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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
スプライス
2011年04月28日 (木) | 編集 |
わがまま母さんと、いいかげん父さん。
こりゃ、娘も、ぐれるわ。
母と娘、どちらがモンスターなのか。

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あらすじ:科学者夫婦のクライヴとエルサは、人間と動物のDNAを掛け合わせて未知の生命体を創り出す禁断の実験に魅せられてしまい、やがて現実にひとつの生命が誕生してしまう。2人はその生き物を“ドレン”と名付け、極秘に育て始める。するとドレンは驚くべき速さで成長し、あっという間に美しい女性の姿へと変貌を遂げるのだった。

「エスター」などを製作してるダークキャッスル・エンターテインメント作品で、かなり、くせのある内容だぞ。監督は「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ、製作総指揮は「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロです。
出演者も、「プレデターズ」のエイドリアン・ブロディと、「あなたになら言える秘密のこと」のサラ・ポーリーと、いかにも、この映画に選ばれそうな二人だ。

新種が誕生し、成長過程が描かれていくのだが、

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これは、女性科学者エルサの過去、母娘の関係をを見せるかのようだ。
血は、争えない。
彼女にとって、母は、いつも恐い顔の人だったんじゃないのかなー
エルサは、母が亡くなったあと、実家には、足を踏み入れたくなかったみたいなんです。母と相容れることができなかった人なんでしょうね。

神の領域を問うSFのように、新生命体を見せながら、実は、田舎の家で起こる愛憎劇ホラーです~みたいな感じで、なかなか面白かった。さて、エルサは、母を越えれるでしょうか。

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ドレンを演じたのは、フランスの新鋭女優デルフィーヌ・シャネアック。
こんな方だったんですね。


スプライス SPLICE 2009年【カナダ・フランス】104分
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ 製作総指揮:ギレルモ・デル・トロ
脚本:ヴィンチェンゾ・ナタリ、アントワネット・テリー・ブライアント
出演:エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック
★★★☆☆(3.5)
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