観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
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2009年カッコよかったポスター!
2009年12月29日 (火) | 編集 |
やっぱり、映画といえば、ポスター! こんな内容だろうか?と想像するのが楽しいんですよね。観て、はずれってのも、ありますけど…( ̄▽ ̄; 2009ポスター大賞みたいなもので、今年を振り返ってみたいと思います。今年、劇場で観た映画、DVDから、内容より、ヴィジュアルを重視して選びます。


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私は「心」を持ってしまいました。
持ってはいけない「心」を持ってしまいました。


第1位 空気人形 2009年【日】
雰囲気のいいポスターだった。
主演ペ・ドゥナということもあるけど、この邦題と、ふわっとした空気感に惹かれる。



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人生は素晴らしい。

第2位 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 2008年【米】
タイトルのリボンみたいなのが、カッコいいな。
二人の人生が、円弧を描き、瞬間だけ接するのが、切ない。
ベンジャミンの人生が連なる米版のポスターも、いいよ。



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第3位 愛を読むひと The Reader 2008年【アメリカ/ドイツ】
これは、ポスターに使われていた写真。
二人の交差する写真が、カッコいいので選びました。
観賞後、この二人の目線と表情を見れば、この悲しさがわかると思います。
※イメージソングを付け「愛」の映画と宣伝してたのは、よくなかったね。



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第4位 天使と悪魔 / 第5位 ターミネーター4 2009年【米】

ヴァチカンを見下ろす天使と悪魔像が気にいった。
ターミネーターは、やっぱり、いい。



これから先は、DVD鑑賞作品。公開年に関係なく、私が、たまたま、2009年に、観たものから選ばれます。まずは、ダークナイト(2008年/米)。ジョーカーが出てくるポスターは、抜群に、カッコよく痺れました。

09PD_darknight.jpg



あとは、まとめて、一気に。内容を考慮せずに選んでみたけど、面白い映画が集まりました。ただし「屋敷女」だけは、観る人を選びます(^_^;)

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※海外ポスターの左上/ロッテ・ライニガー・アクメッド王子の冒険
左下/イエスマン・“YES”は人生のパスワード、中央下/永遠のこどもたち


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※海外ポスターの中央上/僕らのミライへ逆回転、右下/サン・ジャックへの道

以上、楽しんでいただけましたでしょうか。気になるパッケージがあれば、情報など気にせず、直感で観てみてください。自分のカンこそ、正しいです。


今年の記事は、これで、おしまいです。
お正月は、お休みで、来年、1月4日以降の更新予定です。
来年より、ブログ3年目に、突入します。

皆様、よいお年をお迎えください。
1年間、読んでいただき、ありがとうございました。
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2009年下半期まとめ
2009年12月28日 (月) | 編集 |
2009年下半期まとめです。(^▽^)/ (2009上半期まとめ
※題名にリンクが、ついているものは、クリックで感想記事へ飛べます。


■劇場で観た作品の中から

09sG_shizumanu 09sG_esther 09sG_avatar

沈まぬ太陽 2009年【日】
原作を読んでいたので、ついに映画化されたという感激も、大きかったし、
渡辺謙さん、はじめスタッフの熱い心意気みたいなものが感じられた。

エスター 2009年【米】
オーメンみたいなオカルトかと思いきや、サスペンスだった!
驚きの結末と、少女に翻弄される家族の恐怖が、うまく描かれている。

アバター 2009年【米】
あと、年末公開された「アバター」。パンドラという世界への体験は、すごかったと思います。新しい表現として、今後の可能性を見せてくれてますね。

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空気人形 2009年【日】
私の中のあなた 2009年【米】
主役ペ・ドゥナの演技が素敵な「空気人形」、家族の想いに包み込まれるような「私の中のあなた」、この2作品も、印象に残りました。(※記事アップなし)


■DVD鑑賞作品の中から 選んでみると、様々な国の作品に分かれた。

01_09sG_wall_e 02_09sG_eienno_ko 03_09sG_miraiwo_u 05_09sG_pride

WALL・E/ウォーリー 2008年【米】
健気なウォーリーの姿に、やられた (T_T)

永遠のこどもたち 2007年【スペイン】
格調高きゴシックホラー、母の愛が、涙を誘う。

未来を写した子どもたち 2004年【米】
子供たちが、活き活きしてる。素敵なドキュメンタリー。

プライド 2008年【日】
漫画より漫画的、オーバーな表現が、面白い。

04_09sG_syoutaifumei_t 06_09sG_jelly_fish 07_09sG_saraebo_no 08_09sG_chocolate_fight

正体不明 THEM ゼム 2006年【仏】
人の心にわき起こる恐怖こそ、恐いのだ。

ジェリーフィッシュ 2007年【イスラエル・仏】
心象風景のような、ポエムな作品。

サラエボの花 Grbavica 2006年【ボスニア・ヘルツェゴビナ】
母娘の愛に、未来を信じたい。

チョコレート・ファイター 2008年【タイ】
主演ジージャーが、かわいく、カッコいい。

次点として、
ロルナの祈り 2008年【ベルギー・フランス・イタリア】
マンデラの名もなき看守 2007年【フランス・ドイツ・ベルギー・南アフリカ】


■劇場未公開作品 
未公開といっても、しょーもないわけでなく、出演俳優がメジャーでない、ヒットが見込めない、という変な理由で、公開されてないものも数々ある。大作より、少ない予算で、工夫を凝らした秀作も多いですよ。これは、地味ながら、おすすめできそうな作品を集めました。

09sG_gonebabygone 2009下半期ルックアウト見張り 09チルドレン・オブ・ホァンシー

ゴーン・ベイビー・ゴーン 2007年【米】未
原作は『愛しき者はすべて去りゆく』で、「ミスティック・リバー」を書かれてるデニス・ルヘイン著です。ある誘拐事件にまつわるお話で、深い余韻を残します。

ルックアウト/見張り 2007年【米】未
サスペンス調で進むヒューマンドラマ。交通事故の外傷性脳損傷により、記憶が保てない主人公を、主役ジョセフ・ゴードン=レヴィットが、うまく演じています。

チルドレン・オブ・ホァンシー 遥かなる希望の道 2008年【モンゴル/中国/独】未
日中戦争下、中国人孤児60名を連れ、シルクロードを横断する逃避行をしたイギリス人ジャーナリストがいた。これは真実のストーリー。

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スマイルコレクター 2007年【仏】未
微笑みをたたえ殺されていた少女、犯罪心理分析を研究する新人女性刑事が、この猟奇事件に挑む。本格的サイコスリラー。

ECHO エコー 2006年【仏】未
音響技師の主人公が、母が殺害された日の手掛かりを求め、音の記憶をたどっていく。音源を収集していくというアイデアが面白かった。


☆年間通じては、『愛を読むひと』(2009米)が、観て良かったと思う映画でした。原作では、まったく書かれていない登場人物ハンナの気持ちを、ケイト・ウィンスレットが、うまく解釈、表現してくれたと思います。もう1本は『つみきのいえ』(2008日)です。手描きの絵の優しさ、暖かさが、沁みる作品でした (T_T)


あと、年間ベスト作品というような系列には、扱いたくないものとして、

●素晴らしかった『マイケル・ジャクソン THIS IS IT
09sT_this_is_it

●イーストウッドが語ってくれたような『グラン・トリノ』(2008米)
09sT_grantorino

こういったものは、別格として、違う棚に置いておきます。


※次回、2009年のポスターを集めた記事で、本年度の更新は、終わりです。

ロルナの祈り
2009年12月27日 (日) | 編集 |
変化によって生まれてくるもの。

ロルナの祈りP

カンヌ国際映画祭で2度のパルムドール大賞を獲得した(『ロゼッタ』『ある子供』)ダルデンヌ兄弟。ロルナを演じる新進女優アルタ・ドブロシの、カンヌで主演女優賞候補になったほどの存在感もさることながら、麻薬中毒者役を演じるために体重を15キロも落としたという、ジェレミー・レニエの役作りにも注目したい。また、これまで音楽を使わなかった監督が、初めて劇中に音楽を使用した。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ32番―この美しい旋律がエンディングでロルナの“決心”を盛りたてる。

主人公ロルナにつかず離れず、ドキュメンタリー風に、進んでいきます。特徴的なのは、ある時、なんの説明もなく、唐突に、場面が、変わってしまうところ。なので、あれっ?と思いながら、観てしまいます。そこが、この映画のいいところで、状況がわかるまで、少し時間がかかるんですね。徐々に、芽生えてくる気持ちの変化みたいなものが、体験できると思います。
カメラは、あくまでも客観的な距離を保ったれまま。自分自身の気持ちだけ、ロルナの方へ近づいていく感覚がありますね。綿密に構成されてる作品のように、感じました。

ロルナの祈りIMG1

ロルナは、アルバニア移民。ブローカーの手引きで、麻薬に溺れるベルギー青年クローディと偽装結婚をしている。国籍取得したあとは、なんと (°□°;) 相手のクローディは、薬漬けにされ、殺される計画だ。ロルナが、犯罪に荷担してる側というのに、まず、びっくりする。
どうりで、ロルナっていう女性が、感情なく無表情なはずだ。

クローディは、ロルナ、ロルナと、甘え頼ってくる弱い青年で、離婚の形にして、彼を殺さずにすむように、彼女は、動き始める。再び、麻薬に走ってしまいそうになるクローディを、自分の身体で、つなぎ止めようとする。
彼女の求めるものが、次第に変わってきたんでしょうね。貧困から抜け出したい、国籍を取りたい、そのためには泥でも飲むという覚悟で始め、次には、お店を持つ夢も出てきたけど、それとは、違う何かが、彼女の中に、生まれてきたんですね。

一瞬だけ、見せる彼女の笑顔が印象的です。最後、彼女の中に、芽生えたものと、一生懸命、人として、話しかけようとしているように思いました。

ロルナの祈り LE SILENCE DE LORNA/LORNA'S SILENCE
2008年【ベルギー/フランス/イタリア】105分
監督・脚本:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
出演:アルタ・ドブロシ(ロルナ)/ジェレミー・レニエ(クローディ)/ファブリツィオ・ロンジョーネ/アルバン・ウカイ /オリヴィエ・グルメ
★★★★☆(4.0)
ロルナの祈り [DVD]
ロルナの祈りIMG2
アルタ・ドブロシと、ジャン=ピエール(右)リュック(左)のダルデンヌ兄弟
DVD特典に、監督、女優さんのインタビューついてます。なかなか興味深いですよ。

アバター/AVATAR(3D字幕版)
2009年12月24日 (木) | 編集 |
3D特別前夜祭上映で、パンドラ体験へ、行ってみました!
満員かしらと思ったけど、そうでもなかった (^_^;)
IMAXは、近隣にないので、TOHOシネマズで鑑賞。
3Dは、迫力ある前の方で観るのを、おすすめします。後ろに座ると、もったいないよ。

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パンドラ…… 距離にして4.4光年。
地球に最も近い恒星であるアルファ・ケンタウリに位置し、2つの太陽を持つ。
土星ほどの大きさを持つガス惑星ポリフェマスの衛星が、パンドラである。

そこは、アマゾンのような熱帯雨林。巨大な樹木や奇妙な鳥、どう猛な動物が住む。夜になると美しく発光する動植物、特殊鉱石アンオブタニウムというにより浮遊するハレルヤ・マウンテンなど、想像を絶する光景が広がるという。

そのパンドラの地に、自分が降り立ち、冒険するような体験ができるのが『アバター』だ。


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アバターとは、なにかというと、仮の身体みたいなもの。
先住民ナヴィ族と人間との遺伝子を融合させたアバターに、意識を投影し動かすわけですね。

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海兵隊員ジェイク役サム・ワーシントン
なんの知識もなく脳天気。それが強みで、そのままのものを受け入れていく人。

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植物学者グレース役シガニー・ウィーバー
アバターの顔も、わかりやすいね(^^)

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ジェイクが出会うナヴィ族の娘ネイティリ役ゾーイ・サルダナ
ゾーイ・サルダナは、ナヴィ族なので、本人は出ない。
けど、本人の表情や動きは、そのままリアルに表現されていて、野生児のように叫ぶ表情や、しなやかな動きは、実写に近く、彼女は良かったと思う。

ジェームズ・キャメロン監督が、試行錯誤してきたデジタル3D技術やモーション・キャプチャー技術を投入。構想14年、実製作4年というだけあって、映像が、すごい!目の前に広がる壮大な光景、浮遊するような感覚は、劇場で体験する値打ちありです。

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実は、パンドラは、すべての動植物が共生関係にある生態系で、聖なる木と呼ばれる大樹を中心に、エイワと結びついているということが、次第にわかってくる。パンドラ自体が、自然界を具現化した星になっているのが、面白いところ。大宇宙の中では、自分も、人間という肉体を持っているだけの存在でしかなく、これは、すべての生物が同じこと。肉体を離れた精神として、学んでいくような体験にも、なっていて、細かく作ってあるなぁ、と思います。

細かいディテールのわりに、おおまかなストーリーは、すごいもんではないです。後半の闘いに、はいってから、監督自身が、この技術で描き遊んだという感じもあり、パワーローダーの格闘戦などは「エイリアン2」の再現という印象も受ける。でもね、それを、3D映像で、押し切っていくようなパワーが、ありますね。


アバター Avatar 2009年【米】2時間42分 公式サイト
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン(ジェイク)/ゾーイ・サルダナ(ネイティリ)/シガニー・ウィーバー(グレース)/スティーヴン・ラング(大佐)/ミシェル・ロドリゲス(女性パイロット)/ジョバンニ・リビシ/ジョエル・デビット・ムーア
★★★★☆(4.5)
※3Dの字幕は、思ってたより観やすく、目の疲れはありませんでした。
※パンフは、600円。パンドラの生態系の記事がもう少し載ってれば良かったけど、内容は充実してました (^▽^)/ 公式サイトの「パンドラのすべて」の映像が参考になりますよ。


アバター ブルーレイ&DVDセット [初回生産限定] [Blu-ray]
アバター 公式完全ガイド
The ART of AVATAR ジェームズ・キャメロン『アバター』の世界 (ShoPro Books)
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永遠のこどもたち
2009年12月21日 (月) | 編集 |
愛を信じたら、本物の光が見える。

永遠のこどもたちPOSTER
永遠のこどもたちIMG1

海辺にある孤児院で育ったラウラ。30年後、閉鎖されていた孤児院を買い取り、障害を持つ子供たちのためのホームとして再建するために、夫カルロスと幼い息子シモンと移り住む。だが、古い屋敷の中で遊ぶ相手のいないシモンは、空想上の友だちを作り、日に日に子供じみた空想を広げ、まるで本当に友だちがそこにいるかのように話す様子にラウラは不安を覚えていく。同時に、そんなシモンの話を聞くうちにラウラ自身も子供時代の思い出が甦り、不思議な感覚にとらわれていく。

※ネタばれで、書いてますので、未見の方は、ご注意ください

冒頭、日本でいう「だるまさんが転んだ」で遊ぶ、子供たちの姿から始まる。
1、2、3、扉を叩け。1、2、3、扉を叩け。
主人公ラウラが、振り返るたび、しだい、しだいに、過去が、近づいてくるかのよう。

「だるまさんが転んだ」が、こんな恐いものとは思ってなかった…

海辺に立つ洋館、光を照らす灯台、洞窟、映し出される映像が美しい。
懐かしい光景の中、息子シモンと幸せな時を感じていたラウラの心に、不安が広がり始める。シモンが、彼女には、見えない友達と、しきりに、話を始めたのだ。違う世界が見え始めたシモン。彼女は、これをうち消そうとするが、やがて、現実がつきつけられる。マスクをかぶった少年の出現とともに、シモンが失踪してしまう。

永遠のこどもたちIMG2

狂乱する彼女は、シモンと愛で結ばれる決意を固める。「だるまさんが転んだ」と、振り返るたびに、彼女とシモンのいる世界の距離が縮まってくる。一歩、また一歩。ついに、シモンを抱きしめた彼女のまわりに、幼き頃、いっしょに過ごした孤児たちが集まってくる。
哀しい結末、ラウラに訪れた永遠の安らぎが、涙を誘いました。(T_T)

ベニグナという謎のおばあさん、覆面をかぶったトマス少年、霊媒師の言葉、と謎めいたホラータッチで進む物語で、格調高さも感じました。宝探しごっこなどで、導いていくのも、うまいです。


永遠のこどもたち 2007年【スペイン】108分
EL ORFANATO/THE ORPHANAGE
監督:J・A・バヨナ/製作総指揮:ギレルモ・デル・トロ
出演:ベレン・ルエダ(ラウラ)/フェルナンド・カヨ(カルロス)/ロジェール・プリンセプ(シモン)/ジェラルディン・チャップリン(霊媒師)/モンセラート・カルーヤ(ベニグナ)
★★★★★(5.0)
永遠のこどもたち デラックス版 [DVD]
永遠のこどもたちIMG3

THE 4TH KIND フォース・カインド
2009年12月20日 (日) | 編集 |
なんの映画か、よくわからんままに観てみた。

THE 4TH KINDフォース・カインドPOSTER

1960年代以降FBIによる訪問が2000回を超えるというアラスカ州北部の町、ノーム。本作は、2000年に起こった未解決事件に基づいており、俳優による再現映像、アビゲイル・タイラー博士本人のインタビュー、催眠療法の記録映像で、構成されている。

信じるかどうかは、あなた次第。

THE 4TH KINDフォース・カインド2画面
いかにも再現映像っていうものと並べるので、記録映像に、妙なリアルさが増す。

実は、あなた以外にも、白いフクロウを見たという患者さんが、大勢いるのよ。
えっー、ほんまでっか、先生。
治療を受けに行って、そんなこと言われたら、めっちゃ、気になりますやん。

催眠治療って、恐いな。タイラー先生の催眠治療を受けた患者は、眠っていた記憶が呼び起こされ、異常な行動をとったり、尋常でない現象を起こし始める。これは、ある記憶を埋め込むタイラーの博士の人体実験なのか。それとも、本当に、あの人たちの仕わざか。すべては、彼女の妄想ということも考えられるが。

なにが恐いって、インタビューに答えるタイラー博士本人の憔悴したような顔が、恐い。彼女のインタビューが、この作品の一番の見せ場だ。もっもらしい記録映像も、挟み込まれてくるので、最後まで、面白くは、観れます。けど、この映画は、博士の語っている内容を、裏付ける映像・音声を、見せるだけで終わってしまうんですね。
だから、本当か?嘘か?というだけになってしまう。観終わったあと、こういうことも考えられるんじゃない?のように、違うことを想像したりする幅がないねんなぁ、これは残念ですねー。

劇場まで足運ばずに、DVDでもいいような作品かな。
テレビと違って、このあと、驚愕の映像が!(はい、コマーシャル)とは、
ならないので、観やすくては、いいですよ。


THE 4TH KIND フォース・カインド  The Fourth Kind 2009年【米】99分
劇場鑑賞
監督・脚本:オラントゥンデ・オスサンミ
出演:ミラ・ジョボビッチ/ウィル・パットン/イライアス・コティーズ
★★★☆☆(3.0)
THE 4TH KINDミラ・ジョボビッチ1

道 La strada
2009年12月17日 (木) | 編集 |
先日、読んだ雑誌 BRUTUS 12/1号 特集『泣ける映画』で、総合第1位、
TSUTAYAの、世界が泣いた100選100円にも、選ばれていたので、
名作『道』を観てみました。

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あとで、じわじわ~(T_T)と来ますねぇ。
この作品でいう道とは、自分の進んできた後にできてくる道のことです。
ふりかえった時に見える道。

たとえ、どんな小さな石ころにだって、意味がある。
多くの人は、道ばたにころがる小さな石など気にもとめずに、通り過ぎてしまう。
あとから、その石の大切さに気づいても、人生は引き返せない。
あの時の出来事、出会い、すべてがあって、この道は出きてきてるんですね。
それがわかった時に、押し寄せて来るものが、ありますねー。

この先も、人生の悲哀を描いてる名作と呼ばれ続けるものだろうなー。名作ベスト10には、必ず、はいってきそうな作品ですね。でも、こんなの、つらくて、何回も観られへんわ。私としては、ベストには選ばない作品だろう。何年かのち、ふと、した時に、メロディーやシーンが心に残っていることに気づくと思います。

ジェルソミーナを演じてたジュリエッタ・マシーナの、くりっとした目や、表情、動作に、冒頭から、興味を引かれ、印象的。それだけでも大満足。小さな彼女が、大きなコートを着てる姿も、かわいらしかったですね。

道 La strada 1954年【伊】115分
監督:フェデリコ・フェリーニ/音楽:ニーノ・ロータ
ジェルソミーナ………………ジュリエッタ・マシーナ
ザンパノ………………………アンソニー・クイン
アルレッキーノ(キ印)……リチャード・ベイスハート
★★★★☆(4.9)
道【淀川長治解説映像付き】 [DVD]
ヨーロッパ映画音楽百科(ニーノ・ロータ編)

道_LaStrada_Poster2

変態島/VINYAN
2009年12月16日 (水) | 編集 |
変態島? (^▽^;)
エマニュエル・ベアール主演なので、観てみた。

変態島_VINYAN_POSTER

エマニュエル・ベアールが裸身で見せる体当たりの変態演技に注目!(;^_^A
恵まれない子供たちを支援する篤志家のパーティーに参加した建築家ポールとその妻ジャンヌ。ミャンマーの現状を映した映像を見て愕然とする。半年前、大津波で行方不明となった息子ジョシュアがいたのだ……。
2008年ヴェネツィア国際映画祭特別招待作品。主演は、フランスを代表する世界的演技派女優として活躍するエマニュエル・ベアール。「変態村」の監督ファブリス・ドゥ・ヴェルツが、ジャングルの奥地で息子探しに執着する余り、狂気と惨劇に巻き込まれて行く夫婦の様を描いています。


母としての直感が、そうさせるのか。
ほんと、わずかに、小さな後ろ姿が、一瞬、映像に残されているだけ。
でも、母ジャンヌには、ジョシュアは生きている、今も私を呼んでいる、と見える。
見えるというより、母としての体の直感と言った方がいいかな。
肉体が導かれ、精神が崩壊していく様を、エマニュエル・ベアールが、熱演しています。

変態島_VINYAN_エマニュエル・ベアール

原題のヴインヤンとは「怒れる魂」のこと。
ひどい死に方をし、錯乱した魂は、
行き場を失い、ヴインヤンとなる。
と、いう意味だそうです。
さまよえる魂、のようなタイトルの方が、似合いそうな内容でしたね。
エマニュエル・ベアール主演なのに、
このタイトルでは、ちょっと、かわいそう。

二人が向かうのが、ミャンマー国境にある小さな島で、現地人の手引きにより、入っていくわけなんですけどれども、そこへ、たどり着くまでが、なんとも、怪しげ。人身売買も、行われてるところで、ブローカーみたいな奴らに、あっち、こっちへ、連れ回され、どんどん金をせびられていく。信用できない奴らの言うがままに、船に乗せられ、さまようのは、なんとも不安ですね。
息子は生きているという望みだけを頼りに、我が身をまかせていく。
最後に行き着く場所の表現が、あまり、いいとは思わなかったけど、精神イメージ的な映画だからな。精神は、この島に留まり続けるということかな。不安定な気持ちで、見入っていける作品で、なかなかだったと思います。

変態島 VINYAN 2008年【仏/ベルギー/英/豪】劇場未公開96分
監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
出演:エマニュエル・ベアール/ルーファス・シーウェル/ジュリー・ドレフュス
★★★☆☆(3.0)
変態島 [DVD]

◎関連記事 エマニュエル・ベアール(Emmanuelle Bart)出演作
→『愛と宿命の泉《Part I フロレット家のジャン/Part II 泉のマノン》
→『恍惚

ジェームズ・キャメロン、リメイク版『ミクロの決死圏』をプロデュース
2009年12月14日 (月) | 編集 |
 12月23日から公開される新作『アバター』が楽しみなジェームズ・キャメロン監督が、新たなSFアクション映画に着手していると報じられ話題となっているが、詳細が明らかになった。
 映画『アバター』のロンドンプレミアで、MTVがキャメロン監督とプロデューサーのジョン・ランドーにインタビューしたところ、報じられている企画とはSF映画の古典的名作『ミクロの決死圏』をリメイクするものだそうだ。残念ながら、本作ではキャメロン監督はメガホンは取らず、プロデューサーを務めるとのこと。『ミクロの決死圏』は1966年当時の最新技術とアイデアを駆使して製作されたが、リメイク版は現在の最新デジタル映像技術を活用し、3D映画として製作される。
 映画『ミクロの決死圏』のリメイクは2007年ごろから進められており、当初からキャメロン監督が関わっていた。リメイク版の監督候補にはローランド・エメリッヒ、ターセムなどの名前が挙がっていたが現在のところは未定で、脚本は『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』のシェーン・サレルノが手掛ける。
(シネマトゥデイ映画様より引用)

http://www.cinematoday.jp/page/N0021268

ほぉー、ジェームズ・キャメロン製作で、リメイクされるんですね。(°O° ;)
オリジナル版は、ファンタジー映像ですけど、今回は、もっと、科学的な映像になるのかな。人間の体内に、はいっていく映像だけでも、観てみたいような気持ちになりますね。へたに、サスペンス要素を盛り込んだリメイクは、作って欲しくは、ないですね。

リメイクニュース ミクロの決死圏

カラヴァッジオ
2009年12月13日 (日) | 編集 |
イタリア・ルネッサンス期の画家ミケランジェロ・メリシ・カラヴァッジオを描く。

caravaggio_img1

カラヴァッジョ(Caravaggio 1573-1610)
徹底した写実性と劇的な明暗対比や感情表現で、後にあらゆるバロック期の画家に多大な影響を与えたと言われるイタリアバロック絵画の巨匠。その強烈すぎた表現は品位に欠けるとして非難を浴びることも多々あった。また画家として名声を得ていたカラヴァッジョは1606年、35歳の時に喧嘩で一人の男と決闘、相手を刺し殺しローマから逃亡。殺人犯として追われる身となったが、逃亡先のマルタ共和国で『洗礼者聖ヨハネの斬首』を描き、これが認められ教皇より罷免される。しかし一年もたたずして再度些細なことで決闘し投獄される。一度は脱走を試みるも、数日後に逮捕、同作品の目前で斬首刑を宣告される。享年38歳。


caravaggio_img2

デレク・ジャーマン監督が撮った『カラヴァッジオ』。
死の淵についたカラヴァッジオが、見る幻想のような世界で、電卓、タイプライターなど、その時代には、ないような道具も織りまぜてある奇妙な映画。彼の絵画と同じポーズをとる人が、出てくるので、観てて、面白かった。光と影を、くっきりと表現してある映像は、すごく美しいです。

カラヴァッジオ CARAVAGGIO 1986年【英】93分
監督:デレク・ジャーマン
出演:ショーン・ビーン/デクスター・フレッチャー/スペンサー・レイ/ティルダ・スウィントン/ロビー・コルトレーン/ナイジェル・ダヴェンポート
★★★☆☆
カラヴァッジオ

caravaggio_果物籠 ■果物籠

caravaggio_アモルの勝利 ■アモルの勝利

caravaggio_悔悛するマグダラのマリア ■悔悛するマグダラのマリア

caravaggio_キリストの埋葬 ■キリストの埋葬

スマイルコレクター/死者の部屋
2009年12月10日 (木) | 編集 |
スマイルコレクター? (^∇^*)

妙なタイトルですが、サイコスリラーです。仏版「羊たちの沈黙」ですね。
フランス映画祭2008上映時は、『死者の部屋』だったようです。

スマイルコレクターポスター2

失業中のヴィゴとシルヴァンは、憂さ晴らしのドライブ中に、見知らぬ男を撥ねた。その男が持っていたバッグには、200万ユーロの大金が。それは、数日前に誘拐され、事件の翌朝、現場付近の廃屋で扼殺体が発見された盲目の少女のための身代金だった。(2008年Prix Lumiere(TV5 MONDE)最優秀脚本賞受賞)

殺されていた少女は、微笑みをたたえていた。
この猟奇事件に挑むのが、犯罪心理分析に取り憑かれる若手女性刑事リューシー。

遺体に残されていた狼の毛、皮の匂いから、特殊な職業につく者ではないかという線が、浮かび上がってくる。リューシー刑事は、少女の姿は、アナベル人形を模した服装であり、これは儀式的殺人ではないかと推理する。身代金目的の犯人の興味が、少女の方に移ったのでは、という懸念どおり、再び、別の少女が誘拐される。少女は、糖尿病を患っており、一刻も早い救出が必要となってくる。

ハリウッドなら、タイムリミットで、ハラハラと盛り上がるとこですが、これは、欧州映画ですからね。静かなタッチの正当派です。200万ユーロの大金をぶんどった男二人の葛藤、その大金を取り戻そうとする犯人の動きを絡めながら、話は進みます。

スマイルコレクター3

これは、リューシーが、なぜ、異常犯罪者に興味を持ってしまうのか?ということが、軸にある作品かなー。彼女は、幼少時に、恐ろしい体験をしており、これは、癒えることなく続いてきたんでしょうね。捜査の過程で、自分の過去と、犯人の忌わしい過去が、リンクし、共鳴していくイメージが、恐い。

リューシーは、異常犯罪者の心理を、
机上の学問ではなく、自らの体験や資質から理解してしまうわけですね。
恐いですよね。
のほほんとした彼女のお母さんが出てきて、主人公の過去が気になりますね~

途中、猿の剥製のシーンがあって、これは、気持ち悪い ((;+_+) 犯人の住処も、剥製や絵が飾ってある恐ろしいところで、ひとりで、犯人の住処へはいっていくところは、羊たちの沈黙みたいでした。

スマイルコレクター 2007年【仏】劇場未公開118分
La Chambre des morts/Melody's Smile
監督・脚本:アルフレッド・ロット
出演:メラニー・ローラン/エリック・カラヴァカ/ジル・ルルーシュ/ジョナタン・ザッカイ/ローランス・コット
★★★★☆(4.0)
スマイルコレクターPhoto
スマイルコレクター [DVD]

※原作:フランク・ティリエ 死者の部屋 (新潮文庫)
Thilliez,Franck(1973年、アヌシー生れ。ITエンジニアとして勤務する傍ら、創作を開始。2003年、第二作『タルタロスの審問官』で注目を集め、2006年、『死者の部屋』でフランス国鉄ミステリー大賞を受賞。2007年には『死者の部屋』の続編『幻の記憶』を発表。リール在住。)

何曜日生まれ?を調べてみた
2009年12月09日 (水) | 編集 |
先日、観た、映画(セブンデイズ)の中に、
マザーグーズの歌 が出ていて、内容が、すごく気になったので、調べてみた。
そうしたら、
生まれ曜日の詩、わかりました!
それが、この詩です。

うつくしいのは げつようびのこども
ひんのいいのは かようびのこども
べそをかくのは すいようびのこども
たびにでるのは もくようびのこども
ほれっぽいのは きんようびのこども
くろうするのは どようびのこども
かわいく あかるく きだてのいいのは
おやすみのひに うまれたこども


どうやら、日曜日生まれの子が、一番いいみたいですねー。


次に、
気になるのは、自分が、何曜日生まれ?じゃないでしょうか。
おそらく、「僕、B型!」とか、「私、乙女座!」とか、言えても、
生まれた曜日まで、言える人、少ないのでは。

↓私は、ここで、生まれ曜日を調べました。(無料です。)
タイ式曜日占い タイ王国.com
誕生日を選べば、すぐにわかります。
※タイでは、生まれ曜日で、占うのが、ポピュラーみたいですね。

やってみると、
おっ、結果 : 火曜日

そうかー、私は、火曜日生まれ、だったんだ。
と、いうことは ひんのいい こどもですな( ̄ー ̄)

ひとつ、知ることができました。
知らない方は、やってみたら、どうでしょうか。

セブンデイズ
2009年12月08日 (火) | 編集 |
月曜日の子供は可愛く、火曜日の子供はおとなしく、水曜日の子供は憂いが多く、
そして、木曜日の子供は遠くに離れていく…。

セブンデイズimg

愛娘を人質に取られた敏腕女性弁護士が、目前に迫った殺人事件の裁判を引き受け被告の無罪を勝ち取るよう脅迫され、タイムリミットの迫る裁判と娘の救出で孤立無援の戦いを強いられるさまを緊迫感溢れるタッチで描き出す衝撃のサスペンス。主演は「シュリ」のキム・ユンジン。

それは、木曜日に起こった……
シングルマザーで勝率100%の弁護士ユ・ジヨン。彼女の娘が、運動会の最中に、誘拐されてしまう。犯人からの要求は、殺人事件で有罪目前の被告チョン・チョルチンの無罪を勝ち取れというものだった。

いくら、美人スーパー弁護士さんとはいえ、再審は、来週に迫っている。友達のはみ出し刑事キムの助けを借りながら、かなり無茶な捜査で、突っ走っていく。かなり荒唐無稽で、雑な進み方なので、なんか、安っぽいサスペンスだなぁと思って、油断してしまいますね。
この安っぽさこそが、この物語のカムフラージュで、終盤、スローテンポで、どーんと見せつけられてしまいます。表現したいこと、全部表現しちゃえ!みたいな力技なんですけどね。キム・ユンジンの弁護士らしくない軽々しさが、最後に、効いてきます。観終わって、ちょっと、変わったサスペンスを観たなぁという感じがしました。この作品は、ハリウッドリメイクが決定してるそうです。

セブンデイズ SEVEN DAYS 2007年【韓国】125分
監督:ウォン・シニョン
出演:キム・ユンジン(ユ・ジヨン弁護士)/キム・ミスク(被害者の母ハン・スッキ)/パク・ヒスン(キム刑事)/イ・ラヘ(娘ウニョン)/チャン・ハンソン(事務長)/チェ・ミョンス(容疑者チョン・チョルチン)/チョン・ドンファン(部長検事カン・サンマン)/イ・ジョンホン(チェ検事)/オ・グァンノク(やくざの親分ヤン・チャング)/ヤン・ジヌ(麻薬中毒者カン・ジウォン)
★★★☆☆
セブンデイズ コレクターズ・エディション [DVD]
セブンデイズPoster

◇本編に出るマザーグースの歌について調べてみました→記事はこちら

カールじいさんの空飛ぶ家(3D日本語吹替版)
2009年12月06日 (日) | 編集 |
「パラダイスの滝よ。伝説の場所って言われてるんだ……
あなたが飛行船で連れてって。ぜったい約束ね。」

カールじいさんの空飛ぶ家1

解説:『モンスターズ・インク』のピート・ドクターと『ファインディング・ニモ』の脚本家ボブ・ピーターソンが共同で監督を務める3Dアニメ。冒険家への夢をあきらめ切れずにいる78歳の老人に、驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービー。ピクサー初となる3Dデジタルでの作品。

カールじいさんの空飛ぶ家4

3Dは、字幕版と吹替版があり、どっちにしようかと迷ったが、3Dで字幕を読むのは疲れそうなので、映像に集中できる3D吹替版を選択。先日、観た『ファイナル・デッドサーキット3D』のような、すごい飛び出し効果がある作品ではなかったし、途中、メガネをはずして観ると、なんか明るい。2Dで、じっくり観ても良かったかなと思いました。予告編の後、『アバター』の体験映像が流れてて、これは、うれしかった。3Dの字幕は、画面の真ん中あたりに出るらしい。


おじいさんは、この家を手放したくない。
それは、エリーとの思い出が、いっぱい詰まった、二人の人生とも言える場所だからだ。まだ、この家が、廃屋だったときに、エリーとカールは、出会った。部屋の壁には、二人の夢、パラダイス・フォールが描かれている。
周囲の開発が進み、この家を去らなければならなくなった時、カールじいさんは、決心する。屋根にたくさんの風船をつけ、家ごと空へと飛び立つたったのだ。エリーとの約束を果たすために。
冒頭、カールとエリーのこの家での歩みを見せていく場面は、(T_T)

絵は、すごく、美しいですねー。今回の作品は、人間キャラの活劇で、ピクサー自身の冒険の話でもあるんでしょうね。キャラクターから、あふれ出てくるような、活き活きとしたエネルギーを、魅せたいんやろうなぁと思います。
しだいに、ちょっと天然な少年と、交流していくところは、ぐっとくる。でも、普通の飛行船や犬キャラだと、ちょっと長いなとも感じた。やっぱり、派手なメカや異様な動きを見せるキャラが、出てきてくれる方が、魅力的な感じはすると思いました。

なにげない日常の中にこそ冒険はある、エリーとの歩みこそ素敵な冒険だったし、カールじいさんの新たな冒険は、まだまだ続いていくという締め方で、気持ち良く観終われました。

カールじいさんの空飛ぶ家(3D日本語吹替版) UP 2009年【米】104分
同時上映(晴れ ときどき くもり Partly Cloudy)
劇場鑑賞
監督:ピート・ドクター/ボブ・ピーターソン
声の出演:カールじいさん:エドワード・アズナー(飯塚昭三)/少女時代のエリー:エリザベス・ドクター(松元環季)/ラッセル少年:ジョーダン・ナガイ(立川大樹)/マンツ:クリストファー・プラマー(大木民夫)
★★★☆☆
カールじいさんの空飛ぶ家3

◎関連記事→つみきのいえ

WALL・E/ウォーリー
2009年12月05日 (土) | 編集 |
ウォーリーが、健気で、かわいい (T_T)

ウォーリーWALL・E壁紙

誰一人いない廃墟の中、何か動いてるものがいる。それが、ゴミ処理ロボット・ウォーリーだ。ビルの間のあちこちに立つ山、これは何かなと思ってたら、彼が、かたづけたゴミの山だった。この高さが、彼の働いてる年月の長さを物語る。人類が地球を去ってから、もう700年!一緒に働いた仲間も動かなくなり、今では、ウォーリーだけが、がんばっている。もくもくと働くウォーリーの姿を観てると、悲しくなってくる。


人間が捨て去ったのは、ゴミだろうか?
置き忘れていってような感情を、せっせせっせと集めているウォーリー。
生き残っていたのは、やっぱりゴキブリくん。
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ミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』のビデオのように、誰かと手を握りたいと、ウォーリーは、夢見ていた。そんなある日、真っ白に輝くロボット、イヴが現れた。
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動かなくなったイヴを連れ去ろうとする宇宙船を追い、ウォーリーも、宇宙へ。
お掃除ロボットくんも登場。
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情感的に語られる映画で、ウォーリーの造形がいいし、その表情、しぐさが、たまりませんね (T_T)

WALL・E/ウォーリー WALL・E 2008年【米】103分
監督:アンドリュー・スタントン
★★★★★
ウォーリー [DVD]
ウォーリーWALL・Eイブ

ルックアウト/見張り
2009年12月04日 (金) | 編集 |
リストじゃなくストーリーを考えろ
世の中はストーリーの積み重ねで成り立っている
・・・
結末からさかのぼればいい


パッとしないDVDパッケージに、惑わされるな。
脚本家の方が撮ってる作品で、心の機敏を大事にした、ていねいな作りの秀作です。

ルックアウト/見張りPOSTER

4年前にドライブで事故を起こし、同乗していた恋人や友人を失ったクリス。それ以来、彼自身も短期間しか記憶を保てない障害に陥ってしまう。それでも昼は学校に通い、夜は銀行で掃除係として働きながら盲目のルームメイト、ルイスと共に日々を食いつないでいた。しかし、クリスは何をするにもメモを取らなければ覚えられない暮らしにストレスを募らせていく。そんなある日、バーでミステリアスな女性ラヴリーやゲイリーたちと出会い友達になるクリス。ところが、ゲイリーたちの正体は窃盗団で、クリスの勤める銀行を襲うため接近してきたのだった。「マイノリティ・レポート」の脚本家、スコット・フランク初監督作品。

ルックアウト/見張りimg1

主役クリスを演じてるジョセフ・ゴードン=レヴィットが、たいへん、いいです。
外傷性脳損傷により、記憶が保てないということもあるんですが、それより、朝、顔を洗う、歯を磨く、といったように、順番に物事を行うだけでも、たいへんだったりするみたいなんですね。その他、感情的に口走ったり、手がうまく動かなかったり。家族も、手を焼いているという状態で、彼は、自分を取り戻したいと考えてるが、まったく、うまくいかないみたいです。冒頭から、彼の行動を、ずぅーと見てるうちに、何か変だな、ということがわかってきます。
そんなクリスが、強盗の手伝いに、引き込まれていくので、ハラハラとしながら、観ていくことになります。

彼と同居しているルイスという目の不自由な友達が、学校での作文をうまく作れない彼に、まず、結末を書いて、その途中をうめていけ、と、素敵なアドバイスをしてくれます。このアドバイスが、事件に巻き込まれた彼を救うことになっていきます。また、毎日、見回りに来る警官は、彼のことを心配して、ドーナツを持って立ち寄ってくれていたのでした。
事件を通じ、さまざまなことに気づき、まわりの人も、自分を暖かく見てくれていたということがわかります。これは、彼自身が、立ち直っていくヒューマンドラマですね。暖かい気持ちで、観終われる映画でした。

ルックアウト/見張り THE LOOKOUT 2007年【米】劇場未公開99分
監督:スコット・フランク
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット(クリス・プラット)/ジェフ・ダニエルズ(ルイス)/マシュー・グード(ゲイリー)/アイラ・フィッシャー(ラヴリー・レモン)
★★★☆☆
ルックアウト/見張り [DVD]
ルックアウト/見張りimg2

ダウン・イン・ザ・バレー
2009年12月02日 (水) | 編集 |
エドワード・ノートンが演じてなかったら、ただの狂った男の話だろうな。
さわやかな危険な人物。これをノートンが演じる。

ダウン・イン・ザ・バレー_エドワード・ノートン

ロサンゼルス郊外の住宅地、サンフェルナンド・バレー。17歳の少女トーブ(エヴァン・レイチェル・ウッド)は、厳格な刑務官の父ウェイド(デヴィッド・モース)と13歳の弟ロニー(ロリー・カルキン)との3人暮らし。何もない退屈な日々にうんざりしていた彼女はある日、ガソリンスタンドでカウボーイ気取りの風変わりな店員ハーレン(エドワード・ノートン)と出会い、彼を海へ誘う。

エドワード・ノートンの怪しさ、エヴァン・レイチェル・ウッドの魅惑で、観れますけど、アメリカにおいてのカウボーイに対する感覚や、バレーという土地柄が、よくわからないので、観てて、ちょっと、はいりこめないなぁと思う作品です。

ハーレンは、すごく、まともなことを言うので、自由な生き方が、世間と合わない人間なのかと思いきや、だんだん、彼の行動のおかしさがわかってくる。
この奇妙な彼の中にある自由に惹かれてしまうのが、トーブで、堅い父への反発心が、いっそう、彼の方に向かわしてしまう。トーブを演じてるエヴァン・レイチェル・ウッド、彼女は、透明感があって、こういう役は、ピッタリ。

ダウン・イン・ザ・バレー  Down in the Valley  2005年【米】
監督:デイヴィッド・ジェイコブソン
エドワード・ノートン/エヴァン・レイチェル・ウッド/デイヴィッド・モース/ロリー・カルキン
★★★☆☆
ダウン・イン・ザ・バレー [DVD]
ダウン・イン・ザ・バレー_エヴァン・レイチェル・ウッド

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