観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
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悪魔の棲む森
2009年09月30日 (水) | 編集 |
殺戮ものみたいなパッケージですけど、これは、サスペンス系です。
羞明症で太陽光に弱いサンティ少年は療養のため、
都会から人里離れた山間の村へ、母と移り住むことになります。
病に悩む少年が、村での奇怪な事件に巻き込まれるというお話で、良かったですよ。

悪魔の棲む森01

森の中に何かがいる・・・
村の家畜にとどまらず、人まで襲われ殺される事件が起こります。
そんな中、新しく引っ越してきたサンティが、怪しいと疑われたりするんですね。

特異な体質のため、友達もあまりいないサンティ。
その孤独な心と、森の中に潜む者との哀しさが、呼び合わせるような雰囲気で、
この事件の根源へと向かっていく。

主人公の設定は『アザーズ』っぽく、途中『REC/レック』みたいな技法も出たり、いろんなものを混ぜ合わしたな、という部分は評価はされないと思いますが、
作品そのものは、しっかりしてる印象ですね。
この村で、かわいいガールフレンドが出来たり、
都会での変わり者の友達が助けにきてくれたり、
ちょっと青春的要素も加わって、ほんわかとした希望も感じさせてくれます。

悪魔の棲む森02

悪魔の棲む森 ESKALOFRIO/SHIVER 2008年【スペイン】91分劇場未公開
監督:イシドロ・オルティス
出演:フニオ・バルベルデ/ブランカ・スアレス/ヒミー・バルナタン/マール・ソデュープ/フランセスク・オレーリャ/ロベルト・エンリケス
★★★☆☆
悪魔の棲む森 [DVD]

悪魔の棲む森_DVD比較
日本版DVDは『ヒルズハブアイズ2』のパクリなだけで、内容とはまったく関係ないです。森=猿人って、発想はないだろ。作品の質を落としちゃう便乗はよくないですね。
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2009イタリア・ボローニャ国際絵本原画展へ行った
2009年09月27日 (日) | 編集 |
2009イタリア・ボローニャ国際絵本原画展ポスター

2009 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2009年8月22日(土)~9月27日(日)/西宮市大谷記念美術館
イタリアの古都ボローニャ市で毎年開催される世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市、ボローニャ児童図書展に併設された絵本原画のコンクール入選作品が展示されてます。5点1組のイラストを応募すれば誰でも審査を受けられる公募展で、すでに絵本として発表された作品も、未発表のものも全て平等に扱われます。今日の世界の絵本の動向を知ることが出来る展覧会。


これは、毎年、観にいってるんだけど、年々、人気が出てきていて、たいへん盛況です。今回の入選作品は、20ヶ国81名で、その中に日本人作家さん18名もはいってました。日本人作家さんの作品が多いせいもあると思うんですけど、原画を観て、きっと、こんな物語なのかな、というのが想像しやすく、親しみやすいので、今年は、すごく面白かった。

くつやのねこ
これが、やっぱり一番人気かな、というのが、今井彩乃さんの『くつやのねこ』。
チラシにも使われてたし、長靴をはいた猫ちゃんの絵がすごくかわいい。


特別展示として、2008年国際アンデルセン賞画家賞を受賞したイタリアのイラストレーター、ロベルト・インノチェンティの原画46点も展示されていた。
ロベルト・インノチェンティ_Roberto_Innocenti
ちょっと不気味でしょ。くるみわり人形の絵ですけど、ランプに照らし出された様子が、ドラマチックに描かれてて、綿密です。この方の絵は、こういう照明を使った絵が多く、一枚の絵で、重厚なストーリーを感じさせますね。でも、子供の時に、この絵を見たら、恐い、と感じるだろうな。

レイス・オブ・ヘブン ー天のろくろー
2009年09月26日 (土) | 編集 |
“心とは、
陸上の種が 己に似た種を 見出せる大洋である
しかし心は、
これらの有象無象を超え はるかに異なる世界と海を創り出すのだ”

『ゲド戦記』のアーシュラ・K・ル・ヴィンの小説「天のろくろ」を映像化。

レイス・オブ・ヘブン ー天のろくろー

たいへん不思議な物語。
夢を見て目覚めると、見た夢が現実になる、という青年ジョージ・オアが主人公です。
夢を見るのが恐怖になっている彼は、セラピストの先生の診療を受けます。
彼の秘密に気づいた先生は、彼の夢をコントロールし、
自分の都合のいいように、現実を変えてしまおうと考えるわけですね。

目が覚める度に、
先生のオフィスが、ゴージャスになっていたり、
受付の女性の服装や髪型が変わっていたり、
少しづつ変わる現実が、わかりやすく、面白いです。
劇的なSFサスペンスや、ファンタジーにしようと思えば、
いくらでも派手にできる物語なんですけど、そこは、地味めに押さえて、
夢と現実、精神や記憶とのつながりなどを考えさせるような作品になってます。

現実が変わったところで、変化を自覚しているのは、ジョージ本人だけで、
他の人は、現実が変わったことに気づかないんですね。
だから、なにか空しいものがあるんです。
たとえ、大金持ちになる夢を見たとしても、次に、違う夢を見てしまえば、
その現実は、たちまち、失われてしまいます。失う恐怖、これは、恐いよね。

常に、一人の女性へザー・ルラッシュが出てきていて、
やがて、彼女と愛し合う現実が生まれた時、これが夢ならば覚めないで欲しい、と
誰しもが思うようなことを思うんですけど、彼にとっては、切実なんですね。
強く、今を生きたい、大事にしたい、と願うことになる。
かなり、現実レベルで、夢というものを考える内容です。


夢って何だろう?現実ってなんだろう?この物語に、結論はありません。
夢には、過去の人が現れたり、変な場所が出てきたり、
時間や空間が存在しないのも、なんだか不思議なんですよね。

レイス・オブ・ヘブン ー天のろくろー 2002年【カナダ/アメリカ】95分TVM
LATHE OF HEAVEN
監督:フィリップ・ハース
原作:アーシュラ・K・ル=グウィン 「天のろくろ」
出演:ジェームズ・カーン /ルーカス・ハース/リサ・ボネ/デヴィッド・ストラザーン/シーラ・マッカーシー
★★★☆☆

インクレディブル・ハルク
2009年09月25日 (金) | 編集 |
やっと、観てみました。


おーっ、肉弾戦!
エドワード・ノートンが渋い。

The_Incredible_Hulk_img2

解説: 怒りや恐怖の感情が高まると、緑色の巨人“ハルク”に変身する青年の苦悩と活躍を描くヒーロー・アクション。2003年に同名アメコミを映画化した『ハルク』のリニューアル版となる本作では『トランスポーター』シリーズのルイ・レテリエが監督を務め、すべての要素を刷新してアクション主体の娯楽性を追求した。

すごく面白いお話になっていた。
心拍数が200を越えると、勝手にハルクに変身してしまうので、
いつも平常心を保てるように修行にはげむ毎日。
腕の計測器がピィピィ鳴って、
あぶない!っていうのが、わかりやすくて、いい。
ウルトラマンでもカラータイマーが、なかったら、ハラハラしないですよね。
修行者のような設定が、気に入った!

変身してしまう度に、服が破けちゃって困るみたいなのよね。
なぜかズボンは破けない。すごーく伸びる素材ですね (^O^)!

インクレディブル・ハルク The Incredible Hulk 2008【米】
監督:ルイ・レテリエ
出演:エドワード・ノートン/リヴ・タイラー/ウィリアム・ハート/ティム・ロス
★★★★☆ 
インクレディブル・ハルク デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) [DVD]インクレディブル・ハルク デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) [DVD]
(2009/02/25)
エドワード・ノートン/リヴ・タイラー/ウィリアム・ハート

商品詳細を見る

The_Incredible_Hulk_img1

ドゥームズデイ
2009年09月22日 (火) | 編集 |
お得すぎてすいま千円!キャンペーンで、1,000円で観てきました。(* ̄0 ̄)/


壁の向こうの世界へ。
ローラ・ミトラ演じるヒロイン、エデン・シンクレアが、大活躍する映画で、内容は、ほぼ『ニューヨーク1997』の英国アレンジです。それに『エイリアン2』『ウォリアーズ』『マッドマックス』など、面白そうな味を、ふりかけたB級風大作。

Doomsday_img01.jpg

2008年、イギリス北部で突然発祥した死のウィルスの感染を防ぐため、政府はイングランドとスコットランドの間に巨大な壁を造り、壁の北に住む人々を見捨てた。
時が経ち、2035年。根絶したはずのウイルスが再び姿を現す。政府は壁の北側に生存者がいることから、抗ウィルス剤があると判断。抗ウィルス剤を手に入れるため、シンクレア率いる特殊部隊が送り込まれる。


2008年の英国政府の措置により、世界中から英国自身も見放された場所となってしまった。
こういう設定にしてある部分が、なるほどね~と思った。
ウイルスは、隔離できたが、英国経済は、がたがたになり、閉塞感ただよう荒廃した世界に、人々は生きている。今回の主人公エデン・シンクレアも、そういった政府の統制下に生きる人間で、人類を救う正義感に燃えてるわけではないんですね。
自分の価値観で動く。
このヒロインのアウトローな性格が『ニューヨーク1997』のスネーク・プリスキンを世襲しているようで、面白い。同じく、片目で義眼になっているのも、うれしい。

Doomsday_img02.jpg

壁の中で生き残った人々も、27年という歳月を経て、独自の世界感を持っているわけです。最初、シンクレアに襲いかかるのは、ニュー世代のパンクロックな若者集団。この人たちは、恐いもの知らずで、ゾンビかエイリアンか!という具合に、銃など、おかまいなしに突撃してくる軍団。ここで育った彼等からすれば、シンクレアたちは、壁の外の異国人で、外の世界に人がいるということを知らされずに、育ってきたわけだ。

一方、壁が出来たことを幸いに、古き良きスコットランドの栄光を取り戻そうとする保守派の人たちもいるわけで、蒸気機関車が動いてたり、甲冑の騎士が現れたりと、なんだかタイムスリップしたかのような世界に生きてる人々もいる。

こうやって、壁を挟んで、いろんな世界が、存在してるわけですね。壁の中の人から言わせると、壁の外の人間こそ悪で、ばちが当たって滅ぶがいい、というみたいなもんですね。この変わった世界を、シンクレアが冒険していく物語で、これは予想外で面白かった。

何でもありの盛り合わせで、前作『ディセント』のような、パンチ力はないけど、
B級的な楽しさは、充分味わえる映画に仕上がってますよ。(^▽^)

◎参考映画
『ニューヨーク1997』『マッドマックス1・2』『エイリアン1・2』『ウォリアーズ』『地球最後の男オメガマン』『エクスカリバー』『悪魔のいけにえ』

ドゥームズデイ DOOMSDAY 2008年/アメリカ 105分
劇場鑑賞
監督/脚本:ニール・マーシャル
出演:ローナ・ミトラ(エデン・シンクレア)/ボブ・ホスキンス(ビル・ネルソン)/エイドリアン・レスター(ノートン軍曹)/アレクサンダー・シディグ(ハッチャー首相)/デヴィット・オハラ(マイケル・カナリス)/マルコム・マクダウェル(ケイン博士)/ノラ=ジェーン・ヌーン(特殊部隊員)
★★★☆☆
◎関連記事→ディセント
Doomsday_K01.jpg
Doomsday_K02.jpg


狼少女ミーシャ 虐殺の戦場、3000マイル
2009年09月21日 (月) | 編集 |
劇場公開タイトルは『ミーシャ/ホロコーストと白い狼』です。
それが、なんで?こんなホラー風ジャケットに ( ̄□ ̄;)!!
まじめな映画なのに、これじゃ、誰も借りてくれんぞ。

ミーシャ/ホロコーストと白い狼ポスター

ミーシャという名前だけ記憶にあったので、なんとなくあの作品のDVD版かなっと思ったけど、これが、あの作品と同じかどうか、全然、わからなかった。まがいものかも?と、TSUTAYAで悩んだ~。販売用DVDとレンタル用DVDでは、タイトルが変わってるんですね。(-_-#) ややこしいー。

ベルギー~ドイツ~ポーランド~ウクライナ。ナチス占領下のヨーロッパ。吹き荒れるホロコーストの猛威を逃れ、強制連行された両親を探して一人のユダヤ人少女が旅に出る。少女がその小さな瞳で目撃し、幼い体で体験する戦争の残酷さ。想像を絶する過酷な冒険の中、疲れ果て、あきらめかけた少女を救ったのは森で出会った白い狼だった……。

ユダヤ系フランス人のヴェラ・ベルモン女性監督は、以前から、ホロコーストを扱った映画を撮りたかったらしく、その題材に選んだのが、「少女ミーシャの旅 ホロコーストを逃れて3000マイル」ミーシャ・デフォンスカ著、ということのようです。

反戦映画でもある、この少女の旅は、たいへん過酷です。

ほぼ、ミーシャが、森の中を、ひとりで歩く物語で、
主演の少女・マチルド・ゴファール(当時8歳)が、大熱演ですね。
東へ東へ、ただ、ひたすら東へ。
両親が東にいるという情報しか、彼女は知らないけど、それでも進むんですね。
コンパスが、指し示す方向に光があるかのようにさまよう姿は、
戦時中の明日の見えない人々の願いであるかのようなイメージですね。

ミーシャ/ホロコーストと白い狼写真1

途中、出会った白いオオカミに、おかあさんの姿を重ね、
生きるために、生肉をも食べ、次第に、野生児のようになっていきます。
ベルギーに戻った時は、もう、ぼろぼろ。
最初の少女の面影が、見る影も、なくなってしまうほどの壮絶さです。

違った形での反戦映画というもので、力作だし、
なにより、マチルドという子役に、すべてがかかる内容で、
それに、彼女が、見事、応えたという感じですね。

ミーシャ/ホロコーストと白い狼 2007年【フランス/ベルギー/ドイツ】119分
狼少女ミーシャ 虐殺の戦場、3000マイル(レンタルDVD)
SURVIVRE AVEC LES LOUPS/SURVIVING WITH WOLVES
原作:ミーシャ・デフォンスカ『少女ミーシャの旅』(早川書房刊)
製作/監督/脚本:ヴェラ・ベルモン
出演:マチルド・ゴファール(ミーシャ)/ヤエル・アベカシス(ゲルーシャ)/ギイ・ブドス(エルネスト)/ミシェル・ベルニエ(マルト)/ベンノ・フユルマン(ロイヴン)
★★★☆☆
ミーシャ/ホロコーストと白い狼 [DVD]

ミーシャ/ホロコーストと白い狼写真2
ミーシャに優しいおじさん。こういう親切な方が出てきて、ほっとした。

11:14
2009年09月18日 (金) | 編集 |
11_14_P

11時14分に交錯する、さまざまな事件を、それぞれの視点で描いています。
作品の組み立ては『バンテージポイント』や『運命じゃない人』みたいな感じで、
少しずつ全体像が見え、なるほど、この事件とつながっていたのか、とわかってくる。
殺人事件が扱われるけど、シリアスじゃないんですね。
関わる人の突拍子もない行動を、テンポ良くコミカルに描かれてます。
観てて、次に何が起こるのかが、楽しみになってくる面白い作品でした。

11_14_1

ヒラリー・スワンクは、変な顔の凝った役づくりをしてはる。
DVD特典のインタビューで、ヒラリー・スワンクは出演の決め手として、“いつでも斬新で個性的な作品に出たい。そして才能豊かな新人が、世に出るための手助けをしたいと願っている。11:14は、そんな私の願いを満たしてくれる作品だったの“と答えていた。

彼女は、脚本を読んで、男の役で書かれていた人物が気に入って、この役を女性に変えて演じたいと、監督さんに、相談したみたい。どじな田舎娘の方が、より滑稽にみえる役だったので、彼女が、この役を演じるアイデアは良かったですね。製作総指揮にも、彼女の名前が、はいってます。

11:14 イレブンフォーティーン
原題11:14 2003年【アメリカ/カナダ】劇場未公開86分
監督/脚本:グレッグ・マックス
出演:ヒラリー・スワンク/パトリック・スウェイジ/レイチェル・リー・クック/ヘンリー・トーマス
★★★★☆
11:14 [DVD]

11_14_img3.JPG
先日、すい臓ガンで闘病中、57歳で亡くなられた『ゴースト ニューヨークの幻』のパトリック・スウェイジさんも出ておられました。

映画『ディセント2』公開日決定!
2009年09月16日 (水) | 編集 |
ディセント2_descent2予告

ディセント2、いよいよ!
11月7日(土)より『ディセント2 THE DESCENT PART2』日本公開のようです。
角川ピクチャーズ http://www.kadokawa-pictures.co.jp/j-cinema/
公式サイト http://descent-2.com/
公式サイトもスタートしてましたが、まだ、何も載ってませんでした。(^▽^)

ストーリー:アパラチア山脈のふもとの田舎町。洞窟探検に出かけた女性グループ6人が行方不明となっていた。そんな中、血まみれの姿で洞窟から1人生還したサラが発見される。警察は残る5人の行方を聞き出そうとするが、サラの精神状態は不安定で一時的な記憶喪失を引き起こしていた。状況をうまく説明できないでいるサラに痺れを切らした刑事は、レスキュー隊と共に洞窟に向かう。錯乱状態のサラを連れて・・・。

再び、サラがあの洞窟へ連れていかれてしまう、というお話。
う~かわいそう。あんなとこへ、また。
ただ、同じ場所にはいっていくわけなのでネタばれだし、アクション系らしいので、期待しにくいけど、劇場公開になったし観てみようかな。出演を見ると、サラ=シャウナ・マクドナルドに加え、ジュノ=ナタリー・メンドーサの名前もはいっています。宿敵ジュノって生きてるのかな(°□°;)

製作:ニール・マーシャル/監督:ジョン・ハリス
出演: シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ、クリステン・カミングス、ギャヴァン・オハーリヒー、ジョシュア・ダラス、アンナ・スケラーン、ダグラス・ホッジ 2009/イギリス/95分/R15+

THE CLASH ザ・クラッシュ
2009年09月15日 (火) | 編集 |
私は、悪くない。車に突っこんだあなたが悪い!

そんなっ…( ̄Д ̄;)

2001年にテキサスで実際に起こった事件を基にした映画だそうです。

TheCrash_img1.jpg

その夜、老人施設で働く看護師ブランディは、昇進の話を聞かされ、最高の気分だった。一方、リストラされ、職を求めて、街にやってきたある男。住所がないので、職業安定所に登録してもらえず、泊まるお金も持っていない。困った男は、とぼとぼ歩いていた。

酒とドラッグを煽り、車を走らせていたブランディは、その男と衝突。男の体が、衝撃で、フロントガラスに突っ込んでくる。あろうことか、その状態のまま、車を走らせ、家のガレージに放置する。遊びに来た彼の、ホームレスならいなくなってもわからない、という言葉に自分を納得させ、そのまま、彼と寝てしまう。

はぁ~、あきれる。
彼女の行動は、自分の昇進のため、ばれたらどうしようというだけ。(°□°;)


ガレージの中の男は、大けがをしていたが、翌朝、意識を取り戻す。自分の状態を把握した男は、なんとか助けを呼ぼうとする。どこまで事実なのかわからないが、この先、この男のサバイバル劇のように話は展開していく。
シリアスでありコメディのようなテイストで、ブランディの身勝手さは、エスカレートしていきます。看護師さん役は、「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スヴァーリ。
しまいには、彼女の言いぶんは、なんで、あんたが生きてるの!ですからね。
看護師さんという職業なのに。ここまで、なってしまいますか。恐ろしいもんです。

THE CLASH ザ・クラッシュ 2007年【カナダ/アメリカ/イギリス/ドイツ】
STUCK 94分劇場未公開
監督:スチュアート・ゴードン
出演:ミーナ・スヴァーリ/スティーヴン・レイ/ラッセル・ホーンズビー
★★★☆☆

TheCrash_Poster.jpg

ジェリーフィッシュ
2009年09月12日 (土) | 編集 |
ひとりひとりに、天使がいる

Jerry_fish_Poster1.jpg

解説:それぞれに不器用な生き方ゆえに孤独感を抱えた登場人物たちが織り成す切なくも優しさに満ちた3つの物語が、静謐かつ瑞々しいタッチで綴られてゆくイスラエル映画。監督は、公私にわたるパートナーという作家エトガー・ケレットと作家であり詩人シーラ・ゲフェン。長編初監督作の本作は、2007年のカンヌ国際映画祭で新人監督賞(カメラドール)を受賞。観終われば誰もがやさしい気持ちになれる、そんな宝物のような作品が誕生しました。


心象風景を絵にしているような、不思議な作品。

ビンの中の舟は決して沈まない
埃にまみれることもない
見た目にも美しくガラスに浮かんでいる
この小さな舟に乗れる者はなく
行き先もわからず
外の風が帆を揺らすこともない
帆はないのだ・・・


劇中に登場人物が書くポエムが出てきます。
うまく言えない、思い出したくない、そんな気持ちを、人は、心の海に、そっと浮かべているのかもしれないですね。ビンの中にいれてある限り、誰にも触れられることはない、でも、誰か、このビンの中にあるものに気づいて欲しい、そんな願いも抱え、人は毎日を過ごしている。
永遠の海に漂うかのように思われた
ビンは、やがて、誰かの浜辺に、静かにたどりつく。
永遠の海なんてなかったのだ。この海はつながっている。

イスラエルの港湾都市テルアビブを舞台としており、
海、水、船など、水関係のモチーフを使って、
ある日、誰かが、そっと、孤独をすくいとってくれた、そんなイメージがあります。

Jerry_fish_1
美しい海辺の街テルアビブ。結婚式場で働く若い女性バティアは、どこからともなく現れた不思議な女の子に海辺で出会う。浮輪をつけたまま何もしゃべらない女の子は、なぜかバティアについてくる。警察に迷子の届け出はなく、バティアが週末だけ預かることになる。

Jerry_fish_2
この海からやって来た女の子は、彼女の心が創り出した幻なのか、
現実なのか非現実なのか、よくわからない。
結婚式場で働いていた女性カメラマンと過ごす中、彼女は、過去との対面をしていくことになる。幼き日の思い出がおぼろげなバティアは、女性カメラマンの昔のフィルムを見せてとせがむ。

Jerry_fish_3
記憶の中に浮かぶ、あの夏の日のアイスクリーム売りのおじさん。
ポエムだから、全体に、不思議なイメージがある。


同時に、
・披露宴の事故で、海が見えるホテルに泊まるはめになった新婚さんと謎の女性。
・フィリピンから出稼ぎに来たヘルパーさんと、冷え切った関係の親子
の話も織りまぜて語られています。

出演者がすごく味のある方ばかりで、不思議な雰囲気の画面に仕上がってます。
特に、フィリピンのヘルパーさんと浮き輪の少女が、良かった。
ヘルパーさんは、まったくの素人さんだそうで、顔の表情がほとんど変わらず、
ものすごく不安そうな感じがよく出てる。
浮き輪の少女は、ヘルパーさん役の方とは、うって変わって、なんか自信満々。
この子役の女の子は、何の役かは理解していないけど、私が選ばれて当然という意識の高い子で、その強さがみなぎってて、不安なバティアを導く女の子にピッタリ。
強く主人公バティアの心を癒していってくれますね。

ジェリーフィッシュ Meduzot (くらげ)
JELLYFiSH 2007年【イスラエル・仏】 82分
監督:シーラ・ゲフェン/エトガー・ケレット
脚本:シーラ・ゲフェン
出演:サラ・アドラー(バティア)/ニコール・レイドマン(少女)/ゲラ・サンドラー(マイケル)/ノア・クノラー(ケレン)/マネニータ・デ・ラトーレ(ジョイ)/ザハリラ・ハリファイ(マルカ)
★★★★☆
ジェリーフィッシュ [DVD]
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インストーラー
2009年09月11日 (金) | 編集 |
ヨーロッパ系SF。
ハリウッドのような華やかさはなく、暗いタッチだぞー。
網膜に残った記憶を読み取れる時代の捜査とは、どんなものなんでしょうか?

INSTALLER_Poster.jpg

最新鋭医療技術によって、人間の記憶を眼から読み取る網膜スキャンが開発された未来――。パートナーを殺され、休職していたユーロボール(欧州警察機構)の刑事・ダヴィッドは、ある若い女性の死体を発見する。だが、その死体の網膜には一切の記憶が残っていなかった…。遺体には眼の上まぶたに3本、下まぶたに4本の傷跡があり、ダヴィットが取り逃がした凶悪犯ニコロフの犯行に間違い無かった。

記憶のない死体。
ダヴィッドは、上司より、新しい女性パートナーと組まされ、捜査を再開するのだが、
彼が、ものすごく寡黙な人で、ほとんど気持ちを語ってくれないので、
何の秘密を追っているのか、よくわからない。
新しい相棒も、うさんくさい女上司の指名した人なので、信用できないみたいだ。

並行して、
記憶のない院長の娘、も登場。
交通事故での顔の整形は成功したのだが、記憶がいっさいなくなってしまっている。
彼女は困惑していくが、母の院長と看護師さんは、何かを隠しているみたいだ。

この二つのストーリーで進んでいくんですが、
出てくる登場人物が、みんな怪しげ。
不可解な雰囲気をじっくり観せていくもので、かなり地味です。

記憶装置を扱ってるSFを、クールな雰囲気で観せていく映画ですね。
記憶という過去が人を形成しているものなのか、不安な未来を感じさせる。

インストーラー Chrysalis 2007年/フランス 90分
監督:ジュリアン・ルクレール
出演:アルベール・デュボンデル/マリー・ギラール/マルト・ケラー/メラニー・ティエリー/エステル・ルフェビュール/アラン・フィグラルツ
★★★☆☆ 地味~に謎を追い、地味~に終わっていった
インストーラー スペシャル・エディション [DVD]

映画『ドゥームズデイ』お得すぎてすいま千円!
2009年09月08日 (火) | 編集 |
映画『ドゥームズデイ』は、『ディセント』の二ール・マーシャル監督の最新作。
連休期間なら、合い言葉を言えば『ドゥームズデイ』が、1,000円で観れるそうです。
この映画は、期待してますよ。(^▽^)/

ドゥームズデイ壁紙01
公式ページ http://www.doomsday.jp/

9月19日(土)からの5連休、映画『ドゥームズデイ』は前代未聞のキャンペーンを実施いたします。それは…誰でも1,000円で観られるチャンス!その名も“お得すぎてすいま千円”キャンペーン!期間中映画館のチケット窓口でキーワード「世界の終わり」を告げれば鑑賞料金が1,000円になります!

【詳細】
対象劇場:『ドゥームズデイ』全上映劇場
対象者:『ドゥームズデイ』当日券を窓口で購入されるお客様
実施日時:2009年9月19日(土)~9月23日(水) シルバーウィーク期間中
内容:チケット購入の際、窓口でキーワード「世界の終わり」を言うと、当日鑑賞料金1,000円でご鑑賞いただけます
※窓口で当日券をご購入のお客様に限ります。※前売券、オンラインチケットには適用されません。また、他割引制度との併用はできません。


壁の向こうの無法地帯へ。これは『ニューヨーク1997』の設定。これに『マッドマックス』など面白そうなものの盛り合わせ。B級路線系だけど、お金を使った大作!というものですね。

予告編をどうぞ。
2008年、イギリス北部で突然発祥した死のウィルスの感染を防ぐため、政府はイングランドとスコットランドの間に巨大な壁を造り、壁の北に住む人々を見捨てた。
時が経ち、2035年。根絶したはずのウイルスが再び姿を現す。政府は壁の北側に生存者がいることから、抗ウィルス剤があると判断。抗ウィルス剤を手に入れるため、ヒロイン・シンクレア率いる特殊部隊が送り込まれる。しかしそこは暴力に支配された世界だった・・・




サブウェイ123 激突
2009年09月07日 (月) | 編集 |
ニューヨーク午後2時。ペラム発1時23分の電車が不意に停止。
今、デンゼル・ワシントン対ジョン・トラヴォルタの闘いが始まる!

SUBWAY123_ver1.jpg

午後2時、ニューヨーク地下鉄運行司令部で働くガーバー(デンゼル・ワシントン)は、ペラム発1時23分の電車が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけほかの車両と切り離されて停止していた。胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ライダー(ジョン・トラヴォルタ)と名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくる。

徹底的に二人の対決に話を絞った物語。
地下鉄職員でしかないガーバーが、いやおうなく、
ハイジャック犯ライダーと交渉していかなくてはならない状況に追い込まれていく。
素人ながら、犯人の情報をつかもうと話をしていくが、
逆に、犯人に、弱みを気づかれ、人質を盾に追いつめられてしまう。

二人のやりとりは、見応えあったけど、
この映画、うっおしい部分があるんだなぁ。
交渉の間に差し込まれる、白バイとパトカーの颯爽と走るシーンが、
観てる人の緊張感を、ブチブチ断ち切っていくみたいで、耐えられない。
あきらかに異質で、俳優さんの演技をぶち壊しているみたいだ。

二大スターを使った、シンプルに魅せる犯罪ものなので、
はやいカット割りのアクティブな画面は、必要ないんですよね。
無難には観れるけど、内容と画面が合っていない感じがするなぁ。

SUBWAY123_ver2.jpg

デンゼル・ワシントンの地下鉄職員のプロ根性とか、ジョン・トラヴォルタの狂気とか、俳優さんの演技で、ストーリー上のおかしな部分は、十分上回れると思うんだけど。じっくりと両者の感情の動きを描けば良かったのに。
二大キャストなのに、なんか、もったいないですね。

結局、
帰りに大きい牛乳を買ってきて~、という奥さんの言葉も、
わかった、小さい牛乳を買うよ~、というデンゼル・ワシントンの言葉も、
こういう映像編集系映画だと、活きてこないですよね。

サブウェイ123 激突 (オリジナル1974年『サブウェイ・パニック』)
THE TAKING OF PELHAM 1 2 3 2009年/アメリカ 105分
劇場鑑賞
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン(ウォルター・ガーバー)/ジョン・トラヴォルタ(ライダー)/ジョン・タートゥーロ(カモネッティ警部補)/ルイス・ガスマン(レイモス)/マイケル・リスポリ(ガーバーの上司ジョンソン)/ジェームズ・ガンドルフィーニ(ニューヨーク市長)
★★★☆☆ 二大スターのリメイクで無難に楽しめます (^_^;)

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プライド
2009年09月04日 (金) | 編集 |
『つらくても 情けなくても これが私の現実だ
自分を嫌いになるようなことはやめよう
一番恥ずかしいのは 何もしないで 自分の弱さを許して生きることだから』


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プライドってなんだろう? 一条ゆかり原作を『デスノート』の金子修介が映像化。
キャストがバシッと決まってる、面白い映画だよ。 (^▽^)/

原作コミックは、コンビニの廉価版Vol.1を読んでました。
伝説のオペラ歌手の娘で、豪邸に住み何不自由なく育った、麻見史緒。
アル中の母親を抱え、貧しきバイト生活で二流の音大に通う、緑川萌。

声楽家を目指しながらまったく違う世界に生きてきたこの二人が、出会い、憎しみ合い、本音をぶつけ合う、女のバトル。これだとありきたりなんだけど、プライドというものを軸に持ってきてあるのが、この原作の優れたところ。プライドが、時には邪魔をしたり、時には強く生きる力になっていったりする。自分に対して、真っすぐな彼女たちの気持ちが、心に響くのだ。

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二人が因縁の仲となるのは、萌が志緒の豪邸へとクリーニングのアルバイトに訪れたのがきっかけだった。不要になった5万円の高額チケットを志緒からもらい、一緒に出かけたオペラの会場で、志緒と自分との圧倒的な身分差を思い知らされた萌は、志緒に対し敵意にも似たライバル心を燃やす。一方、父から突如として破産を告げられた志緒は、ハイソな生活に別れを告げねばならなくなる。そんな二人が、イタリア留学をかけたコンクールの決勝で激突。それは二人の長い戦いの序章にすぎなかった――。

映画は、この物語の核心を思いっきり引き出したように、マンガよりマンガな表現。

どん底に生きる萌は、事あるごとに、史緒を貶めようとする。
萌にとって、志緒は、自分の境遇やみじめさ、その憎しみを、ぶつける相手なのだ。
夢に対してどん欲な萌を、演技派の満島ひかりが演じる。かなり極端な表情・身ぶり手ぶりのオーバーアクションで魅せていて、うまい。どんなに、カッコ悪くたって自分を出し惜しみしない彼女って、卑屈なようで、すがすがしいのだ。

対する史緒は、お嬢様から無一文になるという転落人生。
育ちがはぐくんだピュアさを芯に持つ彼女は、逆境になろうとも自分を見失うことはない。史緒を演じるのは、5オクターブの声域を持つシンガー、ステファニー。本業が歌手なので、演技はもちろん、うまくないが、それがかえって嵌ってて不思議。彼女は、歌手だからか、いつも胸をはっていて、姿勢が良い、それが、このキャラ表現に、すごく効いている。

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本来は、オペラが舞台の話なんだけど、
自分たちの持ち味の出せるPOPSで勝負をさせてるのが、うまくいってる。
この物語は、プライドを扱うものだから。
彼女たちが、歌うシーンは、演技から解放され、
自由に表現し、楽しく歌っているという気持ちが伝わりますね。
歌を合わせた時だけ、お互いを認め合い、
二人にわかる会話があるみたいで、たいへん感動的なシーンになってます。
見せかけのオペラにしたら、こういう演技を越えた雰囲気は出せなかっただろうと思う。

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自分を飾るプライドなんて要らない。
他を高めてこそ、はじめて、プライドと、呼べるのかもしれない。

プライド 2008年【日】
監督:金子修介
原作:一条ゆかり プライド (1) (クイーンズコミックス―コーラス)
出演:ステファニー/満島ゆかり/渡辺大/高島礼子/及川光博
★★★★☆ 良く出来てる。
◎DVD プライド デラックス版
◎主題歌 Pride~A Part of Me~feat.SRM

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プライド~オペラ・アリア・セレクションプライド~オペラ・アリア・セレクション
(2007/05/02)
オムニバス(クラシック)ジョーンズ(グィネス)

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ウルフクリーク 猟奇殺人谷
2009年09月01日 (火) | 編集 |
(||゚Д゚)ヒィィィ! 恐すぎる。

“この物語は実話を基にしている オーストラリアでの失踪者の数は毎年3万人にものぼる そのうち9割はひと月以内に確認されるが 発見に至らないケースも少なくない”と、いう説明より始まる。

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バックパッカーを狙った実在の誘拐監禁事件をモデルに描くスリラー。“ウルフクリーク”と呼ばれるクレーターで出来た広大な国立公園を舞台に、3人の若者が味わう戦慄の恐怖と決死のサバイバル劇を荒涼としたタッチでリアルに描き出す。
車で大陸横断の旅に出たベン、リズ、クリスティの3人。ところが、ウルフクリークまで来たところで車が故障、広大な平原のただ中で立ち往生してしまう。やがて日も暮れ、すっかり途方に暮れていたところへ、ようやく一台の車が通りかかり、乗っていた地元の親切な男性が、彼らに救いの手をさしのべてくれたのだが…。

※この映画のモデルとなったという実際の事件
◎1989-92年 ベラングロ州立公園内のバックパッカー連続殺人事件
◎1995-99年 スノー・タウンの男女12人猟奇殺人事件
◎1986-87年 フリマントルのバーニー夫妻連続強姦殺人事件


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幾つかの事件の記録から、ある事件を推察し、
ホラー風に映像化したもので、大自然の中での絶望の恐怖だ。

事件の発端となるのが、ウルフクリーククレーター国立公園。
隕石落下跡らしいが、まわりは荒野で、なんにもない。(※写真、下に見えるのが道)
突然、車が動かなくなり、日も暮れ困り果ててしまう。

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ここで登場するのが、普通のワイルドっぽい親切おじさん。
殺人鬼ではないから恐いのだ。
自分の小屋に部品があるから、そこで修理してあげるよ、
というので、おじさんの車に牽引され、小屋まで引っ張られることになるが、
おじさんの小屋は、めっちゃくちゃ遠い。
もう、ここがどこかもわからない。
おじさんの仕事を尋ねると、害獣駆除の仕事をやっているそうで、
牛や豚をいかに殺すかということを、楽しそうにしゃべりまくるのだ。

おじさんに出された飲み物を飲んだが、もう最後、
あとは眠りに落ち、目覚めたあとに、死が待っているだけだ。

こんな場所で、泣き叫んでも、誰にも聞こえないし、
殺されても、誰にも、発見されることはないだろう。
それだけに、ぞぉーっ、とする。

まわりに広がる雄大なオーストラリアの荒野が、恐すぎる。
一人、放り出されただけでも、生きる望みを失いそうな広さだ。

ウルフクリーク 猟奇殺人谷 WOLF CREEK 2005年【豪】99分劇場未公開
監督:グレッグ・マクリーン
出演:ジョン・ジャラット(ミック)/カサンドラ・マグラス(リズ)/ケスティー・モラッシ(クリスティ)/ネイサン・フィリップス(ベン)
★★★★☆
ウルフクリーク 猟奇殺人谷 [DVD]

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