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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
K-20 怪人二十面相・伝
2008年12月29日 (月) | 編集 |
さすが、明智君。よく見破ったな!
諸君、また会おう!(ヒラリ)
ふははっははっ。

あっ、
待て~~~っ!二十面相~~~~~~~!!!

こんな絵が浮かぶんじゃないでしょうか。
みんなよく知る、怪人二十面相。

K-20

時は1949年。舞台は帝都。
第二次世界大戦が回避された日本では、華族と呼ばれる富裕層が幅をきかせ、富める者は富み、貧しい者はさらに貧しくなるというおかしな社会となっていた。その富裕層から美術品や骨董品を鮮やかに盗み出す“K-20”こと怪人二十面相が世間を騒がせていた。


いやぁ~、面白かったです。
図書館にあった江戸川乱歩の少年探偵シリーズは、よく読んでました。表紙と中の挿絵も、不気味で好きでしたね。
映画も、大正ロマンのような舞台で、建物自体も美しいし、出てくる小道具や美術が凝っていて、すんなり世界へはいっていけました。この作品は、美術的にすごく楽しかった。

K-20ネコ3
とぼけキャラ。金城武。こんなイメージ

違う!オレは二十面相じゃない。
サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、罠にはまり濡れ衣をかけられます。潔白を証明するため二十面相に闘いを挑んでいきます。
金城武は、日本語のしゃべり方が変なんですが、素直に物事を受け入れる、たんたんとした役なので、そんなに気にならないかな。アクションは、本人がおこなっている部分もあるらしく、なかなか、かっこいいです。
建物から建物へ飛び移るアクションシーンがあって、これはパルクール(道具なしに自分の肉体のみで障害を乗り越えていくスポーツ)というもので、専門家によるスタントですけど、このシーンは、見応えあります。
金城武A

そこまでだ!二十面相!
宿敵、名探偵・明智小五郎(仲村トオル)も当然、登場。ただ、彼は華族で、いやーな雰囲気の明智小五郎です。鮮やかな名推理を見せるわけでもなく、どこが名探偵なのか、さっぱりわからないんですけど、気取った明智が、まじめにしゃべればしゃべるほど面白くなる。
小林少年も登場しますが、同じく金持ちのボンボンで、めっちゃいやな感じ。少年探偵団もブルジョアでブレザー着てたりして。

良家の子女のたしなみです。
怪人二十面相に狙われる羽柴家の令嬢、羽柴葉子(松たか子)。松たか子は、お嬢様って感じはしないんだけど、無邪気なボケ担当。

大正ロマンのような舞台で、この三人を中心に話が進む、これが、観てて楽しいのよ。怪しげな面白さに引き込まれていってしまう雰囲気かなー。

K-20サブ1

からくり師・源治(國村隼)という便利グッズや秘密兵器を作ってくれる味方キャラが平吉についてるのが、大きな特徴。なんとなくシリーズ化されそうな内容で、今後、出てくる秘密兵器も楽しみ。続編が出来たら観にいきたいです。

ただ、『K-20』というタイトルが、あまり、いいと思ってないんですよね。内容的には“真説二十面相奇談”で、どうもK-20という響きがいやだなぁ。できたら次回はタイトルをしゃれたものに変えて欲しいなと個人的に思っています。


『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』 2008年【日】
アクション
監督/脚本:佐藤嗣麻子
出演:金城武(遠藤平吉)/松たか子(羽柴葉子)/仲村トオル(明智小五郎)
/國村隼(源治)/高島礼子(菊子)/本郷奏多(小林少年)/シンスケ(今井悠貴)/益岡徹(浪越警部)/鹿賀丈史(謎の紳士)
私の感想:★★★★☆ 

原作:北村想 
怪人二十面相・伝 (小学館文庫)
怪人二十面相・伝〈PART2〉 (小学館文庫)

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◎映画パンフレットには、舞台セットの制作話やデザイン、本編に出てくる小道具の紹介があって、なかなか面白かったですよ。今回は、ワイヤーでなく重力のあるアクションシーンを目指したらしく、そのあたりの監督さんインタビューも興味深い。
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