観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
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リアル鬼ごっこ
2008年10月27日 (月) | 編集 |
日本で最も多い名字BEST3。
第一位:佐藤さん
第二位:鈴木さん
第三位:高橋さん

全国の佐藤さん、
あなたたちは、あまりにも数が多いので、少し減らします。
国の命令で“佐藤さん狩り”という命を懸けた鬼ごっこが始まった・・・

リアル鬼ごっこ1

あまり面白くないんだろうなと思って観たのですが、
意外。SFジュブナイル風で、面白かった。
次第に、この不思議な世界の謎がわかってくるストーリーがよく出来てます。
監督さんは、中・高校生ぐらいの感覚で見る、空想冒険ものの雰囲気で
作りたかったんやろなぁと思います。

全力で“走って走りまくる”爽快な映画にしたかったんだろう思いますが、もう少し撮る向きを変えたり、スピード感が活かせる場所で撮った方がよかったんじゃないかな。狭苦しい路地ばかりで、役者さんの全力疾走が、活かせてない感じがしました。CGの画面加工などなしに、生身の人間がそのままひたすら走るシーンにしてるのは、悪くないのに。
あと、鬼ごっこなので、つかまらなければいいわけですよね。自分の土地観のあるところに引き込んで、鬼をぎゃふんといわすとか、逃げ方の面白さをもっと考えて欲しかったですね。低予算なので、そのあたりのアイデアを練って勝負だ、ってとこを見せて欲しかったと思います。

リアル鬼ごっこ2

安直に殺し合いやグロい方向へ走ってしまいそうな題材だと思う。でもそうせずに、少年少女冒険ストーリーにしたところは評価したい。楽しんで観れました。

『リアル鬼ごっこ』 2008年【日】
SF
監督/脚本:柴田一成
原作:山田悠介
出演:石田卓也(佐藤翼)/谷村美月(佐藤愛)/吹越満(佐藤輝彦)/柄本明(医者)
★★★☆☆
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フィクサー
2008年10月25日 (土) | 編集 |
もみ消し屋さん、“フィクサー”のお話。

弁護士事務所に務めるマイケル(ジョージ・クルーニー)は、誰もやりたがらない、もみ消し仕事ばかりやらされている人物だ。彼自身、この仕事にうんざりもしているのだが、ギャンブルで借金もあり、なかなか抜けきれないでいる。そんな時、大企業の集団訴訟にかかわっていた同僚弁護士アーサー(トム・ウィルキンソン)が頭がおかしくなったような行動を起こしだす。同僚アーサーは、あまりに汚い企業側のやり方に、正義なのか、精神が崩壊したのか、
あらいざいをぶちまけようとしているのだ。

フィクサー2
焦った企業側の法務責任者カレン(ティルダ・スウィントン)は、
自分の判断のもと、なりふり構わぬ行動に出てくる。
つまり、殺し屋に、弁護士アーサーの始末を依頼するのだ。
何度も何度も鏡の前で、見繕いを確かめ、スピーチの練習をする彼女のひきつった顔が印象的だ。時間軸を前後して、このシーンが挿入される。
きっと、このポジションまで、がむしゃらに登りつめてきたのかなということや、この立場をなんとしても手放したくないという彼女の焦りが伝わってくる。

この物語の、“フィクサー”とは、彼女のことも指しているのかなと思う。

フィクサー1
やがて同僚の死を調べるマイケルにも、殺し屋の手が迫り始める。
マイケルの方は、自分のポジションに対して満足してない。なんとか自分の現状を打破したいと考えているわけです。
企業法務責任者カレンは、“もみ消し屋”となっていく、
もう一方の弁護士マイケルは、“もみ消し屋”から手を引きたいと考えている。
立場が違うが、悩む“もみ消し屋”二人の気持ちを通じ、正義だとか悪だとか関係のない焦点でのドラマにしているところは、うまいなぁと思う。誰だって、自分の立場に不満、不安を抱えたりしてますもんね。一応、弁護士さんドラマにして、最後、一泡吹かすところも作ってあり、娯楽映画として楽しめるようになってるし。完成度は高い。
監督は、『ボーン・アイデンティティー』の脚本家トニー・ギルロイで、なかなか、渋い作りじゃないかと思いました。


『フィクサー』 Michael Clayton 2007年【米】
ドラマ
監督/脚本:トニー・ギルロイ
出演:ジョージ・クルーニー(男優)マイケル・クレイトン
   トム・ウィルキンソン(男優)アーサー・イーデンス
   ティルダ・スウィントン(女優)カレン・クラウダー
私の感想:★★★★☆ 

黒い家エンジビル
2008年10月21日 (火) | 編集 |
黒い家エンジビル

韓国リメイクの「黒い家」。
以前に森田芳光監督が撮ったお笑い系ホラーがいいと思わないが、今回、韓国版を観て、う~ん、オリジナルの大竹しのぶの怪演は、さすがにうまいんだなぁと思った。
得体の知れない奥知れぬ恐怖の大竹しのぶには、勝てない。

「自殺でも保険金は下りるの?」
保険会社のジュノ(ファン・ジョンミン)は、自殺志願者と思われる顧客からの電話を受ける。彼は何とか彼女を思いとどまらせようと、自分も過去に弟が自殺し、苦しんだことを話してしまう。数日後、彼は初対面の顧客(カン・シニル)から名指しされ、彼の自宅を訪ねることになる。
原作の雰囲気を変えてしまった日本版に比べ、韓国版は、原作を、ほぼ忠実に映像化しています。彼が訪ねる韓国の田舎町に立つ家は見るからに不気味で、怪しげな世界へ引き込んでいってくれました。

特徴的なのは、主人公ジュノに、弟の自殺を見てしまったトラウマを持っている設定にしてあることです。これ以上、人の死を見たくない彼は、次第に、業務外のことにまで首を突っ込んでいき、彼や彼の恋人まで、恐ろしいことに巻き込まれてしまいます。
日本版は、サラリーマンで、こんな仕事いやだ、いやだ、という可笑しさですけど、韓国版は、自分の過去の記憶から逃れようと、立ち向かうような話ですね。

韓国ホラーは、あまり観たことないんですが、これでもか、これでもかと進むので、いきすぎの感はあります。なんとなく、押しつけがましい、圧力感みたいなものがありますね。これが韓国エンターティンメントなのかもしれませんが、私は、日本人なので、やっぱり日本人が感じるじわっーとした恐れみたいなものの方が味わい深いかと思います。
日本のホラーもがんばって欲しいですねー。

韓国で映画化されて大ヒットした作品に、テレビドラマ『私の頭の中の消しゴム』やコミック『オールド・ボーイ』などがあったが、日本発ホラー映画がこれほどのヒットになったのは初めてらしい。

『黒い家』 Black House(검은집/Geomeun jip) 2007年【韓・日】
ホラー
監督:シン・テラ
キャスト:ファン・ジョンミン(チョン・ジュノ)
     ユ・ソン(イファ)
私の感想:★★★☆☆ 恐かった。

原作:貴志祐介 黒い家 (角川ホラー文庫)

扉は閉ざされたまま WOWOWドラマ
2008年10月20日 (月) | 編集 |
扉は閉ざされたまま

洋館の別荘で行われる同窓会に、伏見(中村俊介)、礼子(田丸麻紀)、石丸(柏原収史)、新山(山崎樹範)、五月(国分佐智子)、安東(和田聰広)の大学ゼミ仲間が集まった。
この物語は、この中の誰が犯人なのか?を推理していく形ではなく、
犯人を最初に見せてしまう倒叙推理型です。

伏見(中村俊介)は、後輩の新山(山崎樹範)を殺害。風呂場での溺死事故に見せかける細工をし、内側から鍵がかかった完全な密室を作ります。
あと10時間、死体を発見されてはいけない、と伏見は心に誓います。

なぜ、10時間なのか?
犯人・伏見の動機とは?
そこに居合わせた礼子(田丸麻紀)の妹、碓氷優佳(黒木メイサ)が、探偵役となり展開する密室サスペンス

私は、原作未読なのですが、アマゾンの本書紹介文を読む限り、原作は結構面白いのではないかと思います。あてになりませんが、2005年の「このミステリーがすごい!」で2位にランクインしてるらしいし。

映像化にあたっては、心理描写をどう描いていくのかが大事なんですけど、あまりうまく表現されてないですね。あまりにも平坦に進みすぎ。静かな音楽のBGMで、格調高く、ごまかしてるように感じました。でも、この手のドラマの中では、原案が奇抜でよく出来てるので、普通のサスペンス系ドラマより、はるかに楽しめた。
そういうことだったのか思う結末で締めくくってくれます。

『扉は閉ざされたまま』 2008年
サスペンス
監督:村本天志
脚本:深沢正樹
黒木メイサ/中村俊介/和田聰宏/田丸麻紀 /国分佐智子/柏原収史/山崎樹範
私の感想 ★★★☆☆ これは活字で読む方がよかったかな。

原作:石持浅海 扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫 い 17-1)

※ちなみに、この作品は“倒叙3部作”にあたり、第1弾が『扉は閉ざされたまま』、第2弾が『君の望む死に方』になっているそうだ。第2弾では探偵役・碓氷優佳を松下奈緒が演じています。

ブラディ・サンデー
2008年10月17日 (金) | 編集 |
“血の日曜日事件”。一般市民13名の犠牲者を出し、今も英国民の心に深い傷を残す。警備に当たった軍隊が、国民に向けて発砲するという悲劇の一部始終を、ドキュメンタリー・タッチでリアルに再現。当時、15歳で現場に居合わせたドン・マランの原作を基に、ポール・グリーングラスが映画化。2002年ベルリン国際映画祭で宮崎駿の「千と千尋の神隠し」とともに金熊賞を受賞。
日本劇場未公開作品です。


す、すごい。これ、どうやって撮ってるのかと思う。
まるで、その場で、カメラの生中継があったかのように、再現されていきます。

差別撤廃を求めるカトリック系住民は、クーパーの下院議員の呼びかけによる大デモ行進をしようとしていた。これは、あくまでも平和的な行進のつもりです。しかし、なぜか、政府は特殊部隊を含めた多数の軍隊を配置、強硬阻止の姿勢を強めます。
やがて、軍の挑発に一部の若者たちが暴走し始め、主催者も押さえられなくなってくる。同時に、軍特殊部隊も突入命令が出ないことに、いらいらし始める。双方ともに、じりじり、じりじりとコントロールが効かなくなっていく様子をカメラは冷静に描き出していきます。

そして、ついに惨劇が。
軍は、まったくの無抵抗の一般市民に向かって銃を乱射。
次から次へ、一般市民が倒れていきます。
ここは戦場か!のような光景の臨場感。恐怖。
阿鼻叫喚の場面を大エキストラを使い、再現してる画面はすごい。

一般市民10万人のエキストラに協力してもらってるようなのですが、
市民にとって、忘れることのできない凄惨な事件だったということだろうと思いますし、この映画を観て、それが伝わってきますね。
市民側、軍部側、どちらにも片寄らない視点、ということが特徴的で、
それが、群集の危うさや錯綜する軍隊をリアルに描き出すことになっています。

監督は「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」「ユナイテッド93」のポール・グリーングラスです。独特のドキュメンタリータッチの手法ですね。この監督さん、すごい作品、作ってたんですね。
この『ブラディ・サンデー』を観ると、最近公開されてた「クローバーフィールド」の臨場感なんて、あほらしく感じます。性格の違う映画なので比較してはいけないんだけどね。


『ブラディ・サンデー』 Bloody Sunday 2002年【英・アイルランド】
ドラマ
監督:ポール・グリーングラス
出演:ジェームズ・ネスビット(男優) アイバン・クーパー
私の感想:★★★★★ うまい。

ブラディ・サンデー スペシャル・エディションブラディ・サンデー スペシャル・エディション
(2006/08/11)
ジェームズ・ネスビット

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色彩の詩人シャガール展へ行った。
2008年10月16日 (木) | 編集 |
シャガール展

シャガールは、ロシア(現在のベラルーシ)生まれで、
後年フランスを中心に活躍しました。(1887-1985)
兵庫県立美術館 2008年9月6日~10月15日

「ユダヤ劇場」の壁画など、シャガールの初期から晩年にわたって制作された約150点の作品でかなりの量でした。色の美しい作品も、引きつけられるんですが、私は版画が、かなり面白かった。挿画に使われてるものなので、顏の描き方がユーモラスで、極端に人物が誇張され、それが面白くて。ストーリーが浮かぶような微笑ましさがありました。

いつも絵ハガキを2~3枚買うんですが、
有名そうな絵は大判ハガキになっていたりして、ずるい、値段が高いやん。
絵ハガキも、いかにも売れ筋絵柄ばっかりで、いいものが、ない。
版画絵の絵ハガキがないので、どうしようかなぁ~と迷ったあげく図録を買ってしまいました。
図録って高いですねぇ。

あと、
兵庫県立美術館について前々から思ってることも書いとこ。
どうもこの建物、何か、へん。
基本的に1階チケット売場から3階展示室入口まで、吹き抜けの階段を使って上がるように考えられているようで、足の悪い方や高齢者の方は不便だと思うんですね。一応、エレベーターもあるのですが、隠すように設置されている。土日のように来場者が集中した場合、狭い場所でひしめき合うことになってしまうんです。3階に着いても、狭い吹き抜け廊下を歩いて入り口まで移動しないといけないし。なんだか、作った人も運営する人もうまく活かせてない感じ。
お役所が、安藤忠雄先生におまかせ、で作ってしまったんだろううなぁという気がします。ネームバリューで何年かは人が呼べると思うけど、また来ようかなという心地良さが感じられないのは弱点でしょう。後々、こんなもんなんで作ってん、といわれんように、ここに足を運ぶ価値というものを生み出していって欲しいですね。


4分間のピアニスト
2008年10月15日 (水) | 編集 |
レッスンを進めるうちに、次第に心が打ち解けあい、共鳴していくような物語ではない。
二人の女がお互いに心の叫びを、ピアノにぶつけ合うのである。

4分間のピアニスト

冒頭部分、薄暗い部屋で煙草を吸うジェニー。その窓から屋外へカメラが出ていって、ぐーんと俯瞰になり、だんだんその建物の全景が見えて来た時、あっ、ここは刑務所なんだということがわかる。なかなかのオープニングで始まった。

監獄で長年ピアノ教師を務めてきた老女クリューガーは、天才級のピアノの腕前を持つジェニーと出会うことになる。クリューガーは、教師として厳格なピアノレッスンをほどこそうとする。しかし、ジェニーは、感情の高ぶりを押さえることができない子。いったん、わめき出すと暴力を振るい、どうしようもなくなってしまう。時には自分自身をも痛めつける。
二人の女性の過去が次第に明らかになっていくにつれ、
二人とも、何かにしばられもがき苦しんでいることがわかってくる。
ビジュアル的にも、閉ざされた空間、刑務所内を舞台にして描いてるのが渋いですね。

4分間のピアニスト

いよいよ物語は、最後4分間、驚愕の演奏へ。
これは日本人ピアニスト白木加絵さんの演奏だそうです。

(以下、ネタばれにします。)

最後の演奏がやっぱり楽しみなわけで。
おー、ピアノを打楽器にしたか~!これは意表をつかれました。
彼女のこれでどうだ、といわんばかりの演奏は、
もちろん聴衆に向けてのものではないし、先生に向けてのものでもないでしょう。
最後のお辞儀も、うやうやしく、クソババアと言ってるように見えた。
クリューガー老教師は、かつてナチスの収容所で愛する人を失い、そのまま、ずーっとこの刑務所に囚われ続けてきたんですね。ジェニーという、ものすごい強烈な人間とぶつかった時、老教師の止まっていた時間が動いたんだと思います。やっと閉じこめられていた過去から解放されたのかなと感じました。
強烈な作品ですね。

『4分間のピアニスト』 Four Minutes(Vier Minuten) 2006年【独】
ドラマ
監督:クリス・クラウス
ハンナー・ヘルツシュプルング(ジェニー・フォン・レーベン)
モニカ・ブライブトロイ(トラウデ・クリューガー)
私の感想:♪♪♪♪ かっこいい。最後の4分間だけ楽しみに観ても十分面白い。

♪オリジナル・サウンドトラック 映画「4分間のピアニスト」

紀元前1万年
2008年10月14日 (火) | 編集 |
紀元前1万年

マンモスが闊歩する原始人の暮らしを描いた作品かと思ってたら・・・

かなりの超娯楽作品。これは、なんや?と思いながら観れます。
でも、どっかで見たことあるような風景や展開で、
ちょっとぶっとびすぎじゃないかなー。

『紀元前1万年』 10,000 B.C. 2008年【米・ニュージーランド】
アクション
監督:ローランド・エメリッヒ『インデペンデンス・デイ』
出演:スティーヴン・ストレイト(男優)デレー
   カミーラ・ベル(女優)エバレット
   クリフ・カーティス(男優)ティクティク
私の感想:★★☆☆☆ ここは、どこ?


おくりびと
2008年10月01日 (水) | 編集 |
祝!第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞!

おくりびと

劇場は、ご高齢の方、多かったです。その年代の方となると、それぞれに誰かを、おくられてきてるわけだろうと思いますから、シーンを見て、その時のことを思いだされるんやろなぁと思います。
“納棺師”という職業にスポットを当てたアイデアも良いですし、日本固有の“納棺の儀”を描くことにより、日本人の死に対する考え方、日本人の心というものを世界にアピールすることが出来たことでも大きな評価をあげてもいい映画と思います。

納棺師を演じる本木雅弘の所作が、たいへん美しい。
静寂の中、シュという衣ずれの音、添えられる手つきの優しさ、ご遺体へ向けられるまなざし、
亡くなられた方が最後に出会う方、いや最初に出会う方と言った方がいいのか、言葉をかわすことのない所作でのやりとりの中、厳かに伝わってくるものがありますね。
この所作が絵的で美しいので、これをもっと観せてくれてもいいんですが、映画は、笑いあり、食事シーンもふんだんに盛り込まれ、生きるということも描かれていきます。

脚本的に極端な部分があって、大悟の仕事を、妻・美香が、穢らわしいと言ったり、同級生は、近寄ったらいけないもののように扱いますが、今は、あまりそういった意識はないですよね。お清めの塩なんてのもなくなってきてるし。ちょっとオーバー気味かな。もっとも違和感があったのが、風呂屋のおばちゃんの納棺に、大悟の妻も立ちあう事ですね。これは親しい人だけで行いたいものなので、見知らぬ他人である納棺師の妻が参列するのは私だったらいやだなぁ。ストーリーの流れ上、必要なんですけど、大悟の妻は、かたすみにいるぐらいにして欲しかった。

あと、山田辰夫演じる男の妻が亡くなった際の納棺の部分は、たいへんよかったですね。大悟が亡くなれた奥様にお化粧をするため、使っておられた口紅のことをたずねます。主人は、えっ、と、当然わからずうろたえてしまいます。娘さんが持ってくるのですが、そのあと、おそらく彼は、口紅をつけた妻の顔を改めてまじまじと見つめることになったのであろうな、と思います。一番きれいな顏でした。と礼を述べるところは、なかなかいいエピソードになってました。

あまり堅苦しくなく観れる雰囲気にしてますけど、
納棺の所作の美しさが、全編をキリッと、まとめてる感じです。
誇りある仕事として描かれるのも好感度大です。


↓このページが、この映画について参考になると思います。後半が面白いです。
死を想う http://www.1101.com/okuribito/2008-11-25.html

おくりびと Departures 2008年【日】
アカデミー賞外国語映画賞・モントリオール世界映画祭グランプリ
ドラマ
監督:滝田洋二郎 『壬生義士伝』『陰陽師』
音楽:久石譲 「おくりびと」
出演:本木雅弘(小林大悟)/広末涼子(小林美香)/山崎努(佐々木生栄)/余貴美子(上村百合子)
私の感想:★★★★★
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