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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
Dr.パルナサスの鏡
2010年01月28日 (木) | 編集 |
鏡の迷宮へ、ようこそ。

Dr.パルナサスの鏡ポスター

解説:鬼才テリー・ギリアム監督による幻想ファンタジー。ヒース・レジャーの急逝により、完成が危ぶまれていた本作を、彼と親交のあったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが「トニー」役を演じ分け、遂に完成。さらには3人が、本作の出演料全額をヒースの遺児である2歳の娘マチルダに寄贈したことも大きな話題になったことも記憶に新しい。

パルナサス博士。不老不死で、人里離れたところに暮らす偉大な僧侶だった彼は、ある時、悪魔にそそのかされ下界へおりる。そこで、一人の女性に心を奪われ、死と若さを手に入れるため、悪魔と、ある契約を結んでしまう。

博士の率いる一団の、だしものが、鏡を使った「イマジナリウム」。博士の瞑想に導かれ、この中に足を踏み入れると、そこは、もう欲望の世界。めくるめく自分の願望が具現化された世界が広がるのだ。

怪しげな見せ物小屋みたいな移動式劇場が広がると、奇怪な世界が出現したみたいで、なにか、ぞくぞくしてきますね。奇妙な小道具やセットが、面白いわー。

Dr.パルナサスの鏡_ヒース・レジャー

やがて、タロットカードXII「吊るされた男(The Hanged Man)」の暗示とともに、トニーという男が、橋の下に吊るされている姿で登場。
このカードは「自己犠牲」「献身」「慈愛の精神」を象徴する。受難の兆しであり、その受難は、いつの日か報われるという意味で、良きカードなんですけど…… これは、つらいものがありますね。

亡くなったヒース・レジャーの意志を継いで、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが、鏡の中のトニーを演じています。

鏡の中の世界は、強い欲望によって、変化していくみたいです。
ジョニー・デップは、はいったおばさんの欲望の世界。
ジュード・ロウは、トニー自身の内面世界。
コリン・ファレルは、ヴァレンティナの愛の世界。が描かれます。
意味は、どうでもいいものですね、この奇想天外な映像が、楽しい。

Dr.パルナサスの鏡_リリー・コール
ヴァレンティナを演じてたリリー・コールという方は、ケンブリッジ大学にも合格してるスーパーモデルさんだそうで、お人形さんのような顔だちが、この作品に、よく合ってましたね。


今回、親交のあった方の友情で作られたというのが、いいじゃないですか。完成し、公開できたのは、良かったと思います。豪華スターのエンタメ系作品になったので、テリー・ギリアムの奇妙な作品だけど、お客さん、多かったです。
※トム・クルーズの代役申し出を監督は断ったとパンフに書いてあった。トム・クルーズじゃこの世界に合わんよね。

Dr.パルナサスの鏡 2009年【イギリス・カナダ】124分
The Imaginarium of Doctor Parnassus
監督:テリー・ギリアム
ヒース・レジャー(トニー)/ジョニー・デップ/ジュード・ロウ/コリン・ファレル/クリストファー・プラマー(パルナサス博士)/リリー・コール(博士の娘ヴァレンティナ)/トム・ウェイツ(悪魔Mr.ニック)/アンドリュー・ガーフィールド(アントン)/ヴァーン・J・トロイヤー(パーシー)
★★★★☆(4.0)
※パンフは、600円。写真も多く豪華。これは、買って損はないよ(^▽^)/
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