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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
プレデターズ
2010年07月12日 (月) | 編集 |
リアルに描いたせいで、非常に、こじんまりしてしまいました (ーー;)

プレデターズ_Photo1

アーノルド・シュワルツェネッガー「プレデター」の続編。ロバート・ロドリゲスが製作と脚本を担当し、新鋭ニムロッド・アーントルがメガホンをとる。主演はエイドリアン・ブロディ。傭兵のロイスはある未知なる惑星で、囚人、日本人の殺し屋、メキシコの暗殺団一味などからなる戦闘集団を、いやいやながら統率することになる。やがて、自分たちが新種プレデターの餌食として惑星に連れてこられたことが判明。生き残りをかけたプレデターとの壮絶な闘いが始まる。

強い敵はおらんかー!
より強大な敵と闘うことを誇りとする部族、プレデター。
地球最強の男シュワちゃん、究極生物エイリアン、と夢の対決を描いてきたシリーズ。今回は、番外編みたいな感じですな。まず、この惑星が、何かというと、練習場みたいなところじゃないかな。

登場人物の人間たちは、選抜メンバーだと思い込んでるが、こんな弱い奴と、戦士プレデターが、本気で闘うわけないやん。人間たちは、自分達を地球上では捕食者(プレデター)の立場だと言う。傭兵や犯罪者に、戦士とはどういうものか、いっぺん教えてやるってのが、今回の趣向だ。出てきたプレデターは、戦士見習いレベルでしょう。

案の上、姑息な地球人たちは、自分だけ生き延びようとするだけで、みんなバラバラの行動。工夫もなく、ドンパチ撃ちまくるだけ。各キャラの特徴もなく、リアルな闘いを描いていくので、非常にたいくつで、眠たくなってしまった(^^)


骨のある地球人もひとりぐらいおったかー、というのが、日本のやくざ・ハンゾーで、プレデターと時代劇のように一騎討ち。ただ、外国人が描くと、やくざは、全然、迫力ないけどね。一番、面白いシーンではありました。

なんともいえん、人間視点で描いた、夢のない『プレデター』でした。

プレデターズ Predators 2010年【米】107分(パンフ600円)
監督:ニムロッド・アーントル
製作:ロバート・ロドリゲス、エリザベス・アベラン
エイドリアン・ブロディ/アリシー・ブラガ/トファー・グレイス/ローレンス・フィッシュバーン/ダニー・トレホ/ウォルトン・ゴギンズ/ルイ・オザワ/オレッグ・タクタロフ/マハーシャラルハズバズ・アリ
★★★☆☆(3.0)
プレデター1&2 アルティメットBOX [DVD]
プレデターズ_Photo2
狩り場の惑星という設定自体が、人間的発想レベル。戦士プレデターは、自分を高めるため生死をかけて闘うわけで、遊びやゲームじゃないのです。夢のないプレデターの世界じゃ満足できませんよ。

TOHOシネマズでは、7月8日(木)~31日(土)まで、プレデターズ限定キュージョンをGETせよ!キャンペーン! を、実施しています。http://www.tohotheater.jp/
プレデターズ_キャンペーン
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