FC2ブログ
観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
狼少女ミーシャ 虐殺の戦場、3000マイル
2009年09月21日 (月) | 編集 |
劇場公開タイトルは『ミーシャ/ホロコーストと白い狼』です。
それが、なんで?こんなホラー風ジャケットに ( ̄□ ̄;)!!
まじめな映画なのに、これじゃ、誰も借りてくれんぞ。

ミーシャ/ホロコーストと白い狼ポスター

ミーシャという名前だけ記憶にあったので、なんとなくあの作品のDVD版かなっと思ったけど、これが、あの作品と同じかどうか、全然、わからなかった。まがいものかも?と、TSUTAYAで悩んだ~。販売用DVDとレンタル用DVDでは、タイトルが変わってるんですね。(-_-#) ややこしいー。

ベルギー~ドイツ~ポーランド~ウクライナ。ナチス占領下のヨーロッパ。吹き荒れるホロコーストの猛威を逃れ、強制連行された両親を探して一人のユダヤ人少女が旅に出る。少女がその小さな瞳で目撃し、幼い体で体験する戦争の残酷さ。想像を絶する過酷な冒険の中、疲れ果て、あきらめかけた少女を救ったのは森で出会った白い狼だった……。

ユダヤ系フランス人のヴェラ・ベルモン女性監督は、以前から、ホロコーストを扱った映画を撮りたかったらしく、その題材に選んだのが、「少女ミーシャの旅 ホロコーストを逃れて3000マイル」ミーシャ・デフォンスカ著、ということのようです。

反戦映画でもある、この少女の旅は、たいへん過酷です。

ほぼ、ミーシャが、森の中を、ひとりで歩く物語で、
主演の少女・マチルド・ゴファール(当時8歳)が、大熱演ですね。
東へ東へ、ただ、ひたすら東へ。
両親が東にいるという情報しか、彼女は知らないけど、それでも進むんですね。
コンパスが、指し示す方向に光があるかのようにさまよう姿は、
戦時中の明日の見えない人々の願いであるかのようなイメージですね。

ミーシャ/ホロコーストと白い狼写真1

途中、出会った白いオオカミに、おかあさんの姿を重ね、
生きるために、生肉をも食べ、次第に、野生児のようになっていきます。
ベルギーに戻った時は、もう、ぼろぼろ。
最初の少女の面影が、見る影も、なくなってしまうほどの壮絶さです。

違った形での反戦映画というもので、力作だし、
なにより、マチルドという子役に、すべてがかかる内容で、
それに、彼女が、見事、応えたという感じですね。

ミーシャ/ホロコーストと白い狼 2007年【フランス/ベルギー/ドイツ】119分
狼少女ミーシャ 虐殺の戦場、3000マイル(レンタルDVD)
SURVIVRE AVEC LES LOUPS/SURVIVING WITH WOLVES
原作:ミーシャ・デフォンスカ『少女ミーシャの旅』(早川書房刊)
製作/監督/脚本:ヴェラ・ベルモン
出演:マチルド・ゴファール(ミーシャ)/ヤエル・アベカシス(ゲルーシャ)/ギイ・ブドス(エルネスト)/ミシェル・ベルニエ(マルト)/ベンノ・フユルマン(ロイヴン)
★★★☆☆
ミーシャ/ホロコーストと白い狼 [DVD]

ミーシャ/ホロコーストと白い狼写真2
ミーシャに優しいおじさん。こういう親切な方が出てきて、ほっとした。
スポンサーサイト