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ハンナ
2012年06月20日 (水) | 編集 |
外の世界には、音がいっぱい。

ハンナ_シアーシャ・ローナン壁紙01
「つぐない」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナンが、同作のジョー・ライト監督と再びタッグを組んだ。

解説:フィンランドの山奥で元CIA工作員の父エリック(エリック・バナ)に戦闘技術を徹底的にたたき込まれて育った16歳の少女ハンナ(シアーシャ・ローナン)は、ある任務のためヨーロッパを旅立つ。しかし、父のかつての同僚でCIA捜査官のマリッサ(ケイト・ブランシェット)がハンナを執ように追跡する。


音楽って?
音の組み合わせ、
美しく構成され、
感情を表現する。

あきらかにされるハンナの謎で重要なものは、極秘実験ではなくて、
彼女の母が、歌手であった、ということだろう。
ハンナに息づく音感が、彼女の感性を刺激し、存在を解放していく。

ハンナの感情は、音楽で、
画面は、冷たく無表情に。
に挑戦してる作品だと思うが、
それが、うまく表現されてるかというと、疑問だ。
うーん、
童話の挿絵みたいなものに音楽が流れている、
というイメージの作品なのでしょう。
純粋というか、抑圧されたものを持つ主人公が、外界へ出ていく。
彼女には、善も悪もないわけだから、痛みなんてのは、当然ない。

ハンナ_シアーシャ・ローナン写真01

モロッコ、スペイン、ドイツと外界のロケーションは、良かった。
全体の雰囲気は悪くないんだけど、物語としての波がなさすぎるね。
童話としての残酷さやシュールさも不足です。

結局、失敗作というところでしょうなー。
いかにも、
米国映画って感じがしました。要は、製作、監督、俳優、脚本、音楽、とバラバラに作ったらこうなったというところだと思います。こういう作品だと、センスのある監督さんが意図を持って総合的に完成させていかないと成立しないでしょう。この作り方では、シアーシャ・ローナンが、かわいそうです。

※「ラブリーボーン」も、CGに比重のかかったファンタジー大作でパッとしなかった。シアーシャ・ローナンは、もっといい作品に出演した方がいいと思います。

ハンナ HANNA 2011年【米】111分
監督:ジョー・ライト
脚本:セス・ロクヘッド 、デヴィッド・ファー
音楽監督 : ケミカル・ブラザーズ
出演 : シアーシャ・ローナン、エリック・バナ、ケイト・ブランシェット
★★☆☆☆
ハンナ [DVD]

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