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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
恋する宇宙
2010年11月14日 (日) | 編集 |
サンダンス映画祭や、各国映画祭で絶賛された話題作!
と、いうことで観てみました。

恋する宇宙_TOP
なぜか「17歳の肖像」みたいなパッケージ用写真ъ(`ー゜)
ライバル?「17歳の肖像」も、サンダンス映画祭で、高く評価されてましたね。


あらすじ:一人でいることが好きな天体オタクのアダムは、生まれてからずっと同じ街で誰とも関わることなく暮らしてきた。そんなある日、アパートの上の階に童話作家のベスが引っ越してくる。

恋する宇宙_ローズ・バーンとヒュー・ダンシー
出演は、ローズ・バーン(『ノウイング』)と、ヒュー・ダンシー(『お買いもの中毒な私!』)。ラブコメではなく、切ない恋、そして成長の物語。かなり、まじめな内容です。

アダムは、人とうまく付き合いたいと思ってるが、どうも、うまくいかないみたい。アスペルガー症候群の彼は、相手の考えが、うまく理解できず、一方的に、自分の知識や、好きなことだけを、しゃべってしまう。彼は、相手の言葉を、ストレートに受け取ってしまうので、冗談や社交辞令が通じないんですね。もちろん、恋の駆け引きなんてのも、彼の中には、存在しないんです。

元カレに嘘をつかれてたベスは、
アダムの飾らない態度に、惹かれていく。
けど、素直に言っても、だめな場合があるし。
こりゃ、アダムにかぎらず、
むずかしいですねー (ーー;)

そうなんです。人の気持ちが理解できない、と彼は、悩んでるが。
うーん、人の気持ちなんて、わかりにくいものですよね。
わからないからこそ、
きちんと伝えたり、きちんと向かい合うことが大切。
アダムとベスの姿を観て、あらためて、それに、気づかされる部分があります。

父の裁判のことで落ち込む彼女と同じポーズを取って、
なんとか、彼女の気持ちを理解しようとするアダムのシーンは、いいですね。


なぜ、ベスが、童話作家なのか、最後にわかる。
想像してみる。
首をかしげるアダムの顔が、わかった、という感じで終わるのが、素敵です。

恋する宇宙 ADAM 2009年【米】99分劇場未公開
監督・脚本:マックス・メイヤー
出演:ヒュー・ダンシー(アダム)/ローズ・バーン(ベス)/フランキー・フェイソン(ハーラン)/エイミー・アーヴィング(レベッカ)
★★★☆☆(3.8)
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