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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
イーグル・アイ
2009年03月15日 (日) | 編集 |
シャイア・ラブーフが主演作として「トランスフォーマー」のスティーヴン・スピルバーグ、「ディスタービア」のD・J・カルーソー監督と再びタッグを組んだアクション・サスペンス。まったく面識のない男女が脅迫めいた謎の女性からの電話で引き合わされ、監視と指示を受けるがまま行動するうち国家に追われる羽目になるさまをスリリングに描く。共演に「近距離恋愛」のミシェル・モナハン。


突然、携帯電話に謎の女性の声が。
指示に翻弄される男女。
相手はいったい何者なのか、自分たちは、なぜ、このような目にあうのか。

よう死なんこっちゃな、というような場面の連続また連続なのよ。
でもね。私、この映画、まったくだめでした。

謎の指示者は、あらゆるコンピューターに介入できるのに、
何をこんなまどろこしいことをしてるのと思い始めて、
気持ちが、どこか遠くへ行ってしまいました。
もう最初の方から、気持ちと画面が分離してしまった感じで、
ただ、展開される激しい画面を
目が追ってるだけの、空しい気持ちになった。

本でも、絵画でも、もちろん映画でも、
それを見て、
作者は、こういう気持ちで作ったんじゃないだろうか、
ここを見て欲しいんじゃないんだろうか、など
対話のようなものがありますよね。
この映画に関しては、まったくそういうものが感じられなかったなぁ。

作品と自分の距離が一定で、平行状態が、最後まで続いた感じ。

これだと、B級のしょーもないんだけど、
憎めない面白さ、楽しさの方が、よっぽど、心が動く。

製作費もったいないような気がする。


イーグル・アイ Eagle Eye 2008年【米・独】
 [アクション
監督:D・J・カルーソー
シャイア・ラブーフ(ジェリー)/ミシェル・モナハン(レイチェル)
★☆☆☆☆ 作品じゃなく映像の羅列に見えてしまった。
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