2009年09月18日 (金) | 編集 |

11時14分に交錯する、さまざまな事件を、それぞれの視点で描いています。
作品の組み立ては『バンテージポイント』や『運命じゃない人』みたいな感じで、
少しずつ全体像が見え、なるほど、この事件とつながっていたのか、とわかってくる。
殺人事件が扱われるけど、シリアスじゃないんですね。
関わる人の突拍子もない行動を、テンポ良くコミカルに描かれてます。
観てて、次に何が起こるのかが、楽しみになってくる面白い作品でした。

ヒラリー・スワンクは、変な顔の凝った役づくりをしてはる。
DVD特典のインタビューで、ヒラリー・スワンクは出演の決め手として、“いつでも斬新で個性的な作品に出たい。そして才能豊かな新人が、世に出るための手助けをしたいと願っている。11:14は、そんな私の願いを満たしてくれる作品だったの“と答えていた。
彼女は、脚本を読んで、男の役で書かれていた人物が気に入って、この役を女性に変えて演じたいと、監督さんに、相談したみたい。どじな田舎娘の方が、より滑稽にみえる役だったので、彼女が、この役を演じるアイデアは良かったですね。製作総指揮にも、彼女の名前が、はいってます。
11:14 イレブンフォーティーン
原題11:14 2003年【アメリカ/カナダ】劇場未公開86分
監督/脚本:グレッグ・マックス
出演:ヒラリー・スワンク/パトリック・スウェイジ/レイチェル・リー・クック/ヘンリー・トーマス
★★★★☆
11:14 [DVD]

先日、すい臓ガンで闘病中、57歳で亡くなられた『ゴースト ニューヨークの幻』のパトリック・スウェイジさんも出ておられました。
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