサン(ジョン・メイ)、ジョアンヌ・フロガット(ケリー)
★★★★☆(4.0)
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2015年03月08日 (日) | 編集 |
人類VS感染、最終決戦は、この船上で行われる!

解説:スペイン発人気パニックホラー『REC/レック』シリーズ第4弾。最終章となる本作では大海原に浮かぶ巨大貨物船を舞台に、逃げ場のない場所でのウイルス感染発生の危機が展開する。これまで共同監督などで本シリーズに参加してきたジャウマ・バラゲロが単独でメガホンを取り、『REC/レック』の看板女優マヌエラ・ベラスコが勇敢なヒロインを熱演。迷路のように入り組んだ船内で展開する最終決戦に息をのむ。
今回は、記録映像やモニター映像を散りばめてのアクションホラー。
非常にそつのない作りで、チカラ入って観てしまう怒濤の展開でした。
ただ、あまりにも真面目に作りすぎてて、
なんとなく、エイリアン2のようなハリウッド巨編を観たような感覚。
スペイン風味の面白いパニックホラー感はなくなってしまいました。
最期、小太りのオタク野郎が活躍するっていうのは、いい設定でしたよ。
[REC] 4: Apocalipsis 2014年【スペイン】95分 劇場鑑賞
監督:ジャウマ・バラゲロ
出演:マヌエラ・ベラスコ(アンヘラ・ヴィダル)
★★★☆☆(3.5)
よく出来てるシリーズでした。毎回、趣向を変えて楽しましてくれましたね。

◎関連記事
→第1作『REC/レック』(2007)
→第2作『REC/レック2』(2009)
→第3作『[REC/レック]3 ジェネシス』(2012)

解説:スペイン発人気パニックホラー『REC/レック』シリーズ第4弾。最終章となる本作では大海原に浮かぶ巨大貨物船を舞台に、逃げ場のない場所でのウイルス感染発生の危機が展開する。これまで共同監督などで本シリーズに参加してきたジャウマ・バラゲロが単独でメガホンを取り、『REC/レック』の看板女優マヌエラ・ベラスコが勇敢なヒロインを熱演。迷路のように入り組んだ船内で展開する最終決戦に息をのむ。
今回は、記録映像やモニター映像を散りばめてのアクションホラー。
非常にそつのない作りで、チカラ入って観てしまう怒濤の展開でした。
ただ、あまりにも真面目に作りすぎてて、
なんとなく、エイリアン2のようなハリウッド巨編を観たような感覚。
スペイン風味の面白いパニックホラー感はなくなってしまいました。
最期、小太りのオタク野郎が活躍するっていうのは、いい設定でしたよ。
[REC] 4: Apocalipsis 2014年【スペイン】95分 劇場鑑賞
監督:ジャウマ・バラゲロ
出演:マヌエラ・ベラスコ(アンヘラ・ヴィダル)
★★★☆☆(3.5)
よく出来てるシリーズでした。毎回、趣向を変えて楽しましてくれましたね。

◎関連記事
→第1作『REC/レック』(2007)
→第2作『REC/レック2』(2009)
→第3作『[REC/レック]3 ジェネシス』(2012)
2014年11月02日 (日) | 編集 |
『ロスト・アイズ』の監督が放つ新感覚サスペンスということで鑑賞。

解説:帰ったはずの客が、まだ家のどこかにいるとしたら? ささいな不安からエスカレートしていく密室の恐怖に一時も目が離せない、ホラーともオカルトとも違う、オリジナリティあふれるサスペンスの傑作! 『ロスト・アイズ』(ギレルモ・デル・トロ製作)の監督ギリェム・モラレスが弱冠29歳で放った衝撃の長編デビュー作。
うむ。確かに新感覚サスペンスと言えるかな。
最期、突然終わってしまうので、
しばらく???になってしまうが、
途中、妙な展開をみせるなかなか風変わりな映画ですよ。
出て行かないでくれ。俺をひとりにしないでくれ。恋人のサラに出て行かれ、広大な屋敷にひとり取り残された建築家フェリックスという男の話なのです。
ある夜、電話を貸して欲しいと見知らぬ男が訪ねてくるが、その男は、どこかに消えてしまう。その日より、不審な物音や人の気配が。絶対、この家に誰かが、潜んでいる。フェリックスは怯え混乱していく。
と、いう密室スリラーなのかなと思っていると、
途中で話が急展開。
主人公自身が侵入者となり、他の家で過ごし始め、
コメディかな、というような雰囲気になってしまう。
ラスト近くで、また、スリラー風に盛り上がってきて、
フェリックスが、驚愕の事実を目のあたりにしてしまうのだ。
こりゃ、唐突過ぎて、誰もわからんやん。
(ネタばれ)
フェリックスは、家に、恋人を閉じ込め殺害していた、ということですね。フェリックスが隠れ潜む車椅子の女性の家は、フェリックスと同じような間取りでしたよね。出てくる映像は、すべて、この男の脳内の混乱ということなのでしょうね。当事者が侵入者ともなり、観てる人を困惑させていくのが狙いなんだろうな、と思います。

消えた来客 2004年【スペイン】109分
原題:El Habitante incierto
監督・脚本: ギリェム・モラレス
出演:アンドニ・ガルシア、 モニカ・ロペス、フランセスク・ガリード、アグスティ・ビラロンガ、ミニー・マルクス
★★★☆☆(3.5)
屋敷内に居るけど見えない存在。ロスト・アイズが面白かった人は、興味深く観てみましょう。

解説:帰ったはずの客が、まだ家のどこかにいるとしたら? ささいな不安からエスカレートしていく密室の恐怖に一時も目が離せない、ホラーともオカルトとも違う、オリジナリティあふれるサスペンスの傑作! 『ロスト・アイズ』(ギレルモ・デル・トロ製作)の監督ギリェム・モラレスが弱冠29歳で放った衝撃の長編デビュー作。
うむ。確かに新感覚サスペンスと言えるかな。
最期、突然終わってしまうので、
しばらく???になってしまうが、
途中、妙な展開をみせるなかなか風変わりな映画ですよ。
出て行かないでくれ。俺をひとりにしないでくれ。恋人のサラに出て行かれ、広大な屋敷にひとり取り残された建築家フェリックスという男の話なのです。
ある夜、電話を貸して欲しいと見知らぬ男が訪ねてくるが、その男は、どこかに消えてしまう。その日より、不審な物音や人の気配が。絶対、この家に誰かが、潜んでいる。フェリックスは怯え混乱していく。
と、いう密室スリラーなのかなと思っていると、
途中で話が急展開。
主人公自身が侵入者となり、他の家で過ごし始め、
コメディかな、というような雰囲気になってしまう。
ラスト近くで、また、スリラー風に盛り上がってきて、
フェリックスが、驚愕の事実を目のあたりにしてしまうのだ。
こりゃ、唐突過ぎて、誰もわからんやん。
(ネタばれ)
フェリックスは、家に、恋人を閉じ込め殺害していた、ということですね。フェリックスが隠れ潜む車椅子の女性の家は、フェリックスと同じような間取りでしたよね。出てくる映像は、すべて、この男の脳内の混乱ということなのでしょうね。当事者が侵入者ともなり、観てる人を困惑させていくのが狙いなんだろうな、と思います。

消えた来客 2004年【スペイン】109分
原題:El Habitante incierto
監督・脚本: ギリェム・モラレス
出演:アンドニ・ガルシア、 モニカ・ロペス、フランセスク・ガリード、アグスティ・ビラロンガ、ミニー・マルクス
★★★☆☆(3.5)
屋敷内に居るけど見えない存在。ロスト・アイズが面白かった人は、興味深く観てみましょう。
2014年04月28日 (月) | 編集 |
学ぼう、学ぶ楽しさを。

解説:『MASAI マサイ』のパスカル・プリッソンが監督を担当し、四つの異なる地域で長時間かけて通学する子どもたちの姿を追ったドキュメンタリー。学校で勉強するため、それぞれ何十キロもの困難な道のりをひたすら進む児童たちの日常を追い掛ける。登場するのは、ケニアをはじめ、それぞれの地域の個性豊かな子どもたち。将来の夢をキラキラとした瞳で語る彼らの純粋さとひたむきにほだされる。
通学路という素材に着目したドキュメンタリー作品で、
フランスで大ヒットしたというふれこみなので観てきました。

景色が雄大でしたね。
車が行き交う日本のせせこましい通学路も危険といえば危険なんもんなんだと思いますよ。
ケニアのサバンナを通う兄妹。
通学2時間弱といっても、
歩いてでなく、小走りなんですよね。(°□°;)
インドの通学は、なんかわざとらしい場面も感じるねんけど、
どうするんやろう、と、はらはらして面白かった。
余計な、説明、セリフ、音楽など要らない内容で、
4組の子供たちの通学光景を観てるだけで十分面白いです。
学校に通うだけでなく、子供たちにとって、
日々の暮らし、家族、すべてのものは学びであり、
夢に向かって進んでいってる子供たちが楽しそうなんですよね。
出演してる子は、しっかりと目的を持ってましたね。
ON THE WAY TO SCHOOL 2012年【仏】77分
劇場鑑賞 パンフ700円
監督: パスカル・プリッソン
★★★☆☆(3.5)


解説:『MASAI マサイ』のパスカル・プリッソンが監督を担当し、四つの異なる地域で長時間かけて通学する子どもたちの姿を追ったドキュメンタリー。学校で勉強するため、それぞれ何十キロもの困難な道のりをひたすら進む児童たちの日常を追い掛ける。登場するのは、ケニアをはじめ、それぞれの地域の個性豊かな子どもたち。将来の夢をキラキラとした瞳で語る彼らの純粋さとひたむきにほだされる。
通学路という素材に着目したドキュメンタリー作品で、
フランスで大ヒットしたというふれこみなので観てきました。

景色が雄大でしたね。
車が行き交う日本のせせこましい通学路も危険といえば危険なんもんなんだと思いますよ。
ケニアのサバンナを通う兄妹。
通学2時間弱といっても、
歩いてでなく、小走りなんですよね。(°□°;)
インドの通学は、なんかわざとらしい場面も感じるねんけど、
どうするんやろう、と、はらはらして面白かった。
余計な、説明、セリフ、音楽など要らない内容で、
4組の子供たちの通学光景を観てるだけで十分面白いです。
学校に通うだけでなく、子供たちにとって、
日々の暮らし、家族、すべてのものは学びであり、
夢に向かって進んでいってる子供たちが楽しそうなんですよね。
出演してる子は、しっかりと目的を持ってましたね。
ON THE WAY TO SCHOOL 2012年【仏】77分
劇場鑑賞 パンフ700円
監督: パスカル・プリッソン
★★★☆☆(3.5)


2014年04月15日 (火) | 編集 |
見事な計画でした

解説:消えた死体にまつわる人々をめぐる謎を描くスペイン発ホラー。監督・脚本は「ロスト・アイズ」の脚本家オリオル・パウロ。出演は「永遠のこどもたち」のベレン・ルエダ、「悪人に平穏なし」のホセ・コロナド。2013年10月〜11月開催の特集上映〈“シッチェス映画祭”ファンタスティック・セレクション〉にて本邦初上映。ある晩、死体安置所の警備員がトラックに衝突、轢死する。彼は何かから必死に逃走中でパニック状態であったらしい。その頃、安置所からはマイカ・ビジャベルデという女性の死体が消えていた。死体失踪の事件担当となった警部のハイメは、マイカの夫アレックスに連絡をつけて調査を始めるのだが。

妻マイカの死体が無くなった!
あの時、確かに殺したのに。
なぜ????
犯人である夫アレックスは、状況を調べようと気が焦るが、
恐〜いハイメ警部さんに疑われ、警察から一歩も出してもらえない。
そのうち、どんどん自分に不利な証拠がなぜか出始めて・・・
やがて、妻が探偵を雇い、
自分の浮気が調査されていたことが判明。
が〜〜〜ん!これは、妻マイカの罠かっ。
俺を殺る気だ (°□°;)
これがわかったとき、彼は生きた心地がせんかったでしょうな。
会社の社長で、まったく自分は頭が上がらない様子が、
じょじょに描かれてここに行き着くんですね。
マイカという女の恐さは、俺が一番よく知っている、
マイカなら、カリア(愛人)にも容赦しないはずだ。

警察に軟禁状態の中、犯人が、こりゃ、やばい、と、
焦る様子が描かれていく作品で、
ホラータッチな雰囲気と、見せていき方がすごくうまいです。
最期に、驚愕の真相が明かされるとは思いもよらずに、
え〜〜〜っ、そうやったん!!!って感じで、驚きました。
ロスト・ボディ<未> El cuerpo 2012年【スペイン】111分
監督・脚本:オリオル・パウロ
出演:ベレン・ルエダ、ウーゴ・シルバ、ホセ・コロナド
★★★★☆(4.0)
ロスト・ボディ DVD

そういえば、やけに、ハイメ警部さんの過去シーンが出てきてたっけ。
そのあたりの違和感もあまり感じさせませんでしたね。

解説:消えた死体にまつわる人々をめぐる謎を描くスペイン発ホラー。監督・脚本は「ロスト・アイズ」の脚本家オリオル・パウロ。出演は「永遠のこどもたち」のベレン・ルエダ、「悪人に平穏なし」のホセ・コロナド。2013年10月〜11月開催の特集上映〈“シッチェス映画祭”ファンタスティック・セレクション〉にて本邦初上映。ある晩、死体安置所の警備員がトラックに衝突、轢死する。彼は何かから必死に逃走中でパニック状態であったらしい。その頃、安置所からはマイカ・ビジャベルデという女性の死体が消えていた。死体失踪の事件担当となった警部のハイメは、マイカの夫アレックスに連絡をつけて調査を始めるのだが。

妻マイカの死体が無くなった!
あの時、確かに殺したのに。
なぜ????
犯人である夫アレックスは、状況を調べようと気が焦るが、
恐〜いハイメ警部さんに疑われ、警察から一歩も出してもらえない。
そのうち、どんどん自分に不利な証拠がなぜか出始めて・・・
やがて、妻が探偵を雇い、
自分の浮気が調査されていたことが判明。
が〜〜〜ん!これは、妻マイカの罠かっ。
俺を殺る気だ (°□°;)
これがわかったとき、彼は生きた心地がせんかったでしょうな。
会社の社長で、まったく自分は頭が上がらない様子が、
じょじょに描かれてここに行き着くんですね。
マイカという女の恐さは、俺が一番よく知っている、
マイカなら、カリア(愛人)にも容赦しないはずだ。

警察に軟禁状態の中、犯人が、こりゃ、やばい、と、
焦る様子が描かれていく作品で、
ホラータッチな雰囲気と、見せていき方がすごくうまいです。
最期に、驚愕の真相が明かされるとは思いもよらずに、
え〜〜〜っ、そうやったん!!!って感じで、驚きました。
ロスト・ボディ<未> El cuerpo 2012年【スペイン】111分
監督・脚本:オリオル・パウロ
出演:ベレン・ルエダ、ウーゴ・シルバ、ホセ・コロナド
★★★★☆(4.0)
ロスト・ボディ DVD

そういえば、やけに、ハイメ警部さんの過去シーンが出てきてたっけ。
そのあたりの違和感もあまり感じさせませんでしたね。