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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
つぐない
2010年05月13日 (木) | 編集 |
13歳の少女ブライオニー。多感な少女の目に映ったものは……

つぐないイメージA

ブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラー小説を『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が映画化。1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女セシーリアは、兄妹のように育てられた使用人の息子、ロビーと思いを通わせ合うようになる。しかし、小説家を目指す多感な妹ブライオニーのついたうそが、ロビーに無実の罪を着せ、刑務所送りにしてしまう。映像化は困難と言われた複雑な物語を緻密な構成でスクリーンに焼きつけた監督の手腕に注目。

おそらく原作は、みずみずしい少女の感性によって、
つむがれていくような感じかなーと思う。
いろんな形で理解できる不思議な雰囲気の話だけど、
少女の罪を問う映画ではないだろうな。

幻想のように映しだされる女性の遺体やダンケルク撤退のシーン。
現実の戦争で亡くなられた、すべての方に捧げるような物語なんだと思います。
その方の生きた証を残してあげたい、私にできることは、その方のためにストーリーをつけてあげること、といった趣旨で描かれてる作品でしょうね。
衝撃的なラストが、たいへん悲しいです。

つぐないイメージB

この物語の語りべとして登場するのがブライオニーで、
現実に存在しているのか、していないのか、
非常にミステリアスな雰囲気で演じられてて、
ブライオニーの位置づけが、この物語を、すごくいいものにしてます。
特に、少女時代のシーアシャ・ローナンが、
あどけなさ、残酷さ、も感じさせ、ばつぐんに良かったです。
作品のテイストが、すごい味わい深い。うまく作られてます。

つぐない ATONEMENT 2007年【英】123分
監督:ジョー・ライト
原作:イアン・マキューアン 贖罪〈上〉 (新潮文庫)
セシーリア役(キーラ・ナイトレイ)/ロビー役(ジェームズ・マカヴォイ)/ブライオニー役(シーアシャ・ローナン、ロモーラ・ガライ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ)
★★★★☆(4.0)
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