2009年07月29日 (水) | 編集 |
この作品は、TSUTAYAでは置いてないので、
遠くのGEOまで、行ってみました。
GEOは、8/31まで、旧作100円ですよ!(^▽^) うれしいですね。
あとがなくなった九回裏!絶対絶命の荒野に、この男が立ち上がる!

77年製作「サランドラ」を「ハイテンション」のフランス人監督アレクサンドル・アジャがリメイクした戦慄のサバイバルアクション。警官を退職したカーターは、トレーラーでの家族旅行に出かけるが、砂漠の真ん中で立ち往生してしまう。それは、放射能によって突然変異を起こした食人フリークス集団の罠だったのだ。
TSUTAYAさんが、規制をしてるのは、放射能の影響を受けた者を、奇異なものとして扱っている作品と判断しているからかなぁ。倫理上、好ましくないということなのか、くわしいことはわかりませんが、観たかぎり、そういうことなく、しっかりと作られてます。
描かれるのは、人間対人間、お互い家族のため必死で戦う人たちです。核実験場跡での壮絶な戦いを通じ、核を批判しているような作品でもありますね。
家族それぞれの気持ちを、時間をかけ、きちんと描いているところが、
このアクションホラーを、いいものにしています。
カーター家の構成は、父、母、長女、娘婿、孫娘、長男、次女、愛犬2匹。
他のレビューを観ると、サザエさんと同じ構成!と書いてありました、そのとおりです。
このトレーラー旅行、はりきっているのは、お父さんで、まわりは、あまり乗り気ではないようなんですね。長女は、赤ちゃんもできたし、この旅行で主人とみんなが仲良くなってくれれば、みたいに気を使ってるみたいだし。若い長男と次女は、かったるいという感じで、しぶしぶついてきてるみたいです。
なにより、元警官で頼りになるお父さんと、やわなビジネスマンの娘婿とでは、見るからに合わない雰囲気で、片身の狭い娘婿も、お義父さんが言うからハイハイ参加しますという感じです。
この頼りない娘婿が、やがて、危機的状況の中、人が変わったように戦っていくのが、すごいんですよね。
家族チームの4番バッターのお父さんは倒れた。
もう、俺は、控え選手として甘えてられない!俺もカーター家の一員だ!
と、いう感じです。
※野球に例えたけど、数えてみると、ちょうど7人+2匹=9でした!(^^)
戦いの場となる核実験場跡に残されたマネキンが、めっちゃ無気味です。お父さんの遺体の頭にアメリカ国旗が突き刺さってて、ものすごく皮肉な表現もあったりします。相手にも、家族がいるし、国家による被害者なのかもしれないけど、相手を殺すしかないのです。
観終わって、複雑なものがありますけど、サバイバルアクションとして、うまく作ってあると思いましたね。

ヒルズ・ハブ・アイズ THE HILLS HAVE EYES 2006/アメリカ 107分
監督:アレクサンドル・アジャ
アーロン・スタンフォード(ダグ・ブコウスキー)/キャスリーン・クインラン(エセル・カーター)/ヴィネッサ・ショウ(リン・カーター・ブコウスキー)/エミリー・デ・レイヴィン(ブレンダ・カーター)/ダン・バード(ボビー・カーター)/ロバート・ジョイ(リザード)/テッド・レヴィン(“ビッグ・ボブ”・カーター)/トム・バウアー(ガソリンスタンド従業員)/ビリー・ドラゴ(パパ・ジュピター)/デズモンド・アスキュー(ビッグ・ブライアン)/エズラ・バジントン(ゴーグル)/マイケル・ベイリー・スミス(プルート)/ラウラ・オルティス(ルビー)
★★★★☆
遠くのGEOまで、行ってみました。
GEOは、8/31まで、旧作100円ですよ!(^▽^) うれしいですね。
あとがなくなった九回裏!絶対絶命の荒野に、この男が立ち上がる!

77年製作「サランドラ」を「ハイテンション」のフランス人監督アレクサンドル・アジャがリメイクした戦慄のサバイバルアクション。警官を退職したカーターは、トレーラーでの家族旅行に出かけるが、砂漠の真ん中で立ち往生してしまう。それは、放射能によって突然変異を起こした食人フリークス集団の罠だったのだ。
TSUTAYAさんが、規制をしてるのは、放射能の影響を受けた者を、奇異なものとして扱っている作品と判断しているからかなぁ。倫理上、好ましくないということなのか、くわしいことはわかりませんが、観たかぎり、そういうことなく、しっかりと作られてます。
描かれるのは、人間対人間、お互い家族のため必死で戦う人たちです。核実験場跡での壮絶な戦いを通じ、核を批判しているような作品でもありますね。
家族それぞれの気持ちを、時間をかけ、きちんと描いているところが、
このアクションホラーを、いいものにしています。
カーター家の構成は、父、母、長女、娘婿、孫娘、長男、次女、愛犬2匹。
他のレビューを観ると、サザエさんと同じ構成!と書いてありました、そのとおりです。
このトレーラー旅行、はりきっているのは、お父さんで、まわりは、あまり乗り気ではないようなんですね。長女は、赤ちゃんもできたし、この旅行で主人とみんなが仲良くなってくれれば、みたいに気を使ってるみたいだし。若い長男と次女は、かったるいという感じで、しぶしぶついてきてるみたいです。
なにより、元警官で頼りになるお父さんと、やわなビジネスマンの娘婿とでは、見るからに合わない雰囲気で、片身の狭い娘婿も、お義父さんが言うからハイハイ参加しますという感じです。
この頼りない娘婿が、やがて、危機的状況の中、人が変わったように戦っていくのが、すごいんですよね。
家族チームの4番バッターのお父さんは倒れた。
もう、俺は、控え選手として甘えてられない!俺もカーター家の一員だ!
と、いう感じです。
※野球に例えたけど、数えてみると、ちょうど7人+2匹=9でした!(^^)
戦いの場となる核実験場跡に残されたマネキンが、めっちゃ無気味です。お父さんの遺体の頭にアメリカ国旗が突き刺さってて、ものすごく皮肉な表現もあったりします。相手にも、家族がいるし、国家による被害者なのかもしれないけど、相手を殺すしかないのです。
観終わって、複雑なものがありますけど、サバイバルアクションとして、うまく作ってあると思いましたね。

ヒルズ・ハブ・アイズ THE HILLS HAVE EYES 2006/アメリカ 107分
監督:アレクサンドル・アジャ
アーロン・スタンフォード(ダグ・ブコウスキー)/キャスリーン・クインラン(エセル・カーター)/ヴィネッサ・ショウ(リン・カーター・ブコウスキー)/エミリー・デ・レイヴィン(ブレンダ・カーター)/ダン・バード(ボビー・カーター)/ロバート・ジョイ(リザード)/テッド・レヴィン(“ビッグ・ボブ”・カーター)/トム・バウアー(ガソリンスタンド従業員)/ビリー・ドラゴ(パパ・ジュピター)/デズモンド・アスキュー(ビッグ・ブライアン)/エズラ・バジントン(ゴーグル)/マイケル・ベイリー・スミス(プルート)/ラウラ・オルティス(ルビー)
★★★★☆
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