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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
9-ナイン The Nines
2011年01月08日 (土) | 編集 |
9-ナインTheNines

監督さんは、「チャーリーとチョコレート工場」の脚本家ジョン・オーガスト。
翻弄されていく主人公に、ライアン・レイノルズ。
三部構成になっており、
それぞれの3つの世界で、同じ俳優さんが、違う役設定で出てきます。
3つの現実?に生きているような感じですね。

第一部:交通事故を起こした俳優が、懲罰として、監視役の女性のもと「ミザリー」のように軟禁されることになる。お隣の美人が、彼に近づいてきたり、やたら、9という数字が出てきたり。これは、現実なのか、夢なのか。
第ニ部:例えるなら「ローズマリーの赤ちゃん」のような新ドラマらしい。それを書く脚本家をカメラが追うリアルドキュメンタリー番組?上層部に気に入ってもらうため、美人担当者は、ドラマの主役変更を要求してくる。
第三部:ゲームデザイナーと、その妻と娘が乗る車が、森でバッテリーが上がってしまう。偶然、出くわした美人に、助けを求めるのだが。彼女の口から、この世界の真実を告げられることになる。


現実なのか、ドラマ上の出来事なのか、よくわからない不思議な物語。この世に、満点で完璧なものはなく、9点ぐらいで、せいいっぱい。不完全だから修正もできる、ということかなーと思った。コアラくんは、8点 (^▽^;
謎めいた低予算系脚本として、しっかり作られてます。でも、創作における葛藤のような話で、どうということもない内容かな。

9-ナイン The Nines 2007年【米】99分劇場未公開
監督・脚本:ジョン・オーガスト
出演:ライアン・レイノルズ、メリッサ・マッカーシー、ホープ・デイヴィス、エル・ファニング
★★★☆☆(3.0)
9-ナイン [DVD]

※いくつもの現実が現れる『レイス・オブ・ヘブン ー天のろくろー』を思い出します。
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