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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
フローズン・リバー
2010年12月23日 (木) | 編集 |
監督さんの、確かな実力で、力強く、川を渡りきった作品。
2008年サンダンス映画祭グランプリをはじめ、多くの映画賞で絶賛されています。

フローズン・リバーポスター
監督・脚本は、新人女性監督コートニー・ハント。

ギリギリの経済状態に追い込まれ、不法移民の密入国という危険な犯罪に手を染めながら「母親愛」を胸に、どんな苦境も乗り越えていく二人の女性像をエモーショナルな情感で描き切り、全米で大絶賛された感動のドラマである。舞台となるのは、ニューヨーク州最北部の小さな町。北アメリカの先住民、モホーク族の保留地が隣接するこの町は、セントローレンス川を挟み、カナダとの国境に面している。

やるときは、やる。母だから。
人種の違う二人の母が、凍りつく川を渡りきり、
お互いの子供の未来のため、おとしまえをつける。
いちかばちかなんていう、生易しく無責任な次元では、勝負していないのだ。

氷が割れるのでは。家にいる子供に何か起こるのでは。
全編にみなぎる緊張感に、体を固まらせ、観てしまいました。

レイ役に、メリッサ・レオ(『21グラム』)。
ライラ役に、自身も先住民をルーツとするミスティ・アップハム。
これは、監督の自作である同名短編映画の長編リメイクだそうです。理屈じゃないものが、社会背景をも飛び越えさせる。これは、頭で、観ちゃいかん。脚本、演出のパワーに、震えてください。

フローズン・リバー Frozen River 2008【米】97分
監督・脚本:コートニー・ハント
出演:メリッサ・レオ、ミスティ・アップハム、チャーリー・マクダーモット、マーク・ブーン・ジュニア
★★★★☆(4.5)
フローズン・リバー [DVD]
フローズン・リバー写真
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