観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
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パニック・フライト
2011年09月29日 (木) | 編集 |
地上30,000フィートの密室。

パニックフライトDVD01

監督さんは「エルム街の悪夢」で知られるホラーの巨匠ウェス・クレイヴン。全米公開時には初登場第2位という好成績だったそうだが、地味な内容のせいか、日本劇場未公開。同時期にジョディ・フォスターの大作「フライトプラン」が製作されていたので、機内スリラーとして被ってしまったのも痛い。日本タイトルも、不運なことに、パクリもの扱いになってしまってます (-_-#)

パニックフライトDVD02

偶然、空港で知り合った男と、機内でも隣席同士。
実は、この男は・・・というお話。

隣り合った座席という、ものすごく限られた舞台での攻防。この静かなるせめぎ合いを、どう魅せていくか、というところに注目したい。
隣席の男、青い目のリップナー(キリアン・マーフィ)が、登場から、いかにも怪しげ。キリアン・マーフィが、あまり恐くないし、なんか弱っちそう。対するリサ(レイチェル・マクアダムス)は、普段から、ビシビシと指示を与えていくホテルマネージャーで、かなり気丈な女性。レイチェル・マクアダムスでも、やっつけられそうな相手の感じなのが、いいんだろうなぁ。彼女は、なんとか出し抜いて反撃しようと頑張ります。
暗さのあるキリアン・マーフィと、元気イメージのレイチェル・マクアダムス、この二人の組み合わせが、マッチしている。俳優さんの持ち味が、うまく活かされていて、そこにホラー風味の演出が加わり、独特の面白い雰囲気が醸し出されている。
ストーリー上、大きな盛り上がりはないけど、キャスト、脚本、演出が、そつなく、まとまっている作品という感じですね。

パニック・フライト RED EYE 2005年【米】85分劇場未公開
監督:ウェス・クレイヴン、脚本:カール・エルスワース
出演:レイチェル・マクアダムス(リサ・ライザート)、キリアン・マーフィ(ジャクソン・リップナー)、ブライアン・コックス(リサの父)
★★★☆☆(3.5)
パニック・フライト スペシャル・エディション [DVD]
パニックフライトPhoto01

◎レイチェル・マクアダムス→『きみがぼくを見つけた日』『それぞれの空に
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アジャストメント
2011年09月26日 (月) | 編集 |
『我々は、自らの運命を支配しているのか?それとも、運命が我々を支配しているのか?』この永遠のテーマともいうべき運命について「運命は、すべて第三者によって操作されている」という、全く新しい切り口から迫ったサスペンス大作。


主演は、ボーンシリーズで目覚ましい飛躍を遂げ、ハリウッド屈指のスーパースターとして活躍するマット・デイモン。CIA、国防総省と、巨大な力を持つ存在に単身立ち向かってきた彼が、今度は自らの「運命」に立ち向かう。原案は、フィリップ・K・ディック。これ以上無いキャスティングとアイディアが融合し、全く独創的で予測不能のストー リーが、ノンストップで展開していく。

アジャストメント_Poster

ある局員のつぶやき・・・
運命調整局員だって、疲れるんだよ。
理由も知らされず、上の命令を実行するだけだぜ。
ちょっと、居眠りしたからって、上司には、がみがみ言われるし。
やってられるかよ。
たまには、さからってみたくなるってもんだよ。
人間って勝手でいいなぁ、みたいな感じの映画に思いました。

この原作は読んでませんが、フィリップ・K・ディックなので、テーマは、自分は、本当の自分なのか?です。主人公どころか、天使さん?だって悩んじゃう。自分を疑い捜し求めるボーンシリーズのマット・デイモンをキャステイングしてるのが、愉快ですよね。

アジャストメント The Adjustment Bureau 2011年【米】106分
監督・脚本:ジョージ・ノルフィ、原案:フィリップ・K・ディック アジャストメント―ディック短篇傑作選 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-20) 
出演:マット・デイモン、エミリー・ブラント、テレンス・スタンプ、アンソニー・マッキー
★★★☆☆(3.0)
アジャストメント(デジタル・コピー付) [Blu-ray] アジャストメント [DVD]

◎ディック映像化作品
●ブレードランナー(1982年)「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
●トータル・リコール(1990年)「追憶売ります」
○バルジョーでいこう!(1992年フランス)「戦争が終り、世界の終りが始まった」
●スクリーマーズ(1996年)「変種第二号(人間狩り)」
クローン(2001年)「にせもの」
●マイノリティ・リポート(2002年)「マイノリティ・リポート」
●ペイチェック 消された記憶(2003年)「ペイチェック」
スキャナー・ダークリー(2006年)「スキャナー・ダークリー」
NEXT-ネクスト-(2007年)「ゴールデン・マン」
●アジャストメント(2011年)「調整班」
※●=観た、○まだ観てない

ニューヨーク1997
2011年09月23日 (金) | 編集 |
世は文明に毒され、街には暴力が溢れる1997年のアメリカ。巨大な刑務所と化したニューヨーク・マンハッタン島に、反社会派に乗っ取られた大統領専用機が墜落。元特殊部隊で終身刑のスネークは恩赦と引き替えに大統領救出に向かう。

ニューヨーク1997_DVD

これは、B級系で、大好きな作品です。
今回、ツタヤのTポイントで、DVDを購入。

この設定のアイデアだけでも、ワクワクしますね。
まったくの無法地帯の監獄島。
一度、はいったら二度と出ることはないという。
どんな恐ろしいところだ、と思いきや、
それほど、すごいことが起こったりする話ではないです。

この映画の魅力は、スネーク・プリスキンというアウトローキャラだ。
世の中、確かに便利になったのかもしれない。名ばかりの自由に、管理されるなんて、まっぴら、ごめんだ。俺は、自由にやらせてもらうぜ。と、いうスタイル。そんな彼だけど、ものすごく頼りになる男というのも、いいところだ。

近未来設定ながら、セットなどに、予算は、あまり使ってない。当時のニューヨークでロケしてると思うんだけど、夜のニューヨークは、すごく恐い雰囲気ですね。この荒廃した世界によく合ってる。

ニューヨーク1997 ESCAPE FROM NEW YORK 1981年【米】99分
監督・音楽:ジョン・カーペンター
脚本:ジョン・カーペンター、ニック・キャッスル
出演:カート・ラッセル(スネーク・プリスキン)、リー・ヴァン・クリーフ(ホーク)、アイザック・ヘイズ(NYの王デューク)、ドナルド・プレザンス(大統領)、ハリー・ディーン・スタントン(ブレイン)、エイドリアン・バーボー(マギー)、アーネスト・ボーグナイン(イエローキャブ運転手キャビー)
★★★★★
ニューヨーク1997 [DVD]
ニューヨーク1997_Photo01

◎関連記事『ドゥームズデイ

悪魔を見た
2011年09月21日 (水) | 編集 |
怪物と闘う者は自らが怪物と化さぬよう心せよ。
お前が深淵を覗き込む時、深淵もまたお前を覗き込んでいるのだ。
(フリードリヒ・ニーチェ『善悪の彼岸』より)


悪魔を見た_Photo01

解説:血も涙もない凶行を繰り返す猟奇殺人鬼と、最愛の婚約者を殺された男の熾烈な攻防を描く復讐をテーマとしたサイコ・スリラー。韓国を代表するスター、イ・ビョンホンと、「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシクの火花を散らす顔合わせが見ものだ。

悪魔を見た_Poster

この壮絶なる物語は、郊外の夜道でこつ然と消失した女性が、バラバラ死体となって発見されたことから始まる。被害者の婚約者は、国家情報院の捜査官スヒョン(イ・ビョンホン)。直前まで電話で話しておきながら、最愛の人を救えなかったスヒョンは、自分のふがいなさを責め、単独で、ギョンチョル(チェ・ミンシク)という殺人鬼に迫っていくことになる。

悪魔を見た_Photo04
悪魔を見た_Photo02

彼女は、助けて欲しいと懇願したはずだ。
死の恐怖を味わったはずだ。
ただでは殺さない、苦しめて苦しめた上に復讐を果たしてやる。
痛めつけては野に放ち、痛めつけては野に放ち、
追いつめ、彼女と同じ恐怖を与え、なぶり殺すつもりだったのだが。
恐怖や痛み、罪悪感、通常の人間が抱くであろう感情を、
相手ギョンチョルは、持ちあわせていなかった・・・。
これでは、殺せない ( ̄ロ ̄lll)

イ・ビョンホンは、ほとんどセリフなし。悪のギョンチョルと対照的に、感情を表に出さない。静と動のような対決は、復讐の先になにを見るのかということを、えぐり出してくる。

彼女の無念を代わりにはらす、というのはあると思うが、彼のやろうとしてる復讐は、煮えたぎる自分の憎しみや怒りを静めるためでもあるのだろう。憎しみの炎に、自らが焼かれないために、何度も何度も、憎しみを相手をぶつけるしかない。
殺したところで、その憎しみが消えるものではない。
スヒョンが殺したいのは、ギョンチョルでなく、己を蝕む憎悪でもあるのだ。
美しく撮られている夕暮れのラストシーンが、哀しい。


たんなる復讐劇にとどまらず、なかなか考えさせられるものがあった。韓国映画は、やっぱり、突き抜けてますね。他の国の映画では、描かないというところまで描いている。えげつなすぎる気もするが、インパクトの強いことは、確かで、世界中に韓国パワーを見せつけてやるみたいな気概を感じる。その点では、日本映画は情けない感じがしますね。

悪魔を見た I SAW THE DEVIL 2011年【韓国】144分
監督:キム・ジウン『箪笥』
出演:イ・ビョンホン(国家情報院捜査官スヒョン)、チェ・ミンシク(ギョンチョル)、オ・サナ(婚約者ジュヨン)、チョン・グクァン(チャン)、チョン・ホジン(オ課長)、キム・ユンソ(セヨン)、チェ・ムソン(テジュ)、キム・インソ(セジョン)
★★★★☆(4.0)
悪魔を見た イ・ビョンホン スペシャルBOX [DVD]
悪魔を見た_Photo03

アウェイク
2011年09月20日 (火) | 編集 |
痛そうな映画ですよー。
もし、手術中に麻酔がきかず、意識だけが覚醒してしまったら。

アウェイク_ポスター

あらすじ:富豪の青年クレイトンは何不自由なく暮らしてきたが、心臓に病を抱え移植手術が必要だった。ある日、友人の医師ジャックの根回しでドナーを得たクレイトンは、愛する秘書サムに求婚し、満ち足りた気分のまま手術室へ運ばれる。しかし、全身麻酔から意識が目覚めてしまう術中覚醒が起こり、手術の痛みを味わうとともに、驚くべき事実を知ってしまう。

全身麻酔が施されてるので、声を出すこともできないし、体も動かせない。
意識のみ目覚めたままの状態。
これを、術中覚醒(アネセシア・アウェアネス)というらしいんだが、
1万人に3人ぐらいの割合で発生しているそうな。
恐っ (°□°;)

患者クレイトンの心の声で、手術シーンが語られていき、ものすごい痛そう。
しかも、これは心臓移植手術。たぶん、ショック死しそうな激痛だと思うけど。
執刀医の会話から驚愕の事実を知ってしまってから、幽体離脱みたいなイメージ映像で、物語が進んでいくスタイルで、表現的に面白かった。クレイトン青年の成長のお話でもありました。

アウェイク Awake 2007年【米】85分
監督:ジョビー・ハロルド
出演:ヘイデン・クリステンセン、ジェシカ・アルバ、テレンス・ハワード、レナ・オリン
★★★☆☆(3.0)
アウェイク Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
アウェイク_ヘイデン・クリステンセン&ジェシカ・アルバ
主演は「スター・ウォーズ/エピソード2」でアナキン・スカイウォーカー役のヘイデン・クリステンセンと、ジェシカ・アルバです。
この映画の役柄も、アナキンみたいな反発青年の感じ。アナキン、フォースを使え。


ブラジルから来た少年
2011年09月17日 (土) | 編集 |
ナチの悪魔的な博士の恐るべき計画の行方を追う戦慄のサスペンス。

ブラジルから来た少年

ストーリー:アウシュビッツ収容所で死の天使と言われたメンゲレ博士が、ナチスの残党と共にある計画を発動した。それは、アメリカとヨーロッパにいる、94人もの人物を殺害する、というものだった。そしてそれは、ナチスの復活を告げる悪魔の計画でも あった……。

原作は『死の接吻』『ローズマリーの赤ちゃん』のアイラ・レヴィン。監督は『猿の惑星』のフランクリン・J・シャフナーです。

戦後、南米に潜伏していたナチのメンゲレ博士(グレゴリー・ペック)が、不穏な活動を開始。それを、追っていた青年が、殺される。リーバマン(ローレンス・オリヴィエ)というナチスの残党を追う人物が、メレンゲ博士の計画に迫っていくサスペンス。
明らかになる計画は、アウシュビッツで行なわれた人体実験を引き継ぐもので、ひぇ~~という恐ろしいものです。ナチスを現代に蘇らせようという悪魔の企みだが、DVDパッケージで、完全にネタばれされてしまっていた。読んでしまっていたので、衝撃を受けれなかったなぁ (-_-#) なにも知らないで、観たかった。
謎めいて、静かに進んでいく話で、雰囲気は、良かったですよ。

※Wikipediaによると、ヨーゼフ・メンゲレというのは、実在したナチの人物。第二次大戦中にアウシュヴィッツで勤務。収容所の囚人を用いておよそ学術的価値の認められ得ない人体実験を繰り返し行った。人種淘汰、人種改良、人種の純潔、アーリア化を唱えるナチス人種理論の信奉者。戦後は南アメリカで逃亡生活を送り、ブラジルで海水浴中に心臓発作を起こし死亡した。と、いうことだそうです。

ブラジルから来た少年 THE BOYS FROM BRAZIL 
1978年【米】124分劇場未公開
監督:フランクリン・J・シャフナー 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
原作:アイラ・レヴィン ブラジルから来た少年 (ハヤカワ文庫 NV 286)
出演:グレゴリー・ペック、ローレンス・オリヴィエ
★★★☆☆(3.5)
ブラジルから来た少年 [DVD]

宿命/東野圭吾 WOWOWドラマ
2011年09月15日 (木) | 編集 |
負の遺産。

宿命DVD

解説:1990年に発表された原作は、宿命によって結びついた二人の男の人間ドラマを軸に、人間の尊厳という普遍的なテーマをも描き出した東野作品初期の傑作ミステリー。宿命のライバルを演じるのは、人気・実力を兼ね備えた藤木直人と柏原崇、そして運命の女性には本上まなみ。

原作未読でしたが、見応えありました。事件を発端に、幼馴染みの二人の男が再会。刑事・和倉勇作のかつての恋人・美佐子は、今は、脳外科医・瓜生晃彦の妻となっていた。じょじょに、明らかになってくる因縁の関係が、重くのしかかってきます。
関係性を解いていくような物語で、原作も面白そうに思いました。

宿命 2004年 WOWOWドラマDVD(114分)
監督:若松節朗「沈まぬ太陽」、脚本:佐伯俊道
原作:東野圭吾 宿命 (講談社文庫)
出演:藤木直人(瓜生晃彦)、柏原崇(和倉勇作)、本上まなみ(瓜生美佐子)、飯島直子(サナエ)
★★★☆☆(3.5)


今後の東野圭吾作品は、
2011年10月8日 角川映画『夜明けの街で』→公式サイトへ
2012年1月28日 東宝映画『麒麟の翼』→公式サイトへ
と、控えています。新参者シリーズの『麒麟の翼』が、楽しみ。

◎関連記事→『白夜行』『幻夜Vol.1

サウンド・オブ・サンダー
2011年09月14日 (水) | 編集 |
過去から何も持ち帰ってはいけない。

サウンド・オブ・サンダーPhoto1

解説:『いかずちの音』あるいは『雷のような音』という邦訳題で知られる巨匠レイ・ブラッドベリの古典的傑作SF短編を最新の映像技術で映画化したSFパニック大作。監督は「エンド・オブ・デイズ」「カプリコン・1」のピーター・ハイアムズ。

西暦2055年、人類はタイムトラベルを可能にしていた。シカゴの大手旅行代理店タイム・サファリ社では、6500万年前にタイムトラベルしての恐竜狩りツアーを主催していた。
ツアー内容は、どういうものかと言うと、あらかじめ決められた時刻・場所に、タイムトラベル。そこに現れた恐竜を撃ち殺すというものだ。この恐竜は、歴史上、火山噴火により、その場所で死ぬ運命になっており、歴史に影響は与えないのだ。

だが、人間のやることに、確実なんてものはない。
ある時、アクシデントが起こるのだ。
水面に落ちた小石が波紋を起こすように、次々と、時間の波が、現代を襲い始める。時間の波が来るたびに、周囲は変貌、動物も恐ろしい化物に変貌し、モンスターパニック映画みたいになってくるのだ。

なぜ、歴史が変わってしまったのか、その原因を見つけ、それを修正しなければ、元通りにはならない。主人公博士が、危機また、危機を乗り越えながらの冒険で、なかなか楽しめる作品でした。もっと、予算があれば、大スペクタクル映画になってただろうなという感じでした。

サウンド・オブ・サンダー A SOUND OF THUNDER 2004年【米/独】102分
監督:ピーター・ハイアムズ
原作:レイ・ブラッドベリ 太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫 NV 109)
出演:エドワード・バーンズ(トラヴィス・ライヤー博士)、キャサリン・マコーマック(ソニア・ランド博士)、ベン・キングズレー (チャールズ・ハットン)
★★★☆☆(3.5)
サウンド・オブ・サンダー デラックス版 [DVD]
サウンド・オブ・サンダーDVD

この映画で、語られてるのは、バタフライ効果みたいなものだ。
バタフライ効果・・・カオス力学系において、通常なら無視できると思われるような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象のことを指す。


黒く濁る村
2011年09月10日 (土) | 編集 |
村の始まりと終わり。

黒く濁る村DVD

解説:ウェブ連載された人気漫画を「シルミド/SILMIDO」のカン・ウソク監督が映画化し、本国韓国で340万人を動員する大ヒットを記録した本格ミステリー・サスペンス。父の死の報せに、山間の寒村にやって来た青年が、やがて村人がひた隠す深い闇と対峙していく姿を、不気味かつ緊張感あふれるタッチで描き出していく。

父の死に、疑問を感じる主人公が、村を探っていき、危機にあうというお話。
宗教?がらみもあって、長時間作品ながら、興味深く観れました。

村のはじまりというのは・・・
死んだ父=ユ先生は、なんだか得体の知れない人物で、宗教家ではないんだが、一見、教えを説いてるような人なんです。罪を意識させることによって、人を恐怖に縛りつけていくといった感じかな。そうやって、人の心につけいっていくのが、たいへんうまい人なんです。
その才能に目をつけたのが、チョン・ヨンドク刑事。彼は、罪人を更正させる理想の村づくりの仲間に、彼を、引き入れます。しかし、チョン刑事は、自らの欲望を満たす村を作りたかっただけ。暴力による恐怖で人を支配し、長として、君臨したかっただけのようなのです。

精神的な恐怖支配と、肉体的な恐怖支配。
どっちもどっちで、お互いに相手の存在が必要だったみたいですね。
結局、勝っていたのは、どっちか?
ユ先生でも、村長でも、なかったということか。
目には目を。
終わりこそ、始まりだったみたいですね。

20年間も疎遠だった理由とか、よくわからん部分もありましたが、黒い部分が重要で、そのへんは、詳細は、どうでもいいもんなんでしょう。不気味な雰囲気で、なかなか面白かったです。

黒く濁る村 이끼 英題:苔/MOSS  2010年【韓国】2時間41分
監督:カン・ウソク、原作:ユン・テホ、脚本:チョン・ジウ
出演:パク・ヘイル(ユ・ヘグク)、チョン・ジェヨン(チョン・ヨンドク刑事・村長)、ユ・ソン(イ・ヨンジ)、ホ・ジュノ(ユ・モクヒョン)、ユ・ジュンサン(パク・ミヌク検事)、ユ・ヘジン(キム・ドクチョン)、キム・サンホ(チョン・ソンマン)、キム・ジュンベ(ハ・ソンギュ)
★★★☆☆(3.5)
黒く濁る村 [DVD]

ブルースチール
2011年09月04日 (日) | 編集 |
なぜ、警官になった?
人を撃ちたいの。と、彼女は言う。

ブルースチールDVD

解説:女流監督キャスリン・ビグローが「ニア・ダーク/月夜の出来事」に続いて「ヒッチャー」のエリック・レッド と再び手を組んだアクション・バイオレンス。無差別殺人犯に魅入られた女警官の闘いを描く。

ハート・ロッカー」を撮った女性監督キャスリン・ビグローの作品です。
オープニングの青白い銃の描写が、カッコいいですね。

なぜ、女ポリスなんかに?と否定される中、唯一、彼女、メーガン・ターナーを肯定し、賞賛してくれる人物が現れる。表向きは、金融マンで高級取りだが、実は、この人物こそ、連続殺人魔。孤独なターナーの狂気を映し出す存在だ。

これは、彼女自身が、銃である物語だろうな。
普通の一般市民であった彼女が、青い制服に身を包み、銃を携帯する。それによって変わってくる立場と内面。その葛藤に、自ら引き金を引いて、決着をつけていくということだ。
彼女の放心したような横顔が印象的だ。

ブルースチール BLUE STEEL 1990年【米】102分
監督:キャスリン・ビグロー
脚本:エリック・レッド、キャスリン・ビグロー
出演:ジェイミー・リー・カーティス、ロン・シルヴァー、クランシー・ブラウン
★★★☆☆(3.0)
ブルー・スチール 【HDリマスター版】 [DVD]
ブルースチール_ジェイミー・リー・カーティス

岩風游鉢(ゆうはつ)を作ってみた。
2011年09月03日 (土) | 編集 |
岩風游鉢_写真01
『游鉢(ゆうはつ)』と、言うらしい。
要は、植木鉢なんですが、これの作り方を教わってきました。

これは、焼くのではなく、乾かして作る鉢で、
通気性が良く、植物に優しい鉢です。
岩風游鉢_説明
作り方は、↑上図のとおりです。
紙の凹凸によって、岩のような表面が決まってくるわけですね。
写真は、製作した翌日に、紙を取った時の状態です。
初めてですからね、こんなもんでしょう。
それにしても、紙を、はがしていくのが、たいへんだったわ。ε=( ̄。 ̄;)フゥ

もう少し、乾いていくと、味わいが出てくるんだろうか。
乾かしたあと、アルカリ成分除去のため、
水洗い→乾かすを、1週間ぐらい繰り返し、やっと完成だそうです。
不細工ながらも、鉢を、自分で作ってみるのは、面白いですね。

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