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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
アイズ《the EYE【アイ】リメイク版》
2009年04月19日 (日) | 編集 |
移植された角膜に、残されたドナーの記憶が見える・・・

香港・タイ合作「the EYE【アイ】」の米リメイク版。
オリジナルは、未見でしたが、手塚治虫「ブラックジャック」の中に、このような話があったので、きっと、そのような話だろうと思って観ました。

アイズ

これは、面白かった。
彼女には、現実でないものが見えてるような気がするのですが、
この状態が、自分の精神状態からきてるものなのか、
それとも、手術後、なにか異常なことが起こってるのか、
まったく、わからないわけです。

まだ、目が見える感覚にどうしても慣れず、以前のように触ったりして確かめたりしてしまうし、自分の目なんだけど、そうではないような感覚があるのです。
それなのに、まわりの人は、目が見えるようになって良かったねー、みたいに、彼女の気持ちもわからず接してくる。
彼女は、不安ととまどいで、いっぱいいっぱいになってきてしまいます。

アイズ_img2

私たちも、体調が悪い時、その原因や病名がわからないと異常に不安ですよね。
この話では、医者も、いけすかん奴に設定されてて、あ~それは、よくある症状で、慣れたらだいじょうぶですよ、と言う具合に接してくるんですよね。
患者の声に耳をまったく傾けてくれないし、まるで患者が悪いかのようなみたいな態度をとってくるわけですよ。
これは、不安だ。

次第に、こんな嫌な気持ちを味わうのなら、手術を受ける以前の世界の方が良かったという気持ちにまで、なっていってしまいます。彼女の不安な気持ちを、うまく心理サスペンスにしていて、恐い作品だと思います。

アイズ THE EYE 2008年【米】97分
監督:ダヴィド・モロー
出演:ジェシカ・アルバ(シドニー)/パーカー・ポージー(姉ヘレン)/ラデ・シェルベッジア
感想:★★★★☆
アイズ [DVD]

※オリジナル「the EYE【アイ】」(2002)は、角膜移植手術を受けた16歳の少女が、1週間後に自殺したというタイで実際に起きた事件を、ヒントに製作された。と、いうことなのですが、この作品は、やっぱり、ブラックジャック『春一番』を、ヒントにしているのではないかな?と思います。『春一番』は、角膜移植手術を受けた女性の目に、なぜか謎の男性の姿が映るようになるという話です。
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(1993/07)
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