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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
ECHO エコー
2009年10月05日 (月) | 編集 |
音の記憶をたどる。

ECHOエコーFISSURES_DVD

手を触れると、その場に残された残留思念が見えるというような話がありますが、
この物語では、残留音。音として、聞こえてきます。
疎遠だった母と、音を通じ再会をしていく物語。

主人公は、動物ドキュメンタリーの音響技師のシャルロット。
ある日、何者かに母親を殺害されたシャルロットは、殺害現場である実家を訪れる。
集音マイクをいじっていると、突然、母の声が、集音される。
えっ?と思い、
部屋のあちこちにマイクを向けると、この部屋には、
かつて母と過ごした過去のたくさんの音が、残されていることがわかってきた。
彼女は、記憶をたどるように、音をを次々と拾い集め始める。
それは、母が殺害された日の音へも迫っていくことになるのだった。

ECHOエコーFISSURES_IMG1
お母さんは、昔から、霊感が強く、村人から魔女とも呼ばれる人だった。

ECHOエコーFISSURES_IMG2
断片的に残された音の位置をつなぎあわせ、母の死の真実に迫っていく。


ヒモを張り、聞こえてくる音の編集を、
視覚的に観せていくアイデアは、すごく面白いと思う。
ただ、全体に、静かに進むミステリーなんですねー。
音を地道に集めながら、村人へ聞き取り調査に行う淡々としたドラマなんです。
わずかな音を頼りに推理したり、彼女の職業が活かされたり、
もっと面白く出来る内容なのに、もったいない気がしました。

ECHO エコー Fissures/Ecoute Le Temps 2006年/仏 87分劇場未公開
監督:アランテ・カヴィーテ
出演:エミリー・デェクウェンヌ/リュドミラ・ミカエル/マチュー・ドゥミ
★★★☆☆
ECHO エコー [DVD]
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