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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
SPACE BATTLE SHIP ヤマト
2010年12月02日 (木) | 編集 |
最期の戦艦。

SPACE BATTLE SHIP ヤマト ポスター
実写化って。不安を抱えつつ、気になるヤマトを、さっそく観てきました。

これは「ヤマト」だと思いました。
イスカンダルへの向かう目的が、大きく変わっているのに、びっくり。勝算なく、あえて出撃した最後の戦艦。大和にヤマトが、希望という答えをつけてあげるようなイメージで、この艦に寄せられた人々の思いに泣ける。ヤマトって、やっぱり、気持ちを乗っけてる艦だなぁと思います。
背景に一本通ってれば、いくら滑稽な部分が出てこようが、気にならないですね。俳優さんが、熱~く演じてくれると、なにか惹きつけられる作品になっていくという感じがしました。

SPACE BATTLE SHIP ヤマト キャスト

いきなり、ブラックタイガーに乗る森雪=黒木メイサの瞳のアップから始まります。
VFXに、迫力があり、すごい。
圧倒的なガミラス艦隊の力に、地球艦隊が全滅する場面で、アニメ版では「明日のために、今日の屈辱に耐えるんだ。それが男だ」と、沖田十三の名セリフが出る戦いです。屈辱の沖田艦の横を通過する遊星爆弾のシーンから、悲壮なナレーションへとつながるヤマトらしいオープニングで、テンション、あがります。

ストーリーは、歴戦の艦長沖田=山崎努の思いを、木村古代が受け継いでいくという話で、ブラックタイガーチームに転属したメイサ雪が、アクティブな働きをします。
沖田艦長=山崎努の、冷静で静かな指揮は、かっこいいです。キムタクは、やっぱり、キムタクやったね。古代進を演じてるんじゃなく、木村拓哉そのまんまで、ヤマトへの思いいれを出してるという感じ。それが、ばっちり、はまってたと思う。中には、真田志郎=柳葉敏郎のように、アニメキャラになりきって、楽しんでいる人もいる。数々の名シーンも再現されていて、ブラックタイガー山本の名シーンも出てきますよ。オリジナルを観られてる方は、より、楽しめると思います。

VFXのヤマトに、自由な俳優さんの演技を合わせた山崎貴監督が、うまかった。山崎貴監督の思う「ヤマト」が良かったみたいですね。満足できる「ヤマト」でした。

SPACE BATTLE SHIP ヤマト 写真1
古代進(戦闘班班長)………………………木村拓哉
森雪(戦闘班ブラックタイガー隊員)……黒木メイサ
島大介(航海班班長)………………………緒形直人
真田志郎/技術班班長………………………柳葉敏郎
徳川彦左衛門(機関長)……………………西田敏行
佐渡(生活班船医)…………………………高島礼子
斉藤始(空間騎兵隊隊長)…………………池内博之
加藤(戦闘班ブラックタイガー隊員)……浪岡一喜
山本(戦闘班ブラックタイガー隊員)……斉藤工
古屋(戦闘班ブラックタイガー隊員)……三浦貴大
南部康雄(戦闘班副班長)…………………矢柴俊博
相原(航海班)………………………………マイコ
古代守(駆逐艦ゆきかぜ艦長)……………堤真一
藤堂平九郎(地球防衛軍司令長官)………橋爪功
沖田十三(宇宙戦艦ヤマト艦長)…………山崎努

SPACE BATTLE SHIP ヤマト 2010年【日】(充実のパンフ700円)
監督:山崎貴/原作:西崎義展/脚本:佐藤嗣麻子/ナレーション:ささきいさお/声:上田みゆき、緒方賢一、伊部雅刀/主題歌:スティーブン・タイラー
★★★★★
※スティーブン・タイラーの歌は、本編の音楽と合ってないなぁ。

オリジナルBGMコレクション 宇宙戦艦ヤマト Part1
オリジナルBGMコレクション 宇宙戦艦ヤマト Part2

SPACE_BATTLE_SHIP_YAMATO_photo2.jpg

島大介の言葉 『いい艦(ふね)だ。無駄にするな。』
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