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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
レッドクリフ Part I
2008年11月29日 (土) | 編集 |
レッドクリフ1

趙雲が劉備の子、阿斗を抱き、敵陣をたった一騎で駆け抜けるところからなので、
おー、と、いれこんで観てしまいました。
ちょっと中盤、ラブシーンもあり、長々とした印象もありましたけど。

初めて三国志に触れられる方も楽しく観れます。
陸戦シーンで、待ってました!関羽登場!のように、一人づづ出てきて
ショーのように、バッタバッタと敵を薙ぎ倒していく。
序盤、曹操が関羽をだまって立ち去らせるシーンも挿入されたりしてて、ちょっとエピソードを知ってる方がより感慨深いかなー。

今回の三国志を整理してみると、こうです。

レッドクリフPart1マップ

もともと、
赤壁の戦いは、魏VS呉のお話で、これでは三国志そのものを描けないんです。
登場人物も異常に多いため、スパッと割り切ってますね。
君主である蜀の劉備、呉の孫権は、脇役へ回し、
《魏》曹操《呉》周瑜《蜀》孔明、3人のトライアングルになってます。
関羽・張飛・趙雲の人気キャラをどうするかなんですけど、
周瑜と孔明が手を組むという形で参戦させてます。
女性陣に、絶世の美女と言われる周瑜の妻・小喬を登場させ、
勇ましい孫権の妹・尚香も加えてアレンジ。
全部、赤壁に集めちゃえ、ってのがジョン・ウー流三国志の布陣です。

今回は、大胆にアレンジして、
三国志ワールドを二部構成で観せるエンターティンメントの形。
三国志は、史実がどうこうではなく、強烈な個性をを持つ愛すべきキャラクターが魅力なんだと思います。各キャラにファンがいて、あの場面が良かった、いやこの場面も捨てがたいと言うような思い入れがあるんだろうなぁと思いますが、
この映画は、三国志を知ってる方も知らない方も、楽しんで観な損、というものだと思いますのでショーを楽しむような気持ちで観た方が数倍お得です。

レッドクリフPart1八卦の陣

数多く語り継がれてる三国志ストーリーの中に、周瑜が主役になってるのが、あるのかどうかわからないんですけど、今回、悲願の抜擢のようにクローズアップされたのが、呉の周瑜(トニー・レオン)。
人々に慕われる、もの静かな優しい男像にトニー・レオンがよく似合ってますね。
それを上回って、今回の物語のキーになったなというのが、孔明(金城武)。
涼しげに羽根扇をあおぎ、ひょうひょうとした雰囲気を漂わせながら、笑みを浮かべる孔明が、いいアクセントになっていて、闘いの物語をスムーズにしてるなと感じられました。彼に、策師的な理屈をしゃべらせてないのが、うまくいってるんだと思います。
孔明がこの物語全体を動かしてる影の軍師っぽくなりましたね。
この孔明がいるので、小喬の愛が不要気味に、なっちゃってますよね。ラブシーンが、この映画に水を差してしまってるなーと感じます。

なにより
槍の使い手趙雲、大薙刀の関羽、豪腕の張飛(張飛は扱いがかわいそう)、
彼らがいなければ三国志は始まりません。
もっと活躍して欲しいぐらい。
あっ、関羽出てきた!ってのがすぐにわかるような、いかにもいでたちで登場してくるので、見てるだけで、うれしくなってきますね。

あと、ちょい渋いのがこの映画では出番の少ない呉の孫権。父・兄の後を継ぐ若き君主で、代々仕える重臣との軋轢に苦悩してるんですけど、歯痒さが出てる雰囲気がよかったですね。地味すぎる役回りになってしまってる蜀の劉備とは対称的ですね。

ジョン・ウーが三国志のツボをきっちり押さえて、人物の魅力を前面に、実にうまく、まとめてると思います。繰り返し観たいなーと思うような映画でした。

Part I を観た限りの予想では、かなりオリジナルストーリーによる赤壁の戦いが待っていそうです。Part II は、前半で、女欲しさの戦い・人材不足が強調された曹操にウエイトをもってきて欲しいところですけどね。愛を手入れられない、心で通じ合える仲間もいない、曹操。悪役ならではの悲しみの見せどころはあるか?
Part II が、楽しみです。


◎この人が小喬を演じた台湾のスーパーモデル、リン・チーリン。
脚長くて、顔、小さいですねー。映画版では、なぜか小喬は大活躍。
レッドクリフL


レッドクリフ Part I Red Cliff(赤壁/Chi bi)2008年【米・中・日・台湾・韓】
アクション
監督/脚本:ジョン・ウー
出演:周瑜(トニー・レオン)/諸葛孔明(金城武)/曹操(チャン・フォンイー)/孫権(チャン・チェン)/小喬(リン・チーリン)/劉備(ユウ・ヨン)/関羽(バーサンジャプ)/張飛(ザン・ジンシェン)/趙雲(フー・ジュン)/尚香(ヴィッキー・チャオ)/甘興(中村獅童)
私の感想 ★★★★☆


レッドクリフII予告
前売券に“三国志キューピー”ついてますよ、ついに趙ピーも出るみたい。
◎劇場前売特典「レッドクリフ Part2」以下レッドクリフ公式サイトより引用
11月1日から“必勝孔ピー”を皮切りに、新たに趙雲バージョン、孫権バージョンも加えて“三国志キューピー”が登場!先着で各5000個限定の特典となります。
・第一弾(11月1日~):必勝孔ピー
・第二弾(12月1日~):「三国志」“パワー”カード
<周瑜、孔明、小喬、曹操、孫権>(ポストカード5枚セット)
・第三弾(1月30日~):周ピー Part2、趙ピー
・第四弾(3月14日~):曹ピー Part2、孫ピー


<追記>Part II は4月10日(金)より公開!キューピー情報の記事はこちら→
<追記>第三弾の趙ピー、周ピー、ゲットしました!こちら→
<追記>3月11日DVD発売開始!
レッドクリフ Part I スタンダード・エディション [DVD]
レッドクリフ Part I コレクターズ・エディション

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最初に手にとったのが、この横山さんの漫画。第一巻が感動的に描かれてて、三国志に嵌まってしまいました。たいへんわかりやすいので、誰にでもおすすめできます。

※漫画では (11) 孔明の出ロ(12)孔明の大論陣(13)赤壁の戦い

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漫画の次にさらに詳しく読んでみたのが、吉川英治版。多くの方が読んでいる三国志のスタンダード。ただ、長いので読むのには気合い、いりますぞ。


続き→レッドクリフPart II ―未来への最終決戦― 鑑賞しました。
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