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宮部みゆき原作 ドラマスペシャル『火車』
2011年11月07日 (月) | 編集 |
原作は、宮部みゆき。山本周五郎賞のほか、過去20年間の作品から選ぶ「このミステリーがすごい!」ベスト・オブ・ベスト(08年)の第1位にも選ばれている傑作。

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宮部みゆき原作 ドラマスペシャル『火車』
2011年11月5日(土) 21:00~11:11テレビ朝日系
「東京~伊勢~大阪…死体なき連続殺人の謎に挑む!名前も顔も捨て1000キロを逃げる美女!!このミステリーがすごい!過去20年間のNo.1小説完全映像化!借金地獄に堕ちたOL衝撃の結末」

タイトルがすごいですね (;^_^A

あらすじ:バブル崩壊直後92年の東京。休職中の警視庁捜査1課の本間刑事が、遠縁の男性から失踪した婚約者「関根彰子」を捜してほしいと頼まれたところから物語は始まる。本間がその足取りを追いかけていくうち、彰子になりすましたもう一人の女の存在が浮かび上がってくる。

宮部みゆき原作ドラマスペシャル_佐々木希
失踪美女・新城喬子役に、佐々木希!

この人はいったい誰なんだろう。
これは、写真に写った謎の女性に物語をつけていくミステリー。
彼女は、最期まで、一言も発することはないし、姿さえ現さない。
あくまでも彼女に関わった人物が、
その時、彼女をどう感じたのか、どう見えたのかを、
を、その人の目線で語っていくだけだ。

足取りをつかんでいく過程を、
上川隆也と寺脇康文とのやり取りで、
説明くれるので、わかりやすかったと思う。

最期を渋く決めてましたね。
上川隆也が、君本人の口から君の物語を聞かせてくれと、
自分の名前を名乗ったところで、終わり、
というのは、かっこよかった。

監督:橋本一、脚本:森下直、原作:宮部みゆき 火車 (新潮文庫)
出演:上川隆也/佐々木希/田畑智子/寺脇康文
★★★☆☆(3.5)

◎関連作品→韓国で映画化した『火車/HELPLESS
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