観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
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クライモリ
2009年07月31日 (金) | 編集 |
渋滞だからといって、抜け道を行くのはあぶないぞ。(´□`;)
怪しげなガソリンスタンドのおじさんには、気をつけよう。

クライモリ01

医学生クリスと、キャンプ旅行に出掛けたジェシーら5人の若者たち。木々がうっそうと茂る無人の山道で衝突事故を起こした両者は、公衆電話を求めて歩き始めるが……。

立ち往生する舞台は砂漠から広大な森へ。サランドラ(1977年)をヒントに作ってある作品みたいで、ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年)と似たお話です。こちらは、若者たちが巻き込まれる、いかにもホラーといった風味の手堅い作りです。

広大な森をさまよううちに、不気味な山小屋を発見。電話を貸してもらおうと中にはいるが、そこは、食人マウンテン三人組のすみかだったのだ。ここに人間を運び込み、調理していたようで、この山小屋の中に置いてあるものが、気持ち悪い。
命からがら、森の中に逃げ込むが、マウンテンたちは、執念深く追いかけてくる、彼らは、人より優れた体力の持ち主らしくマウンテン三人も、それぞれ個性的に描かれてて面白い。

クライモリ03

見張り台に登ってどうなるのかなーと思ってたら、追っ手に、火をかけられてしまう。
こうなったら、森の木の枝へダイブ!と、瞬時な行動。
この物語の主人公男女は、結構クールなタイプで、わめきちらさないんですよ。
枝を綱渡りするという変わった逃げ方で、
森という舞台を活かしてますなぁ。

特殊メイク・特殊効果の第一人者スタン・ウィンストンが劇場映画としては初のプロデューサーも兼ねていて、凝った演出になってます。DVDメイキングを観てると、特殊効果を楽しんで作ってますよー、といった感じの映画です。だらだらしていない作品で、良いですよ。

クライモリ02

クライモリ WRONG TURN 2003年/アメリカ 84分
監督: ロブ・シュミット
製作: ロバート・クルツァー/スタン・ウィンストン
エリザ・デュシュク(ジェシー)/デズモンド・ハリントン(クリス)/エマニュエル・シューキー/リンディ・ブース/ジェレミー・シスト/ケビン・ゼガーズ
★★★☆☆
クライモリ デラックス版 [DVD]クライモリ デラックス版 [DVD]
(2005/04/22)
エリザ・デュシュク、デズモンド・ハリントン、エマニュエル・シューキー

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ヒルズ・ハブ・アイズ
2009年07月29日 (水) | 編集 |
この作品は、TSUTAYAでは置いてないので、
遠くのGEOまで、行ってみました。
GEOは、8/31まで、旧作100円ですよ!(^▽^) うれしいですね。


あとがなくなった九回裏!絶対絶命の荒野に、この男が立ち上がる!

ヒルズ・ハブ・アイズ01

77年製作「サランドラ」を「ハイテンション」のフランス人監督アレクサンドル・アジャがリメイクした戦慄のサバイバルアクション。警官を退職したカーターは、トレーラーでの家族旅行に出かけるが、砂漠の真ん中で立ち往生してしまう。それは、放射能によって突然変異を起こした食人フリークス集団の罠だったのだ。

TSUTAYAさんが、規制をしてるのは、放射能の影響を受けた者を、奇異なものとして扱っている作品と判断しているからかなぁ。倫理上、好ましくないということなのか、くわしいことはわかりませんが、観たかぎり、そういうことなく、しっかりと作られてます。
描かれるのは、人間対人間、お互い家族のため必死で戦う人たちです。核実験場跡での壮絶な戦いを通じ、核を批判しているような作品でもありますね。

家族それぞれの気持ちを、時間をかけ、きちんと描いているところが、
このアクションホラーを、いいものにしています。
カーター家の構成は、父、母、長女、娘婿、孫娘、長男、次女、愛犬2匹。
他のレビューを観ると、サザエさんと同じ構成!と書いてありました、そのとおりです。
このトレーラー旅行、はりきっているのは、お父さんで、まわりは、あまり乗り気ではないようなんですね。長女は、赤ちゃんもできたし、この旅行で主人とみんなが仲良くなってくれれば、みたいに気を使ってるみたいだし。若い長男と次女は、かったるいという感じで、しぶしぶついてきてるみたいです。
なにより、元警官で頼りになるお父さんと、やわなビジネスマンの娘婿とでは、見るからに合わない雰囲気で、片身の狭い娘婿も、お義父さんが言うからハイハイ参加しますという感じです。
この頼りない娘婿が、やがて、危機的状況の中、人が変わったように戦っていくのが、すごいんですよね。

家族チームの4番バッターのお父さんは倒れた。
もう、俺は、控え選手として甘えてられない!俺もカーター家の一員だ!

と、いう感じです。
※野球に例えたけど、数えてみると、ちょうど7人+2匹=9でした!(^^)

戦いの場となる核実験場跡に残されたマネキンが、めっちゃ無気味です。お父さんの遺体の頭にアメリカ国旗が突き刺さってて、ものすごく皮肉な表現もあったりします。相手にも、家族がいるし、国家による被害者なのかもしれないけど、相手を殺すしかないのです。
観終わって、複雑なものがありますけど、サバイバルアクションとして、うまく作ってあると思いましたね。

ヒルズ・ハブ・アイズ壁紙

ヒルズ・ハブ・アイズ THE HILLS HAVE EYES 2006/アメリカ 107分
監督:アレクサンドル・アジャ
アーロン・スタンフォード(ダグ・ブコウスキー)/キャスリーン・クインラン(エセル・カーター)/ヴィネッサ・ショウ(リン・カーター・ブコウスキー)/エミリー・デ・レイヴィン(ブレンダ・カーター)/ダン・バード(ボビー・カーター)/ロバート・ジョイ(リザード)/テッド・レヴィン(“ビッグ・ボブ”・カーター)/トム・バウアー(ガソリンスタンド従業員)/ビリー・ドラゴ(パパ・ジュピター)/デズモンド・アスキュー(ビッグ・ブライアン)/エズラ・バジントン(ゴーグル)/マイケル・ベイリー・スミス(プルート)/ラウラ・オルティス(ルビー)
★★★★☆
ヒルズ・ハブ・アイズ [DVD]ヒルズ・ハブ・アイズ [DVD]
(2008/04/25)
監督:アレクサンドル・アジャ 出演:アーロン・スタンフォード他

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ファニーゲーム
2009年07月26日 (日) | 編集 |
卵を分けて下さいませんか?

オリジナル版ファニーゲームを、ついに観た (^▽^)/
この作品、ツタヤディスカスでも在庫が少ないみたいで、全然、借りれなかった。リメイク版リリースに合わせて、やっと観れました。

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穏やかな夏の午後。バカンスのため湖のほとりの別荘へと向かうショーバー一家。車に乗っているのはゲオルグと妻アナ、息子のショルシ、それに愛犬のロルフィー。別荘に着いた一家は明日のボート・セーリングの準備を始める。そこへペーターと名乗る見知らぬ若者がやって来る。はじめ礼儀正しい態度を見せていたペーターだったが、もう一人パウルが姿を現す頃にはその態度は豹変し横柄で不愉快なものとなっていた。やがて、2人はゲオルグの膝をゴルフクラブで打ち砕くと、突然一家の皆殺しを宣言、一家はパウルとペーターによる“ファニーゲーム”の参加者にされてしまう。

(ネタばれ含んで書きますので、未見の方は、ご注意ください)

不快な映画ということだったけど、どっちかいうと凄惨な印象の映画だった。

この映画は、殺人が起こる後半からが、すごい。
銃声とともに画面が切り替わり、
血がドバッーとついたテレビ画面に映像だけがむなしく映っている。
そのあと、リビングルーム。
時が止まったかのように、何も動かない静かな部屋が映し出される。
ずぅーとカメラは固定されたまま、ようやく、よろよろっと奥さんが動き出します。

マンガのページをめくった感じがしました。
例えば、マンガでは、殴りかかるようなシーンがあって、次のページを開くと、吹っ飛ばされて倒れているシーンに変わるんですね。豪快に倒れている絵を見て、いかに威力がすごかったかを想像するんです。
これと同じく、殺害されるコマは、出てきません。
そのかわり、殺害後のリビングの絵は、これでもかというぐらい延々と描写しきます。

理由なき暴力、しかも自分の子供が一瞬にして殺されてる奥さんは、ゆらゆらと、すべてを失ったかのように動いてるだけですね。けがをした主人も、ようやく動き出しますが、足をけがしているので、自分で立ち上がることもできません。奥さんの助けを借りて、なんとか起き上がりますが、足が動かないので、一歩、進むだけでも苦痛で、おそろしく時間が、かかります。
徹底的に時間をかけ、暴力の酷さを伝えます。

このあたりが、他の映画と全然、違いますね。ある程度で、他の場面へ展開しそうなんですけど、それは、絶対しないです。実際、突然の暴力というのは、こういうものだと言うように、ワンカットで容赦なく、夫婦を撮り続けてます。
奥さんがんばりも、リモコンによって、巻き戻されたり、ナイフが画面に映って、何か起こるのかなと思ったら、あっという間に、奥さんは殺されてしまいます。

ことごとく、裏切っていく画面で、理不尽さを見せつけてきます。監督のいやがらせを感じますけど、画面に映らない暴力、これを心に映し出すことで、観客に挑戦してきてるイメージですね。かなり実験的な作品という感じもする。

ファニーゲーム Funny Games 1997年【オーストリア】 108分
監督/脚本:ミヒャエル・ハネケ
スザンヌ・ロタール/ウルリッヒ・ミューエ/アルノ・フリッシュ/フランク・ギーリング
★★★★☆
ファニーゲーム [DVD]
ファニーゲームU.S.A. [DVD]

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イルカの日
2009年07月24日 (金) | 編集 |
逆だった・・・
我々がイルカを真似るべきだったんだ。

イルカの日

解説:イルカに人間の言葉を理解させるべく研究を重ねていた海洋動物学者。その成果が見え始めた時、イルカを利用して大統領暗殺を企てるという陰謀が動き出していた……。フランスの作家ロベール・メルルのSF小説を「卒業」の脚本・監督コンビが映画化した異色スリラー。ジョルジュ・ドルリューの美しいスコアとイルカの鳴き声が切なく印象的。

たいへん悲しく、腹の立つ作品です。
人間て、なんてバカな発想しかできないんだろう。
この中で、政府の悪者よりひどく、最も愚かなのが、主人公の海洋動物学者だ。
彼こそ一番の嘘つきであり元凶。
イルカの声が、そう言っている。 (T^T)
研究のためと称しているが、要は、己の欲求を満たすため、言葉を教えただけ。
もう人間と話すな!という学者の、なんと勝手なことよ。


イルカの日 The Day of the Dolphin 1973年/アメリカ  105分
監督:マイク・ニコルズ
原作:ロベール・メルル
脚本:バック・ヘンリー
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:ジョージ・C・スコット/トリッシュ・ヴァン・ディーヴァー/ポール・ソルヴィノ/フリッツ・ウィーヴァー/エリザベス・ウィルソン/ジョン・デナー
★★★☆☆ 悲しい調べ。イルカが元気でなにより。
イルカの日 [DVD]

LOOP ループ
2009年07月23日 (木) | 編集 |
繰り返される、「私が殺される一日」
シチュエーション・スリラーの答えを、まったりと推理しながら楽しもう。

LOOP_POSTER

クレアは、ガソリンスタンド&コンビニのレジのバイトをしている。
夜勤のバイトが終わった朝からスタート。いつものように彼氏の迎えを待っていた。そこへ彼氏の車がやってくるが、運転してるのは見知らぬ男。不審に思いつつ、家まで送ってもらうことに。そのあと、家にその男が侵入してきて、地下室で殺されてしまう。
次の瞬間、目を覚ますと、夜勤のバイトが終わった朝に戻っていた。

何度も殺される場面に行き着き、なぜか戻ってしまうということが繰り返されます。

最初に、手短に殺される場面を見せてるのは、いいですね。そのあと、殺されるまでのシチュエーションが少しづつ変わってきて、これは、過去なのか、未来なのか、はたまた悪夢を見てるだけなのか、よくわからなくなってきます。
観てる人も、この不可解な無限ループから先へ進めず、ストレスを感じます。

途中に入るヒントらしき場面から、いったいこの状況は何?と、最後までお付き合いさせるスリラー。超低予算で役者さんもあまりうまくないので、もたもたしてる感じがありますが、まぁ、普通に楽しめるレベルにはある作品だと思います。

LOOP ループ SALVAGE 2006【米】80分 劇場未公開
監督:ジェフ・クルック
出演:ローレン・カリー・ルイス/クリス・フェリー/コディ・ダーベ
★★★☆☆
LOOP ループ [DVD]

マンデラの名もなき看守
2009年07月20日 (月) | 編集 |
マンデラの名もなき看守ポスター


南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラの、囚われの27年間。
そこにあった白人看守との交流を描く、実話をもとにしたストーリー。
マンデラが初めて自身の人生の映画化を許可した記念すべき作品。


マンデラの名もなき看守01
現存する歴史上の人物マンデラ役は、『24 TWENTY FOUR』のデニス・ヘイスバート。マンデラのすべての演説を何度も繰り返し聴き、彼のクセやアクセントなどを習得し演じた。落ち着いた威厳あるオーラを感じさせましたね。

マンデラの名もなき看守02
白人の名もなき看守グレゴリーに、『恋におちたシェイクスピア』のジョセフ・ファインズ。流暢にコーサ語を話せなければ役に信憑性が出ないと、約2ヶ月をかけ言語をマスターした。

マンデラの名もなき看守03
グレゴリーの妻グロリアには、ダイアン・クルーガー。夫がマンデラに近づくことに反発と不安を抱きながらも、最後に笑顔でマンデラと呼びかけます。夫を通じ、名もなき妻も変わっていくことになります。


傍観者になりたくない・・・歴史のひとこまに、私はなりたい。
劇中、グレゴリーが、言うセリフだ。
1968年、白人看守グレゴリーは、ネルソン・マンデラが収監されているロベン島の刑務所に赴任。マンデラの担当に抜擢される。政府は、マンデラの故郷の言葉であるコーサ語を使える彼に言動をスパイさせようとしたのだ。妻グロリアは夫の昇進をたいへん喜んだ。
当初、彼や妻は、まわりの人が言うように、白人と黒人は違うのであたりまえで、マンデラはテロリストであると、まったく疑問を抱いてなかった。子供にも、そう教えていたのです。
しかし、
マンデラに触れ、何かを感じたグレゴリーは、自ら学び、疑問を持ち歩み始めます。
偉大なるマンデラさんや南アフリカの歴史を描かず、グレゴリーや彼の家族のことを描いています。マンデラさんが立派な方であると思ってもらうのではなく、ひとりの庶民グレゴリーが何を感じ、どうしたかということから、考えて欲しいという作り方だと思います。世界中の人々に、勇気を与えるような作品ですね。

マンデラの名もなき看守 GOODBYE BAFANA
2007年/フランス・ドイツ・ベルギー・南アフリカ 117分
監督:ビレ・アウグスト
ジョセフ・ファインズ/デニス・ヘイスバート/ダイアン・クルーガー
★★★★☆ 日本語版タイトルが、すごくいい。
マンデラの名もなき看守 [DVD]
◎関連記事
インビクタス/負けざる者たち
ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト


1994年ネルソン・マンデラ 大統領就任演説より
我々が最も恐れているもの、それは自分が無力だということではない。
我々が最も恐れているもの、それは、自分には計り知れない力がある、ということだ。
我々が最も恐れるもの、それは我々の光であって、闇ではない。
我々は自分に問いかける。
自分ごときが賢く、美しく、才能にあふれた素晴らしい人物であろうはずがないではないか?
だが、そうあってはなぜいけない?
あなたは神の子である。
あなたが遠慮をしても世界の役には立たない。
周りの人が気後れしないようにとあなたが身を縮めることは何の美徳でもない。
我々は、自らの内にある神の栄光を現すために生まれてきたのだ。
そしてそれは限られた人々のものではなく、すべての人の内にある!
我々が自らの内にある光を輝かせるとき、
無意識のうちに他者に対しても同様のことを許している。
我々が自分の持つ恐れから自らを解放するとき、我々の存在は同時に他者をも解放する。

Nelson Mandela, 1994 Inaugural Speech
Our deepest fear ia not that we are inadequate.
Our deepest fear is that we are powerful beyond measure.
It is our Light, not our Darkness, that most frightens us.
We ask ourselves, who are you not to be?
Your playing small does not serve the World.
There is nothing enlightened about shrinking so that
other people wont feel insecure around you.
We were born to make manifest the glory that is within us.
It is not just inst in some of us; it is in everyone.
And as we let our own light shine,
we unconsciously give other people permission to do the same.
As we are liberated from our own fear,
our presence automatically liberates others.


スローターハウス5
2009年07月18日 (土) | 編集 |
時空の巡礼者。

SLAUGHTERHOUSE-FIVE_img

解説:カート・ヴォネガット・Jrの同名SF小説の映画化作品。実業家として成功した老境の男ビリー・ピルグリム。彼は自分の回想録を書こうとする。第二次大戦の捕虜収容所、飛行機事故の大惨事、彼自身の暗殺など、ビリーの、時間と空間を超越した体験を幻想的に描くが、それを端的に描出したカットの切り替わりの巧みさが素晴らしい。奇異な原作を映画化したジョージ・ロイ・ヒル作品としては、ジャンルは違えど、後の「ガープの世界」に共通するテイストがある。音楽はバッハの「ブランデンブルグ協奏曲」他6曲を使用。


原作を読んでいない私には、ちょっとわかりにくかった。
著者カート・ヴォネガット・Jr さんは、第二次大戦中、アメリカ軍兵士として従軍、ドイツ軍の捕虜となりドレスデンに送られ、そこで、ドレスデン爆撃を体験されたそうです。その体験から書かれてる物語みたいで、主人公ビリー・ピルグリムも捕虜となりドレスデン爆撃を体験します。
ただ、ピルグリムは、普通の人間とは大きく違う。
ある時、自分の結婚式にいたかと思ったら、次の瞬間には第二次世界大戦の戦地にいる、といった具合に、時間や空間を行き来してる人間なんですね。その次には、トラルファマドア星にいて、ガールフレンドのモンタナと楽しく過ごしていたりします。
これが自由に行えるなら楽しいかもしれないが、
自分の意志とは関係なく勝手に移動してしまうんですね。

時間の流れがない彼には、死さえ、ただの一場面にしかすぎません。
全編にわたって、どんな場面でも、あまり感情もない無表情なピルグリム、くせのない自然な画面でつないでいて、観て、たいへん不思議な感じがありました。
時空から切り離されると、目の前の風景がただ変わっていくだけ。
感情さえも、どこかに置き忘れてしまったかのよう。
これが、彼の体感なのかもしれないですね。

やっぱり人間としては、肉体は様々な場所に移動しようとも、感情は、ひとつの場所に置いておきたい。その置き場所が、トラルファマドア星なんでしょうね。

スローターハウス5 SLAUGHTERHOUSE-FIVE 1972年【米】103分
監督:ジョージ・ロイ・ヒル/出演:マイケル・サックス
原作:カート・ヴォネガット・Jr
スローターハウス5 (ハヤカワ文庫 SF 302) スローターハウス5 [DVD]
★★★☆☆

◎関連記事→ドレスデン、運命の日

スケルトン・キー
2009年07月17日 (金) | 編集 |
DVDパッケージが、恐すぎ (+_+)
これは、ホラーの棚より、サスペンスの棚に置かれる方が合っている。
屋敷や住人に翻弄され、最後、あっと驚く仕掛けが待っているよー。

スケルトン・キーイメージ
主演は、『あの頃ペニー・レインと』のケイト・ハドソン。

解説:ルイジアナ州ニューオリンズ。看護士のキャロラインは、老婦人のヴァイオレットと脳梗塞で全く身動き出来ない夫のベンが住んでいる古い屋敷に住み込みで働くことになった。その屋敷には鏡が一つもなく、至る所に魔よけのレンガ屑が撒いてある。働き始めて間もなく、バイオレットから全ての部屋を開けられる合鍵を預かるキャロライン。そしてある日、彼女はその鍵でも開けられない部屋を発見する。そこから、土地に伝わる古呪術“フードゥー”の存在と、昔この家で起こった惨劇を知らされるのだが。


ニューオリンズにある、お屋敷にまつわる出来事だ。
その屋敷には、老婦人のヴァイオレットと脳梗塞で倒れた夫ベンの二人が住んでおり、
主人公キャロラインは、そこでヘルパーさんとして働くことになる。
働き始めて間もなく、ヴァイオレットから全ての部屋を開けられる合鍵を預かる彼女。
ある日、彼女はその鍵でも開けられない奥の部屋があることに気づく。
主人ベンが、何かにおびえて窓から逃げ出そうとしたり、
家には、なぜか鏡が一枚も置かれてなかったり、
と、ものすごい怪しげな雰囲気。

調べてるうちに、その土地に伝わる古呪術“フードゥー”の存在を、
彼女は知り、これが、この屋敷と関係しているのでは、と考えるようになる。

なかなか話が良く出来てます。
最後まで観て、あ~こういうことだったんだと、振り返った時、
ぞぉ~っ、と、背筋が凍る思いがします。
好奇心は、持たない方がいいのかもしれませんねー。

スケルトン・キー01

(ネタばれ)
スケルトンキーは、ひとつで、全てを開けられるキーのこと。
フードゥーの呪いは、かけるものでなく、信じさせることが重要なキーで、彼女は、そのキーで、心の扉を開けてしまったということみたいですね。
タイトルに込められた意味も、恐いですね。

スケルトン・キー THE SKELETON KEY 2005年【米】104分 劇場未公開
監督:イアン・ソフトリー
ケイト・ハドソン(キャロライン)/ジーナ・ローランズ(ヴァイオレット)/ジョン・ハート(ベン)/ピーター・サースガード(ルーク)/ジョイ・ブライアン(ジル)
★★★☆☆
スケルトン・キー [DVD]

スケルトン・キー02

ノウイング
2009年07月13日 (月) | 編集 |
ノウイングポスター

派手な予告だけのハリウッド巨編っぽいし、ニコちゃん映画だし、
正直、期待していなかった。が、これは、ミステリアスで面白かったー \(^▽^)/

ノウイング001
ノウイング002

本編の災害シーンは、ここまでCGで作れるの、というような映像で、びっくりしました。でも、大惨事のシーンなので、これは観てつらい。特に、地下鉄脱線事故は、かなり痛々しくもあった。


こういった大惨事、自然災害が、もし、必然的なものだったとしたら。
あらかじめ、決まっていたことだとしたら。
そう、すべては宇宙の必然である、というお話だ。

宇宙の営みというものは、
偶然の積み重ねにすぎないのか、起こるべく定められているものなのか、
宇宙物理学の大学教授ジョンは、偶然だと、浮かない顔で答える。
科学者ともあろう方が、こんな答え?!と思うんだけど、
その理由は、彼の家のシーンでわかる。
彼は、息子ケイレブと二人暮らしで、奥さんは亡くなったみたいだ。
奥さんの事故が、必然であったと、どうしても思いたくないんだろう。
そんな、ジョンが、数列の書かれた、どえらい予言書を手にすることになる。

その予言書は、数列の書かれた奇妙な紙。50年前に、ルシンダという不思議な少女が、タイムカプセルに入れたもので、それを息子ケイレブが、受け取ったのだ。過去、地球上で起こった大惨事、自然災害が示されていることに気づいたジョンは、同僚に相談するが、そりゃ、偶然だろ、と相手にもしてもらえない。
ジョンは、悟ってしまったのだ、すべてが、偶然でないことを。奥さんの亡くなった事故も記載されてたせいもあるだろう。物理学者が数字で証明されてしまったのだ。混乱した彼は、ひとりで、これをくい止めようと、迷走し始める。

くい止めようとしても、宇宙には逆らえないわけで、謎に翻弄され、父としての無力さを感じる役は、ニコラス・ケイジに合っている。結局は、宇宙に神の意志を感じ、父、母、妹の待つ家族のもとへ帰っていくのだ。もうちょっと、ぼろぼろで、あわれになった方が、ニコちゃんらしくて、良かったと思うが。
50年前のルシンダはなんのために、ささやきを聞いたのか、選ばれし者を、サッと連れていけばいいだけなのに、なぜ、こんなややこしいのか、不明な点もいっぱいだが、すべては必然、この言葉で納得しよう。(^▽^)/

ノウイングimg

偶然、自分が生まれ、この世界に存在しているわけでは、ないでしょう。
すべてに意味があるのです。

(ちょっと、最後を、ネタばれ)

忍び寄る謎の人たちは、宇宙の使者であった。
新天地の星へと二人を連れて行く。その他の宇宙船には、動物が乗せられていたのか人間が乗せられていたのか、わからないが、新たな星のアダムとイブとなります。
もともと、今、地球に住んでいる我々も原人から進化したものとはかぎりません。かつて滅亡した惑星から、宇宙の使者によって運ばれてきた異星人が、地球人のご先祖様ということも考えられます。

宇宙船が消えていって終わりじゃ面白くない。人類の起原をも見せるようなシーンにしてるのは悪くないと思った。どうりで、ジョンのお父さんが、これは始まりだ、というはずだと思いました。滅亡の予言書を、新たな希望に決着させるとは。なるほど~ (^▽^)/ うまい考えでしたね。

ノウイング Knowing 2008年【米】121分
アレックス・プロヤス
ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー、ララ・ロビンソン
★★★★☆

シャッフル
2009年07月11日 (土) | 編集 |
あれっ、今日は、何曜日だっけ?

シャッフル_img01

二人の娘に恵まれ、郊外の一軒家で暮らすリンダ(サンドラ・ブロック)のもとに出張中の夫(ジュリアン・マクマホン)が交通事故で亡くなったという訃報(ふほう)が届く。突然のことに動揺した彼女は母親に手伝いに来てもらい、どうにか平静を保とうとする。だが、翌日彼女が目を覚ますと、死んだはずの夫がキッチンにいて……。
ドイツ映画界の新鋭『影のない男』のメナン・ヤポ監督、ハリウッド・デビュー作。


(ネタばれありで、書いてますので、未見の方は、ご注意ください)

突然、聞かされた夫の訃報。そこから、1週間が、トランプのように、シャッシャッシャとシャッフルされ、訪れる。彼女だけ時間を飛び越えてしまっているので、何が起こっているのか、まったくわからない。自分の精神がおかしくなっているのか、周囲の人間が何かを隠しているのではと疑い始めてしまう。
洗面所にある身に覚えのない薬、娘の顔の傷、葬儀に現れる謎の女など、次から次へと怪しげなものが出てくる最初は、ホラータッチで面白いけど、途中で、状況に気づき、紙に全体を書き、整理してしまうと、もう手品の種がわかったみたいなもので、興味がなくなってしまう。
バラバラに見せてるだけで、つながりも考えられていないので、あとは、目覚めると、今日は何曜日なのかなーという謎を残すだけだ。

ここから先は、未来に立ち向かうタイムスリップものでなく、夫婦愛を描くものに変わっていきます。死というものは避けられず、その運命を、いかなるものとして迎えられるのか、神様が与えてくれたチャンスということみたいですね。
サンドラ・ブロック主演で無難に作られている愛のハリウッドサスペンスでした。

原題 Premonition(プリモニション)とは、主に悪いことに関する予感、虫の知らせ、前兆などの意味です。

シャッフルイメージ02


シャッフル PREMONITION 2007年アメリカ 96分
監督:メナン・ヤポ
脚本:ビル・ケリー
サンドラ・ブロック/ジュリアン・マクマホン/ニア・ロング/ケイト・ネリガン/アンバー・ヴァレッタ/ピーター・ストーメア
★★★☆☆ シャッフルと見せかけ、愛のカードを引かす物語でした。
シャッフル [DVD]

GOTH[ゴス]
2009年07月09日 (木) | 編集 |
人間の暗黒部分に惹かれる者たち。それを“GOTH”と呼ぶ。
女性の手首を切り落とし、死体を美しく飾るという猟奇殺人事件が
世間を騒がせていた。

GOTHポスター

ストーリー:高校生の神山樹(本郷奏多)と森野夜(高梨臨)は、人間の残酷的な面に異常なほど興味を抱いていた。そんなある日、変わり者だけが集うという喫茶店で森野が拾った一冊の手帳には、最近多発している猟奇殺人の一部始終が詳細に記されていた。そして二人は、まだ発見されていない被害者の死体を見つけだすことにする。

この物語のヒロインが、黒髪の美少女、森野夜なんですね。
普通なら、クラスのアイドルって女の子ですけど、
彼女は、そんな雰囲気ではなく、暗~いオーラをまとい、
死体愛好の趣味を持っているのだ。
彼女の手首には、リストカットの跡が残っており、
幼き頃から、死に興味を持ち、妹と自殺ごっこをしていた過去も持っている。

猟奇殺人を探っていくうちに、
神山樹には、殺すという興味が、
森野夜には、殺されたいという興味が、
沸きおこってくるわけです。

この二人が、異常な思考で接近する乙一原作のブラックな世界。
これを、きれいな映像で作ろうとしたんですけど、物語が平坦すぎて観てられなかった。原作は、たいへん面白いミステリ短編集です。いくつかの事件に関わることにより、この二人の高校生の暗い心を浮き彫りにしていかないと、よくわからない。短編を無理矢理、長編にしたような間延びした世界でした (^_^;)

GOTH 2008年【日】96分
監督: 高橋玄  出演;本郷奏多/高梨臨  
原作: 乙一 GOTH 夜の章 (角川文庫) GOTH 僕の章 (角川文庫)
★★★☆☆

GOTHイメージ01

乙一作品では、ZOO、暗いところ~、きみにしか~、は、良く出来てたと思います。
独特の感覚を出すのは、厳しい題材でしたね。
◎手を握る泥棒の物語(2004年)監督:犬童一心 内山理名、忍成修吾
◎ZOO(2005年)
◎暗いところで待ち合わせ(2006年)監督:天願大介 田中麗奈、チェン・ボーリン
きみにしか聞こえない(2007年)監督:荻島達也 成海璃子、小出恵介
◎GOTH(2008年)監督:高橋玄 本郷奏多、高梨臨
○KIDS(2008年)監督:荻島達也 小池徹平、玉木宏
○死にぞこないの青(2008年)監督:安達正軌 須賀健太

ドレスデン、運命の日
2009年07月05日 (日) | 編集 |
第二次大戦末期、無差別爆撃を受け紅蓮の炎にまかれた街、ドレスデン。
今まで語られなかったドレスデン爆撃の事実を初めて本格的に描いた作品。

ドレスデン、運命の日ポスター

ドレスデン爆撃とは、第二次世界大戦末期の1945年2月13日から14日にかけてアメリカ軍とイギリス軍がドイツ東部の都市ドレスデンに対して実施した無差別爆撃を指す。この爆撃はドレスデンの街の85%を破壊し、3万人とも15万人とも言われる一般市民が死亡した。第二次世界大戦中に行われた都市に対する空襲の中でも最大規模のものであった。(ウィキペディアWikipediaより)
ドイツ東部ザクセン州にあるドレスデンは、エルベ川のほとりにバロック建築が立ち並ぶ美しい町。ツヴィンガー城、ゼンパーオペラ、フラウエン教会など素晴らしい建築物が集まり、それらが見られるエルベ川沿いの景観は、現在世界遺産に登録されています。


ドレスデン、運命の日01

このドレスデンで起こった出来事を伝えるため、この作品は、看護師アンナと英国人パイロット・ロバートのロマンス風作品に仕上げられています。こんな内容だと思ってなくて、唐突な展開にちょっと、めんくらいましたが、よくあるような燃え上がる甘いロマンスというわけではないです。
主人公アンナ、この女性が、ものすごく強い意志を持った性格となっていて、英国人パイロットは、アンナが強く求めるもの、自由への象徴に近いです。ドイツ戦争映画の中に、よく解放というセリフが出てきます。当時の人々は、戦争が終わり、このナチス政権から、はやく解放されたいと願っていたようです。
父の不正と婚約者がそれを黙認していたこと、ユダヤ人男性と結婚しているアンナの親友の悲しみ、ゲシュタポによる市民の射殺など、揺れ動くアンナの心を軸に、怒濤のドラマは展開します。

1945年2月13日、運命の日。
午後10時過ぎ、大量の爆弾と焼夷弾投下が開始されます。
屋敷に残されたロバートを助けに走るアンナ、それを止めようとする婚約者アレキサンダー。その途中、ロバートと再会しますが、すでに街は、炎の地獄へと変わっていました。その熱風の中、アンナは、我を失いそうになります。

爆撃は、22時とその三時間後の01時の二度に渡っており、これは、生き残った人をも焼き殺す目的での投下です。爆撃の臨場感を伝えるため、街並を忠実に再現。CGは使わず、その建物に火をつけて、炎上シーンは撮影されています。役者さんも、炎の中での演技で、当時の惨状を、できるだけ克明に描き伝えたいと、力のはいった撮影になっています。
熱風地獄の地上から、アンナ、ロバート、アレキサンダーの三人は、地下へ避難します。
多くの方が、地下へ避難し、一酸化炭素中毒で亡くなったらしいです。

ドレスデン、運命の日02

翌日、変わり果てた街の中をアンナとロバートは、さまよいます。
変わり果てた聖母教会を見上げた時、彼女の心は決まります。彼と別れ、生き残った者として、この街を見守り、この街と運命を共にしていくことになります。

ドラマチックすぎるか、とも感じましたけど、作品への意気込みは、十分伝わりました!

ドレスデン、運命の日03

ドレスデン、運命の日 DRESDEN 2006/ドイツ 150分
監督:ローランド・ズゾ・リヒター
アンナ……フェリツィタス・ヴォル
ロバート……ジョン・ライト
アレクサンダー……ベンヤミン・サドラー
★★★☆☆
ドレスデン-運命の日- [DVD]

最後に、この空襲で崩壊し、2005年に甦ったフラウエン教会の鐘が、
平和への願いをこめ、鳴り響きます。
ドレスデン、運命の日04

戦争から
人間が学べることがあるとすれば、
それはただ一つ
いかに戦争が無意味であるか
ということだけなのです。…ローランド・ズゾ・リヒター監督


2009年上半期まとめ
2009年07月04日 (土) | 編集 |
こんにちは(^O^)
今年も、はや、半年が過ぎました。いつの間に(^_^;)
本日は、2009年上半期、観て印象に残ったものを、まとめてみました~。
※作品タイトルをクリックすれば感想ページへ飛べます。


短編ということで、気楽に観たら、
あ~、やられた~ (T^T) 泣いてしまいましたよ。
衝撃度は、大きい。涙が静かにわいてくる感じですね。
話題になった『おくりびと』より、こちらの方がかなり素晴らしかったりします。
人生って不揃いに積み上げられていく家みたい・・・
それを手描きのやわらかい絵と音楽で綴ります。
2009年上半期まとめつみきのいえ
☆多くの方におすすめしたい!
つみきのいえ 2008【日】12分 2008年アカデミー短編アニメ賞受賞


◎劇場で観たものでは、この3本!

2009年上半期まとめ01

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 2008年【米】
80代の老人の体で誕生し、徐々に若返っていくというベンジャミン。彼の人生を通じて、止まることのない人生という時の流れを感じる。

ターミネーター4 2009年【米】
審判の日から10年後の2018年。機械との戦いに明け暮れる荒涼たる世界が描かれる。♪ダダンダダンダン、やっぱりターミネーターシリーズは好きだ。

愛を読むひと 2009年【米】
原作は、ベルンハルト・シュリンクのベストセラー「朗読者」。ケイト・ウィンスレットの哀しい演技が素晴らしい。原作+映画で味わいたい作品。


◎鑑賞DVDより

2009年上半期まとめ02

1)落下の王国 2006年【米・英・インド】
世界遺産を含む24か国以上の世界ロケ映像が美しい。ターセム・シン監督の映像美、石岡瑛子の衣装デザインを堪能しよう。

2)ペルセポリス 2007年【仏】
おしゃれ、ロックに興味を持ち、恋、そして失恋。落ち込んでは立ち上がる主人公マルジの姿を通じてイランの世情がユニークに描かれる。

3)ルパンの消息 2008年【日】WOWOWドラマ
時効まで24時間。誰もが知るあの三億円事件に、女教師自殺事件を絡めたサスペンス。『半落ち』の横山秀夫原作。

2009年上半期まとめ03

4)12人の怒れる男〈ロシアリメイク版〉2007年【露】
合理主義など、ここ現状ロシアでは通用しないかような重厚リメイク。ロシア陪審員の異様な迫力に圧倒されっぱなし。

5)秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~ 2008年(島根県)
今の日本をシュールな笑いで斬る。島根在住のFROGMANさんが、製作から声優まで一人でこなすフラッシュアニメ。

6)君のためなら千回でも 2007年【米】
観終わった時、このタイトルの良さがわかります。(T_T) 出て来るアフガニスタンの少年ハッサンの心は、澄みきった大空のようだ。

2009年上半期まとめ04

7)タイムクライムス 2007年【スペイン】
低予算タイムスリップスリラー。主役が、さえないおじさんになってるのが面白い。観ていくうちに、はれ~と驚く脚本になっている。

8)ダークナイト 2008年【米】
ジョーカーの心は闇。闇が具現化したかのようなジョーカーが素晴らしい。演じたのは2008年1月に亡くなったヒース・レジャー。

9)白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 2005年【ドイツ】
反ナチス運動を展開した「白バラ」メンバー、21歳の女性ゾフィーの信念に打たれる。逮捕、5日間の短い尋問での判決、処刑に至るまでを描く。

☆あと、特別賞として・・・
切腹 1962年【日】1963年度カンヌ国際映画祭 審査員特別賞
古い作品ですが、全編を張りつめる緊迫感は、すごかった。今のカラー映像では、この空気は出せないと思う。美しさも感じるこの一本。


ほんとは静かな作品も選びたかったけど、印象度の強いものが選ばれました。
観た中で選んでみると、アニメ作品が3本も、はいりましたね~。どれも何を作りたいかというこだわりがあり、個性的なのが気にいった要素だと思います。


惜しくも、はずれたもの・・・
エイプリルの七面鳥 2003年【米】
ミルコのひかり 2005年【伊】
アクメッド王子の冒険 1926年【ドイツ/イギリス】

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