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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
85ミニッツ PVC-1 余命85分
2009年10月24日 (土) | 編集 |
またまた、実話事件系。
しかも、この作品は、85分全編1カット!!

85ミニッツPVC-1余命85分_P

世界有数の犯罪多発国コロンビアで、2000年に起こった実話を基に創作された物語である。山間部で農園を経営する一家を武装グループが襲撃し、母親の首に時限爆弾を装着すると、多額の身代金を要求して姿を消した。一家は当局に連絡し、国家警察が処理を開始するが…。29歳の新鋭スタソロプロス監督は、最高の俳優を選び、綿密な計画と徹底的なリハーサルを積んで撮影に臨んだ。

NGや段取りミスしたら、お終いですからね。
観てて、ドキドキですよー。
カメラを引いたり寄せたり、ぐるっーと回り込んだり、
タイミング合わせて、人が出てきたり、
飽きずに観せるため、工夫してある。監督さんの意気込みが、いいですね。

事件そのものは、不可解なものなんです。まったく理不尽なものが犯罪なんですが、犯人グループは、苛立つ異様な家族で、爆弾をつけ、立ち去ってしまう?なんだか、よくわからないです。
国家警察に指示された場所まで、森を突っ切っていくはめになり、とんでもないところを進む驚きと、撮影のアクシデントが起こったら、どうするねんと、観てて、すごく緊張します。
時々、急に、アラーム音が鳴る ( ̄□ ̄;)!! ドキッ この音には、びっくりさせられた。

85ミニッツPVC-1余命85分_img1

動的な場面から静的な場面へ。
処理作業にはいってからは、本番勝負のドキドキ感を狙う形でも、
観てる人の緊張を維持していってますね。

主役の女性が、水を要請し、兵士より水を渡された場面が、なんともスリリング。
この水を、なんと一気飲み!
失敗できないので、だいじょうぶかなーと、不安なんですよー。
わざとらしくケガして包帯を巻きにいったり、
大げさにすることによって、ものすごい緊張感が高まりますね。
ライブ的な面白さを狙う、という手づくり感が、好感を持てます。

犯人グループの恐さや、ずさんな爆弾処理といい、
コロンビアの実情的な恐さ、荒っぽさも感じられるし、うまく出来てると思いました。

PVC-1 余命85分 2007年【コロンビア】85分
原題:PVC-1 DVD:85ミニッツ PVC-1 余命85分
監督・脚本・撮影:スピロス・スタソロプロス
出演:メリダ・ウルキーア/ダニエル・パエス/アルベルト・ソルノサ/ウーゴ・ペレイラ/パトリシア・ルエダ/アンドレス・マエチャ
★★★☆☆ 撮影スタッフの緊張も想像しながら、楽しもう。
2007年カンヌ国際映画祭ローマ市賞/2007年テッサロニキ国際映画祭審査員特別賞、観客賞、最優秀男優賞、国際映画批評家連盟賞/2008年バンコク国際映画祭最優秀作品賞 ほか受賞
85ミニッツ PVC-1 余命85分 [DVD]
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