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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
オペレーション・ワルキューレ
2009年04月02日 (木) | 編集 |
トム・クルーズ『ワルキューレ』を観たので、本国ドイツで製作されているTV映画『オペレーション・ワルキューレ』を観てみた。

オペレーション・ワルキューレ

主演セバスチャン・コッホ。『善き人のためのソナタ』『ブラックブック』にも出演したドイツを代表する名優。ドイツ本国では、暗殺未遂事件から60周年にあたる2004年7月20日に放送され、高い評価を得たそうです。

原題は、Stauffenberg。ずばり、主人公の名前。
シュタウフェンベルグさんは、祖国では、誰もが知る英雄のようです。
ドイツの方が観る作品なので、説明的な部分はなく、駆け足で起こった出来事を、順に追っていく進行です。爆破後も、人物名が、どんどん飛び出し、両陣営の動きを同時に描いてくるので、これは、何も知らないで観ると、ちょっと、わかりにくいかもしれないですね。

『ワルキューレ』との違いとしては、
生き残ったユダヤ人女性から虐殺の話を聞いたり、将来のあるドイツの若き兵が死んでいく場面があったりと、次第に、彼が、ヒトラーのやり方に憎悪をつのらせていく心境が描かれていってます。
自分自身の片手、片目を失い、病院に訊ねてきて泣く奥さんに、君の涙もふいてあげられなくなってしまった、と語ります。
我が子が、あどけなくハイルヒットラーと敬礼するのを見て、とまどう彼の表情がたいへん複雑です。

爆破後は、通信を押さえることができず、すぐにラジオ放送でヒトラー生存が伝えられてしまったみたいです。その状況の中、必死に打開しようとしますが、どんどん追いつめられていく様子が、かなり描かれていきます。

『ワルキューレ』で概略を掴んだ後、『オペレーション・ワルキューレ』のリアルタイム進行を観ると、事件のいきさつや緊迫感が、よりわかってきます。

96分と短く、盛り上がりに欠けますが、
これは、事件の顛末を、まじめに作った作品なんだろうと思います。
このドイツ版とハリウッド版は、場面描写が似てますね(^^)
ハリウッド版は、このドイツ版を、アレンジしたのかな、と思う雰囲気です。

予告編をどうぞ。


オペレーション・ワルキューレ Stauffenberg 2004年【ドイツ】96分
監督:ヨ・バイヤー
セバスチャン・コッホ/ウルリッヒ・トゥクール/ハーディ・クリューガー・Jr
★★★☆☆
ドラマ
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