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デイブレイカー
2011年06月13日 (月) | 編集 |
永遠の命か、限りある命か?

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あらすじ:西暦2019年。かつて世界中を襲った疫病により、人類の大半は不老不死のヴァンパイアに変貌。人類は絶滅寸前で、バンパイアに必要不可欠な人間の血液も底を突きかけていた。血液の代用を探すバンパイアの研究者エドは、人類の生き残りオードリーと出会い、バンパイアと人類の双方を救済できる驚くべき方法を知る。

もとは、感染から始まったみたいで、今では、大部分の人間がヴァンパイアに同化してしまっている。こうなると、人間が少なくなって、食料危機に。一部の富める者は問題ないが、貧しき者は、化け物へと変貌していくしかない。ヴァンパイアといっても、しょせんは人間的思考の社会。生ける屍のような荒廃した世界に生きている。

こんな世を嘆くエリート研究者エドワード(イーサン・ホーク)が、主人公の物語で、彼が出会うことになるのが、コーマック(ウィレム・デフォー)というアウトローだ。
こういう近未来SFには、アウトローが、よく登場する。
昼間、誰もいない道路を、気持ちよく突っ走りたかった!というコーマックは、改造車を初めて作ったヴァンパイア。すっ飛ばしていた彼は、未来のヒントをすでに体験していたんですね。
高尚な映画にならず、B級路線な世界観が、うれしい。

デイブレイカー Daybreakers 2010年【豪・米】98分
監督・脚本:ピーター・スピエリッグ、マイケル・スピエリッグ
出演:イーサン・ホーク(エドワード)、ウィレム・デフォー(コーマック)、サム・ニール(社長)、クローディア・カーヴァン(人間女性)、マイケル・ドーマン(弟)、イザベル・ルーカス(社長の娘)
★★★☆☆(3.5)
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