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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
エスター
2009年10月20日 (火) | 編集 |
少女スリラー。

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赤ん坊を死産で失い、悲しみに暮れていた夫婦ケイトとジョンは、養子を迎えようとある孤児院を訪れる。そこで出会った少女エスターに強く惹きつけられた2人は、彼女を引き取ることに。しかし、日に日にエスカレートするエスターの不気味な言動に、ケイトは不安を覚え始める。原案アレックス・メイス、監督は『蝋人形の館』のジャウム・コレット=セラ。ホラー作品を得意とするダーク・キャッスル・エンターテインメントによる恐怖演出が観る者をとらえて離さない。

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父ジョン、母ケイト、兄ダニエル、妹マックスのコールマン家に、エスターがやってくる。これは「オーメン」のようなオカルトでなく、心理サスペンス。

エスターの手口が狡猾。妹マックスは、耳が不自由で、その妹と手話を使い、すぐ仲良くなるんですね。でも、子供の感受性は、姿にとらわれません。エスターの異様さには、気づくけど、すでに、エスターの行動を見てる妹マックスは、恐くて、何も言えない。兄ダニエルも、証拠がないとお母さんは信用してくれないかもしれないと、兄妹は、わかりながら、口をつぐんでしまうわけなんです。

一方、お母さんも、おかしな出来事の原因は、エスターにあるのではないかと疑いを持つんですが、彼女は、以前、アル中になり、現在でも、薬を服用してる状態。アル中女のたわごとのように、ジョンや精神科医は、彼女の言い分を、まったく聞いてはくれません。自分がおかしいのかと、家族の中で、孤立してしまうケイト。

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エスターを演じた子役のイザベル・ファーマンの冷たい目が恐い。彼女のずる賢い行動は、観てて、気分がいいものではない。お母さんの狂乱もあるけど、両親が決めた新しい家族を迎える子供たちの気持ち、特に妹マックスの気持ちの移り変わりをていねいに描いているのが、うまいですね。実際に、耳が不自由だというマックス役のアリアーナ・エンジニアちゃんの不安を訴えたいような表情が、この映画の中で、すごく効いてたと思います。

エスター ORPHAN 2009年【米】123分 R15+
劇場鑑賞
監督:ハウメ・コジェ=セラ
出演:イザベル・ファーマン(エスター)/ヴェラ・ファーミガ(ケイト・コールマン)/ピーター・サースガード(ジョン)/ジミー・ベネット(ダニエル)/アリアーナ・エンジニア(マックス)/CCH・パウンダー(シスター・アビゲイル)
★★★★☆

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