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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
スペル
2010年04月30日 (金) | 編集 |
世にも恐ろしい3日間が始まる。

スペルDVDパッケージ

昇進を間近に控える銀行員のクリスティンは、老婆ガーナッシュが懇願する不動産ローンの延長を断固拒否する。その夜、クリスティンは狂人と化したガーナッシュに襲われ、聞きなれない呪文のような言葉を浴びる。それからクリスティンの周囲で、次々と不穏な現象が起こり始める。

無気味なイラストから始まるオープニングが、いい雰囲気。
呪いをあびた者は、3日間苦しめられた後、魂を奪われるらしい。

クリスティンに、襲いかかるおばあさんが、

スペル1
これでもか!

スペル2
これでもか!

スペル3
これでもか!

と、もう、はんぱなく強烈 (*○*;)


ものすごく大げさな演出をしていて、
ホラーストーリーが、コメディに見える。面白いっ~。(^▽^)

主役クリスティンを演じてるアリソン・ローマンも、浮き沈みが激しくて、すごく、いい雰囲気。ひとりで解決しようと、意外と強いのよね。ざまあみろと、勝ち誇ったかと思ったら、そんな簡単に終わるわけなくて、わぁーと、また、たたき落とされていく。

スペル5
心霊術も、コントみたいに、宙に浮いたり。


近年のハリウッドホラー作品って、おおががりで驚くような画面作りばっかりで、味わいがなく、面白味に欠けるねんね。サム・ライミ監督は、人間のやりとりこそ面白い、みたいに、ハリウッドの空虚な感じと、オーバーな演出を、うまく融合させてくれた。
これは、お見事!(^▽^)/ 観たお客さんが、ビックリして、笑って、ほんと楽しんでもらえるようなエンターティメント作品になってますわー。

スペル Drag Me to Hell 2009年【米】99分
監督:サム・ライミ/脚本:サム・ライミ、アイバン・ライミ
アリソン・ローマン(クリスティン)/ジャスティン・ロング(恋人)/ローナ・レイバー(おばあさん)/ディリープ・ラオ(占いや)/アドリアナ・バラッザ(霊媒師)/デビッド・ペイマー(上司)
★★★★★ 傑作です。
スペル コレクターズ・エディション [DVD]
スペル4
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