観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
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マインドハンター
2012年07月25日 (水) | 編集 |
過激な最終試験ですなぁ。

マインドハンター-MINDHUNTERS_ポスター

解説:心理分析官(プロファイラー)を目指す7人のFBI訓練生が最終試験を行なう無人島で連続殺人事件が発生、互いに疑心暗鬼になり追い詰められていく訓練生たちの姿をスリリングに描く。監督は「ディープ・ブルー 」のレニー・ハーリン。

FBIプロファイラーとなるべく厳しい最終試験に挑む7人の訓練生たち。これに合格すれば晴れて“マインドハンター(心を探る者)”となれる。そんな彼らに教官が与えた課題は、ノースカロライナ沖の無人島にある特殊訓練施設で、限られた時間の中、連続殺人犯をプロファイリングし、その正体を暴くというもの。訓練生7人と試験のオブザーバーとして送り込まれたフィラデルフィア市警殺人課のゲイブがその不気味な島にやって来た。

時間予告殺人のワナにかかり、
一人、また一人と消えていくという密室孤島もの。

集まった人物が、プロファイリングを学ぶ訓練生なので、
分析によって犯人を捜し出そうとするのかな、と思ってたら、
まったく、違ってた。
きっと、おまえが犯人に違いない、
と、誰かに決めつけて、安心したい!というだけの行動。

一時、大ブームになったプロファイリング。
そんなもん、役に立たん、と、今では、すたれた感じか。
全員、試験不合格!というような感情的に動く人たちで繰り広げられるアクションサスペンスでした。凝った施設セット、やけに、おおげさな演出。大作っぽいけど、大作を目指してない雰囲気のある映画ですね。
最後の対決の、水中銃撃バトルは、面白かった。

マインドハンター MINDHUNTERS 2004年【米】101分
監督:レニー・ハーリン
出演:LL・クール・J、ジョニー・リー・ミラー、キャスリン・モリス、ヴァル・キルマー、クリスチャン・スレイター、パトリシア・ヴェラスケス、クリフトン・コリンズ・Jr 、アイオン・ベイリー、ウィル・ケンプ
★★★☆☆(3.5)
マインドハンター [DVD]

◎関連映画→レニー・ハーリン監督『12ラウンド
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ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀
2012年07月22日 (日) | 編集 |
あぁ、間違って、第2作目から観てしまった (^_^;)

ラルゴ・ウィンチ_裏切りと陰謀_トメル・シスレー

解説:若き大富豪ラルゴ・ウィンチの世界を股にかけた冒険を描くフランスの人気コミックシリーズを実写映画化。主演は仏映画界の若手トメル・シスレー。ラルゴを追う検察官役に「氷の微笑」のシャロン・ストーン。父親が暗殺され、若きラルゴは巨大財閥W(ウィン チ)グループ総帥の座に収まることに。しかし、権力を望まないラルゴは全遺産を慈善事業に投資しようとするが、その直前にミャンマーで3年前に起こった虐殺事件への関与を疑われ、拘束されてしまう。無実を証明するため、ラルゴは事件の裏側に隠された秘密口座「パンドラ」の謎を追う。

なにをとちくるったか、全資産を慈善団体に寄付すると言うアホたれのラルゴ・ウィンチ(トメル・シスレー)。それだけのお金あるんだったら、自分自身の手で、社会に貢献していく方法を考えろよ、と思うんだが。

ラルゴ・ウィンチ_裏切りと陰謀_シャロン・ストーン

成り行き任せの主人公が、世界を飛び回って活躍するってのが特徴なのかな。ラルゴ・ウィンチは、父の隠し口座パンドラの謎を追い、ミャンマーへ。そこで、かつて一緒に過ごした女性と再会。やがて、陰謀が浮かび上がってくるという展開だけど、どうも脚本の歯切れが悪い。
ラルゴを追い回す、きつい女検事さん役で、シャロン・ストーンも出演だったんですね。でも、あまり活躍もなく、パッとしなかったなぁ。ミャンマー、香港、ジュネーブなどの世界ロケ、派手なアクションあり、でなんとか無難におさまっているという感じでした。

たいへんな目にあいながら、たどりついた真相は、ただの個人的恨み。世界の危機を救うわけではない、というスカしたところが、面白味なんだと思っておこう。

ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀 2010年【フランス・ベルギー・ドイツ】
原題:Largo Winch II
監督:ジェローム・サム
出演:トメル・シスレー、シャロン・ストーン、ウルリヒ・トゥクール、マメ・ナークプラシット、オリヴィエ・バルテルミー、ローラン・テルジェク、ニコラ・ヴォード、クレーメンス・シック、ニルット・シリジャンヤー
★★☆☆☆(2.9)
ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

宿命と逆襲(第1作目)の方が、続編かと思ってしまいました。
第1作目も一応観てみます。

IN HER SKIN イン・ハー・スキン
2012年07月13日 (金) | 編集 |
I AM YOU・・・ 私は変わらなきゃ

イン・ハー・スキン_Poster

解説:実際に起こった少女失踪事件を元に描いたサイコスリラー。15歳の少女・レイチェルが謎の失踪を遂げる。彼女のボーイフレンドは「レイチェルが稼げる仕事の話をしていた」と言うのだが…。

実在事件をベースに作られてる作品はよくあるが、
これは、闇を覗き込んでいくようなリアルな恐怖がある。

バーバー家の、目の中にいれても痛くないっていう15歳の娘レイチェルが失踪。溺愛する両親は、すぐに警察に駆け込むが、よくある家出でしょう、と、まったく取りあってくれない。ボーイフレンドのマニーが聞いた「稼げる仕事よ、心配しないで」とは、なになのか。

イン・ハー・スキン_ミランダ・オットー_ガイ・ピアース

話は、遡って4年前。
父は家に寄り付かず、母は自分を責め泣いてばかり、という家庭があった。
その家には、キャロラインという、
私は、デブで、ブス。誰からも愛されない。
と狂乱するコンプックスの塊のような引きこもりの娘がいた。

そのキャロラインのお向かいに住んでいたのが、バーバー家だった。
自分の家とはまったく違う優しい両親に見守られ、
私を見て、と、くるくると踊るレイチェルの姿は、美しく理想的だった。

私は、変わる。自由奔放な私に。
支離滅裂な考えにキャロラインは支配され起こってしまった事件だという。

イン・ハー・スキン_ルース・ブラッドリー

キャロラインの父は、バリバリの実業家みたいな人で、
私の期待どうりの娘になっておくれ、巻き毛ちゃん、と
いつもプレッシャーを娘にかけてたみたいなんですね。
家を逃げ出してしまった父、嘆いてばかりの母、
少女時代の家庭内に問題はあったことはあったと思う。
大きくなり、父の電話会社で職をもらい、住むところも与えてもらい、面倒を見てくれる上司もついている。キャロラインは、ずいぶん恵まれてるのに。彼女の心が求めるものは、そういうものではなかったといっても。


私は、あなた。
人は、他者の中に自分を見る。

イン・ハー・スキン_ケイト・ベル

妬みの標的になってしまったのが、
偶然、見かけたレイチェルだった。
さらに美しくなったレイチェルは、彼から家族から、なお愛されていた。
この女は幸せで、自分ばっかり不幸。
自分への苛立ちと、レイチェルはなんの関係もない。
なぜ、我が娘が殺されなければいけないのか、レイチェルのご遺族の方は、やりきれない想いが永遠に続いてると思います。

キャロライン役のルース・ブラッドリーという女優さんが、狂気の演技で、リアルな恐ろしさを出していたと思います。急に、にまっと笑ったり、わめいたり、情緒不安定な、彼女の落ち着きのなさが、観てて不安をかきたててくれてます。
猟奇殺人事件でないからこそ恐ろしく、奥にある遺族の方の憤慨や悲しみも迫ってくる。キャロラインの精神を中心に描ききっていく、という作りがよかった思います。

IN HER SKIN イン・ハー・スキン 2009年【豪】劇場未公開108分
原題:I AM YOU(IN HER SKIN)
監督・脚本:シモーヌ・ノース 
出演:ミランダ・オットー、ガイ・ピアース、ルース・ブラッドリー、サム・ニール、ケイト・ベル
★★★★☆(4.0)
IN HER SKIN/イン・ハー・スキン [DVD]

スリング・ブレイド
2012年07月11日 (水) | 編集 |
それは、心に突き刺さる刃。
静かで暗めだが、これは効ますよ。

スリング・ブレイド_ポスター

あらすじ:母親の不倫現場を目撃してしまい、母とその相手を殺害してしまった、知的障害を持つカール。25年間の精神病院生活を終え出所した。そんなカールが、生まれ故郷に戻って仕事を得て少しずつ人々に慣れ親しんでいった。そこでカールは、父親のいないフランク少年と出会い親しくなる。だが、少年の母親が恋人の暴力に悩んでいる姿を見た時、彼の中である決意が芽生える。

主演ビリー・ボブ・ソーントンが監督・脚本をも兼ね、アカデミー脚色賞に輝いた野心作です。これで、どうだ、みたいな作品で、媚びてませんね。この世界観を作り上げたビリー・ボブ・ソーントンって、才能のある方だなと思います。

アメリカ南部の田舎町が舞台。
そこは、偏見の残る町であり、信心深い人が暮らす町でもある。

ある日、少年の前に、
自分の気持ちをわかってくれる父親のような男が現れ、
すべての罪を引き受け、去っていった・・・
みたいな、ある種のおとぎ話のようにも感じました。
静かに静かに語られていくテイストが、心に響きます。

この物語は、もしかして、こうなるのでは、と予測される結末へ、
導かれるように、一歩一歩、進んでいきます。
主演ビリー・ボブ・ソーントンが作り上げているカールというキャラクターの振る舞いや、しゃべり方が独特で、なにか哲学者のような雰囲気がある。狭い町なので、かつての事件は誰もが知っているわけですよ。不思議なことに、町の人々は、カールを素直に優しく受け入れてくれる。酒に溺れるドイルのような人物は、カールに心の弱さを見られるみたいな恐さを感じてしまうのかもわからないですね。

カールは、善悪でも、感情でもなく、フランク少年の未来のために、再び罪人となる。そして、シャバは大きすぎた、とつぶやく。彼にとって手にあまる世界だったということだろうか。カールは、大きい、と感じたわけですよね。
虐待され物置小屋に生きていた12歳の世界より、はるかに大きい世界を感じた。
なにか違うものを感じてるんだと思う。

スリング・ブレイド SLING BLADE 1996年【米】134分
監督/脚本/主演:ビリー・ボブ・ソーントン(カール)
出演:ロバート・デュヴァル(カールの父)、ドワイト・ヨーカム(ドイル)、J・T・ウォルシュ(チャールズ)、ジョン・リッター(ヴォーン)、ルーカス・ブラック(フランク)、ナタリー・キャナディ(リンダ)
★★★★☆(4.5)
スリング・ブレイド [DVD] スリング・ブレイド [Blu-ray]
スリング・ブレイド_ビリー・ボブ・ソーントン写真


この作品は、
作家スティーブン・キングが何度もレンタルする「ハズレなしの定番映画20本」
に選ばれております。(2009年8月28日映画.com ニュースより引用)

1.「恐怖の報酬」(77/ウィリアム・フリードキン監督)
2.「恐怖の報酬」(53/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督)
3.「スリング・ブレイド」(96/ビリー・ボブ・ソーントン監督)
4.「ワイルドバンチ」(69/サム・ペキンパー監督)
5.「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(99/ダニエル・マイリック&エドゥアルド・サンチェス監督)
6.「ブルース・ブラザース」(80/ジョン・ランディス監督)
7.「ダイ・ハード」(88/ジョン・マクティアナン監督)
8.「死の接吻」(47/ヘンリー・ハサウェイ監督)
9.「ガルシアの首」(74/サム・ペキンパー監督)
10.「博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(64/スタンリー・キューブリック監督)
11.「遊星からの物体X」(82/ジョン・カーペンター監督)
12.「ケイン号の叛乱」(54/エドワード・ドミトリク監督)
13.「クジョー」(83/ルイス・ティーグ監督)
14.「1941」(79/スティーブン・スピルバーグ監督)
15.「Night of the Demon(Curse of the Demon)」(57/ジャック・ターナー監督/日本未公開)
16.「サタデー・ナイト・フィーバー」(77/ジョン・バダム監督)
17.「タイタニック」(97/ジェームズ・キャメロン監督)
18.「殺しの分け前/ポイント・ブランク」(67/ジョン・ブアマン監督)
19.「彼と人魚」(48/アービング・ピシェル監督)
20.「白熱」(49/ラオール・ウォルシュ監督)



バビロンの陽光
2012年07月09日 (月) | 編集 |
バグダッド出身のムハンマド・アル=ダラージ監督がメガホンを取り、
度重なる戦争で疲弊したイラクの今を映し出した作品。

バビロンの陽光_写真1
ベルリン国際映画祭アムネスティ賞・平和賞を受賞。
詳しくは「バビロンの陽光公式サイト」をごらんください。

解説:2003年、イラク北部クルド人地区。フセイン政権の崩壊から3週間後、戦地に出向いたまま戻らない息子を探すため、老いた母は旅に出た。12歳の孫アーメッドを連れて。古都バビロンまで900キロに及ぶ過酷な旅を続ける家族の姿を通じて、度重なる戦争で疲弊したイラクの今を映し出す。現地で抜てきされた主要キャストたちの魂の好演、そして衝撃のラストが、観る者の胸に深く突き刺さる。

キャステングは、現地の方を使っていて、行方不明の息子を探し続けている祖母役には、実際にそのような経験を持たれている方。12歳の孫アーメッドには、グルド人でアラビア語をしゃべる子が選ばれています。

寡黙であまり語らず、固い表情の祖母。
父が残した縦笛を握りしめる孫。
この二人の旅を追う、ドキュメンタリーのような雰囲気のある映画です。

これから、どういうところへ向かおうとしてるのかわからない孫アーメッドは、おばあちゃんに、連れられていってるだけで、疲れた、もう帰ろうよ、といった感じで始まっていきます。
それが次第に、混沌する街、父が収監されている刑務所に近づくにつれ、
アーメッドの様子が変わってきて、恐ろしさを、肌で感じていってるようです。
刑務所に父の姿はなく、集団墓地を探せ、と言われます。
そこに行くことを拒否する祖母は、
病院も訪ねていきますが、息子の姿はありません。

集団墓地というのは、まるで、発掘現場のように、
埋められた多く遺体が、次々と発見されている場所です。
家族の消息を求める多くの女性が、点々とする集団墓地を尋ね歩いています。
この場に立ったアーメッド少年に、
僕がおばあちゃんを連れていく!という強い気持ちが生まれてきます。


憔悴してしまった祖母は、古都バビロンで、その旅を終えることになります。ここで、祖母は、探し求めた息子に会うことができた、と思いたいです。ひとりぼっちになってしまったアーメッドの旅は、まだ終わりません。これから先も、つらい過酷な旅は続いていきます。

ほぼ、セリフも音楽もない映画で、きれいな笛の音も奏でられません。
でも、過酷な現実を体験したからこそ、未来を乗り越えていける、そんな希望を感じさせる作品だったと思います。

バビロンの陽光 Son of Babylon 2010年【イラク/イギリス/フランス/オランダ/パレスチナ/アラブ首長国連邦/エジプト】90分
監督:モハメド・アルダラジー
出演:ヤッセル・タリーブ(アーメッド)、シャーザード・フセイン(祖母)、バシール・アルマジド(ムサ)
★★★★☆(4.0)
バビロンの陽光 [DVD]
バビロンの陽光_ポスター

サラの鍵
2012年07月07日 (土) | 編集 |
私は、サラに出会った

サラの鍵_Poster

解説:ナチス占領下のパリで行われたユダヤ人迫害、ヴェルディヴ事件を題材に、過去と現代を交錯させながらユダヤ人一家に起こった悲劇を描く感動的なドラマ。世界中で 300万部を売り上げたタチアナ・ド・ロネの原作を基に『マルセイユ・ヴァイス』のジル・パケ=ブランネール監督が映画化。『イングリッシュ・ペイシェント』のクリスティン・スコット・トーマスが、アウシュビッツについて取材するジャーナリストを好演。次第に解き明かされる衝撃の事実とラストに胸を打たれる。

Sarah_no_Kagi_Poster.jpg
一斉検挙の朝、サラは弟を納戸に隠して鍵をかけた。すぐに戻れると信じて。
STORY:夫と娘とパリで暮らすアメリカ人女性記者ジュリアは、45歳で待望の妊娠をはたす。が、夫から受けたのは思いもよらぬ反対だった。そんな人生の岐路に立った彼女は、ある取材で衝撃的な事実に出会う。夫の祖父母から譲り受けたアパートのかつての住人は、1942年パリのユダヤ人迫害事件で、アウシュビッツに送られたユダヤ人家族だったのだ。さらにその一家の長女、10歳のサラが収容所から逃亡したことを知る。


サラの鍵_写真4

ヴェルディヴ事件。パリに暮らすユダヤ人1万3千人以上が、フランス警察により連行され、室内競輪場に押し込められあと、ナチス収容所へと送られた。ということだが、これは歴史の事実でしかない。

そこには、
名があり、
顔があり、
その人の人生があるのだ。

サラの鍵_写真5
劇中でも、少女サラは、
収容所看守に「私は、サラ・スタルジンスキー」と、はっきり名乗る。
ジュリアの中で、少女サラが次第に輪郭を帯び、動き出す。

サラの鍵_写真2

こういった忌まわしい戦争犯罪は、犠牲になられた方がこの世に存在したこそさえ、葬り去ることになってしまう、むごいことだと思いました。
ジュリアは、サラの半生をたどっていこうとするが、
皆一様に、重い口を開きたがらない。
私は余計なことをしているのか、
私はなんのためにサラに会おうとしているのか。
ジュリアの表情を見ながら、
彼女の心の揺れを想像していく映画で、非常によく出来てます。
ジュリアがサラに対して今どういう感情を持っているのか、というのが、セリフとしては出てこない。言葉でなく、クリスティン・スコット・トーマスの表情で見せていってるんですけど、そこは、渋いですよね。

サラの鍵_写真3

一生消えることのない罪を背負ってしまった少女サラ。
なにより、ジュリアは、サラに会いたかったんだと思う。
そして、サラの生きた証を残してあげたかった。

サラは、我が子を守るため、自分のいっさいの素性を隠して亡くなっていた。
時を経て、息子ウィリアムに、今、はっきりと、
私は、あなたの母サラ・スタルジンスキー、だと名乗ることができたのは、
良かったことと思います (T_T)


我が子に、サラの名前をつけるのは、ちょっとやりすぎ、と思ったな。
子供からすると、お母さんの想いはわかるけど、私はサラじゃない、私は私、と言うでしょうね。違う形で、サラのことを伝えればいい話ですよね。この部分は、繋がっていく、という作品自体のメッセージを表現しているんでしょうね。

サラの鍵 Elle s'appelait Sarah 2010年【仏】111分
監督/脚本:ジル・パケ=ブレネール
原作:タチアナ・ド・ロネ サラの鍵 (新潮クレスト・ブックス)
出演:クリスティン・スコット・トーマス(ジュリア・ジャーモンド)、メリュジーヌ・マヤンス(サラ・スタルジンスキ)、ニエル・アレストラップ(ジュール・デュフォール)、 エイダン・クイン(ウィリアム・レインズファード)、フレデリック・ピエロ(ベルトラン・テザック)
★★★★★ 観応えありました
サラの鍵 [DVD]

冬の嵐
2012年07月06日 (金) | 編集 |
女優さんって、たいへん。

冬の嵐_DEAD_OF_WINTER_Photo1

解説:ある陰謀に巻き込まれた女優に襲いかかる恐怖を、メアリー・スティーンバージェンが一人三役を演じて描いたスリラー。監督は「俺たちに明日はない」のアーサー・ペン。

ケイティ(メアリー・スティーンバージェン)は、売れてない女優。
ある映画オーディションで、即契約が決まり、審査員マーレー(ロディ・マクドウォール)とともに田舎町パインへイプンのドクター・ルイス氏(ジャン・ルーブス)の館に向かう。どうやら、ケイティは、撮影の途中で降りてしまった女優の代役らしい。その女優そっくりの髪型、メイクをしての、ビデオ撮影が行われるのだった。

映画撮影ではないようで、どうも怪しい。
が、外は雪で脱出できない。
この屋敷に閉じ込められてしまったケイティが、
とんでもなく恐ろしい目にあうというスリラー。
次の日、ケイティが、目覚めると、薬指が切断されてたのには、びっくりしましたよ。

主人公が<女優>という設定が活かされてる脚本が面白い。
伏線もよく効いているし、ショッキングな場面もある良作スリラーだ。

冬の嵐 DEAD OF WINTER 1987年【米】101分
監督:アーサー・ペン
出演:メアリー・スティーンバージェン、ロディ・マクドウォール、ジャン・ルーブス、ウィリアム・ラス
★★★☆☆(3.5)
冬の嵐 [DVD]
冬の嵐_DEAD_OF_WINTER_DVD

2012年、夏映画。
2012年07月01日 (日) | 編集 |
2012年、これからの映画(大作系)をご紹介。
オリンピックイヤーのこの夏、面白そうな娯楽作、多いですね。


natu001.jpg
アメイジングスパイダーマン 6月30日より公開中
華やかそうな新生スパイダーマン。
http://www.amazing-spiderman.jp/

natu001.jpg
シャーク・ナイト 7月14日公開
さあ、ゲームを始めよう、46種類にも及ぶサメが出るそうだ。
※名前に「鮫」がつく人は、1000円で観れるそうです。
http://shark-night.jp/

natu002.jpg
ダークナイト ライジング 7月28日公開
クリスト ファー・ノーラン監督のダークナイト最終章。
http://wwws.warnerbros.co.jp/batman3/

natu003.jpg
遊星からの物体X ファーストコンタクト 8月4日公開
物体Xファンの方は観よう。
http://BUTTAI-X.jp

natu004.jpg
トータル・リコール 8月10日公開
シュワちゃん版がすごすぎて、痛そうなリメイクの予感。
http://www.totalrecall.jp/

natu005.jpg
アベンジャーズ 8月17日公開
話題のヒーロー祭り、いよいよ日本上陸。
http://www.marvel-japan.com/movies/avengers/

natu007.jpg
プロメテウス 8月24日公開
この夏、一番の期待作でしょう!リドリー・スコット監督のSF巨編。
http://www.foxmovies.jp/prometheus/

natu008.jpg
バイオハザードV リトリビューション 9月14日公開
今作も、中島美嘉、出ます。
http://www.biohazard5.jp/

natu009.jpg
ハンガー・ゲーム 9月28日公開
ジェニファー・ローレンス主演のバトルロワイヤル。
http://www.hungergames.jp/


natu010.jpg
あと、ミステリーファンとしては、韓国版「凍える牙」9月8日公開も気になりました。乃南アサによるベストセラー小説で、日本では、なまっちょろいドラマ化しかされてませんからね。孤高の暗い咆哮が韓国映画に合っていそうだ。
ただ、ポスターがネタばれ、獣は見せちゃいけません (;^_^A
http://kogoeru-kiba.com/

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