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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
縞模様のパジャマの少年
2010年05月20日 (木) | 編集 |
衝撃のラストにあなたは何を感じるか。

縞模様のパジャマの少年ポスター

第二次大戦下のドイツ、ベルリン。8歳の少年ブルーノは、ナチス将校である父の仕事の関係で、住み慣れた都会を離れ、殺風景な片田舎に建つ大きな屋敷に移り住む。友だちもおらず、すっかり退屈した彼は、禁じられていた林を抜けて有刺鉄線のフェンスに囲まれた「農場」に辿り着く。そしてフェンスの向こう側に縞模様の「パジャマ」を着た同い年の少年シュムエルを見つけたブルーノ。以来2人はフェンスを挟んで会話するのが日課となり、次第に奇妙な友情を育んでいく。

純真な少年を演じてる二人が、素晴らしかった。

縞模様のパジャマの少年img1

ラストに近づくに従い、
これは、まずいぞ、と思い始め、
まさか!となり、
そんなっ、がーーん!と打ちのされる最後を迎えます。

しばらく、茫然。
見終わって、なんでこんな最後に?!という気持ちが、うずまいたなー。
そのあと、DVD特典にインタビューがついてましたので、
それを観てるうちに、なんだか、悲しくなってきて (T_T)

インタビューで、
父役デヴィッド・シューリス、母役ヴェラ・ファーミガとも、
言葉なしに、複雑な心情表現を要求されるラストシーンは、
ものすごいプレッシャーだったと言ってますね。


ホロコーストの映画ですけど、そう感じるより、
なぜ、自分には「パジャマ」に見えないんだろうか、ということを考えてしまう。
「パジャマ」に見えない自分が、さみしい。
わかった気になってないか、自分で見て感じる冒険をしているか、
こんなものだということで目をつぶっていないか、
自分自身を、思い知らされてしまうような映画でもありますね。

すごく良く出来てるお話だと思います。
中・高校生ぐらいの方が観られても、いい映画かな。
戦争批判の映画であるとか、そういういっさいの先入観は捨てて、
自分の心が、どう感じるか、素直に受け止めてみると面白いと思います。

縞模様のパジャマの少年 2008年【英・米】95分
The Boy in The Striped Pyjamas
監督・脚本:マーク・ハーマン
原作:ジョン・ボイン 縞模様のパジャマの少年
出演:エイサ・バターフィールド(ブルーノ)/ジャック・スキャンロン(シュムエル)/アンバー・ビーティー(グレーテル)/デヴィッド・シューリス(父)/ヴェラ・ファーミガ(母)
★★★★☆(4.8)
縞模様のパジャマの少年 [DVD]
縞模様のパジャマの少年img2
鮮やかな画面が、よく効いていた。
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