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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
ルパンの消息
2009年01月03日 (土) | 編集 |
モノクロ調の、三億円事件の場面から始まり、
むむっ、
と、引き寄せられます。
原作は「半落ち」「クライマーズ・ハイ」の横山秀夫さん。

最後まで、わからない展開で、よく出来たサスペンスでした。
俳優さんも豪華。WOWOWドラマは、チカラはいってます。

ルパンの消息

15年前に起こった女性教師自殺は、殺人事件ではないかというの可能性が浮かび上がる。警視庁へタレ込みがはいったのだ。時効まで、あとわずか。新たな捜査チームが編成され取り調べが始まる。

南蒲田署の溝呂木刑事(上川隆也)に、上層部より突然、呼び出しがかかる。
捜査本部の指揮を取れとの命令だ。えっ、なぜ、私が?
捜査本部の部屋にはいると、案の定、なぜ、こいつが指揮を取るんだ、という皆の視線。警視庁の刑事たちには、よそ者に指図されるのはおもしろくない。いきなり、組織内のしがらみを描くような横山秀夫さんっぽい世界。
次第に、ルパンの意味も、わかってきて、ドキドキ。

横山秀夫さんの作品は、事件の真相より、それに関わる人物の心の葛藤を描いていくことが主体なんですね。登場人物の、隠されていた思いが垣間見えるところで、あ~そうだったのか、そう思っていたのか、と、ほろっときてしまいますね。

ドラマの予算の都合だと思いますけど、15年前の学校とか小道具に、もっと凝れてたらなぁ。15年前の場面と、現在の場面が、対比できてたら、もっといい雰囲気に仕上がってたと思います。


ルパンの消息 2008年 WOWOWドラマDVD
サスペンス
監督:水谷俊之
原作:横山秀夫
出演:上川隆也、岡田義徳、佐藤めぐみ、新井浩文、柏原収史、吹越満、津田寛治、遠藤憲一、羽田美智子、長塚京三、塩見三省
★★★★★ 
サスペンスドラマとして満点。
最後も、ぐっときたよ。横山秀夫の世界を堪能できる。

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横山秀夫

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1991年、第9回サントリーミステリー大賞佳作賞受賞作。デビューの何年も前に書かれた「幻の処女作」ともいわれています。

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