観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
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フェイシズ
2012年10月31日 (水) | 編集 |
相貌失認、それは顔や表情が判別できない記憶障害の一種である。

フェイシズ_ミラ・ジョヴォヴィッチ_main

解説:ミラ・ジョボビッチ主演で連続殺人犯を目撃してしまった女性に襲いかかる恐怖を描いたサスペンス。恋人と順風満帆な生活を送っていた小学校教師のアンナはある日、女性ばかりを狙う連続殺人鬼の犯行現場を目撃してしまう。犯人に追いかけられ川に転落したアンナは一命を取り留めるが、その時のショックで人の顔が判別できない「相貌失認」という状態に陥ってしまう。目撃したはずの男の顔もわからなくなってしまったアンナに、犯人の影が忍び寄り……。

製作総指揮ミラ・ジョボビッチ。ミラ自身も、楽しみながら演じていて、改めて、ミラの魅力も感じとれる作品になってると思います。

なにしろ、ミラ・ジョボビッチが、襲われても、
すぐ、相手をやっつけてしまいそうに思えてしまうんですよね(^^)
ミラ強い!という強烈な記憶があるので、
本編のミラに、違和感を感じてしまう、ということが大事なんでしょう。
この狙いが、面白いです。
ミラ・ジョボビッチを初めて観たと思え〜、と、
記憶をリセットしながら、私は観ました。

フェイシズ_ミラ・ジョヴォヴィッチ_Photo1

人を識別してるのは、顔のつくりだけじゃなく、
体格とか、声やしゃべり方とか、仕草、雰囲気、ファッションとか、
さまざまな要素から、その人らしさを感じ、好ましいと思ったりするわけです。
ただ、この病は、表情までわからないらしい。
笑ってようが、怒ってようが、目、鼻、口、とかの認識だろうか。
表情の変化が確認できないのは、
ちょっと不気味で、人に会うことさえ恐くなりそうですね。

実際に、こういう症状に落ち入ってしまったら、どのように感じるのか、どう対処したらいいんだろうと思いながら、ミラ・ジョボビッチ演じるアンナとともに体感していく感覚があるスリラーで、なかなか興味深かった。

フェイシズ_ミラ・ジョヴォヴィッチ_Photo2

記憶障害を持ってしまった中、
変わりないものを、見つけていく話でもあって、
なるほどという締めくくりで、気分よく観終われる。
記憶として焼きついてるのは、ひげのある顔でしたよね。
なにか違うものでも識別し、
アンナは、決着をつけたということですね。
判別しやすくしてくれた気持ち、それが、愛ということでしょうか。

題材といい、主演女優といい、
うまく活かして、面白く撮ってる映画だと思います。

※公式サイトによると、似たような外見の俳優さんを用意して、入れ替わって撮ってるみたいです。人物が紛らわしいなぁという感じがありました。やっぱり、ひげとか特徴があるとわかりやすいよね。

フェイシズ Faces in the Crowd 2011年【米/仏/カナダ】102分
製作総指揮:ミラ・ジョヴォヴィッチ
監督・脚本:ジュリアン・マニャ「ブラッディ・マロリー」
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジュリアン・マクマホン、サラ・ウェイン・キャリーズ、マイケル・シャンクス、セバスチャン・ロバーツ、デヴィッド・アトラッキ、マリアンヌ・フェイスフル
★★★★☆(4.0)
フェイシズ_ミラ・ジョヴォヴィッチ_POSTER
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アンドリュー・ロイド=ウェバー ラヴ・ネヴァー・ダイズ DVD
2012年10月29日 (月) | 編集 |
「オペラ座の怪人」の続編と言われる作品です。

アンドリュー・ロイド=ウェバー_ラヴ・ネヴァー・ダイズ_DVD

ストーリー:オペラ座で巻き起こった怪人の謎から10年の月日が流れていた。ファントムはニューヨークへと逃れ、コニー・アイランドで自らの音楽を昇華させる舞台を作り上げていた。一方、ラウルと結婚したクリスティーヌは息子も一人授かっていたが、あまり幸福とは言えない日々を送っていた。ある日、ニューヨークから歌手として舞台の出演依頼を受けたクリスティー ヌは、ラウルや息子とともに海を渡るが、図らずもファントムと再び巡り会ってしまう。

陳腐なメロドラマ。
酷評された、というのも、うなづけます。

これは、私って、なんて不幸、みたいな話なんですよね。
要は、かわいそう、と言って、なぐさめて欲しい、みたいな雰囲気が、
全体に漂ってる作品で、今の時代の公演にふさわしいとは思えないです。
未練たらしく「オペラ座の怪人」的なメロディーが流れるのもイマイチで、
観てて、うんざりしてきます。
愛や芸術をテーマとし、昇華させて欲しかったですね。

この続編は、2010年3月にロンドンで初演を迎えました。
25周年記念公演で主演をつとめた、ラミン・カリムルー(Ramin Karimloo)とシエラ・ボーゲス(Sierra Boggess)の二人の舞台で、これを映像化しておけば、良かったのに。

オーストラリア・メルボルン公演は、映像化のためにおこなった感じがしますね。
あまりの不評のため、DVD、ブルーレイ化作戦に切り替えたのでは。

アンドリュー・ロイド=ウェバー ラヴ・ネヴァー・ダイズ DVD
Andrew Lloyd Webber's Love Never Dies
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー「オペラ座の怪人」
出演: ベン・ルイス、アナ・オバーン、サイモン・グリーソン、マリア・マーセデス
★★☆☆☆ 恐いものみたさで、ご鑑賞ください。
アンドリュー・ロイド=ウェバー ラヴ・ネヴァー・ダイズ [DVD]
アンドリュー・ロイド=ウェバー ラヴ・ネヴァー・ダイズ [Blu-ray]

ヴァルハラ・ライジング 
2012年10月24日 (水) | 編集 |
答えを求めてはいけない。

ヴァルハラ・ライジング-Valhalla Rising_poster

解説:デンマーク出身の鬼才ニコラス・ウィンディング・レフンの2009年監督作品。北欧神話をベースに片目の戦士ワン・アイの闘いの日々を描く。大自然の中で描かれるのは、サディスティックなまでの戦闘シーン、寡黙の男の計り知れない強靭さ。レフン監督の革新的な映像は『ドライヴ』へと続く彼の才能を物語っている。

『ドライヴ』が、カッコよかったので、「アフター・ウェディング」のマッツ・ミケルセン主演である前作も鑑賞。これは、もう、すごすぎます。

ワン・アイは、一言も語らない。
彼に、問いかけても何もかえってこないのだ。

訊ねれば、訊ねるほど、
なぜ、あなたは、訊ねる?答えが欲しいのか?
と、問い返され、
己の弱さを見い出してしまうみたいである。
自分は何にすがろうとしてるのか。
向かう先は、死という絶対的な真理があるだけなのに。

ヴァルハラ・ライジング-Valhalla Rising_photo2

圧倒的なバイオレンスと虚無感。
映像と音のパワーで惹き込んでいく作品で、
これで観せきってしまうのは、すごいですね。

Valhalla Rising 2009年【デンマーク/イギリス】93分
原案・監督:ニコラス・ウィンディング・レフン『ドライヴ』
脚本:ニコラス・ウィンディング・レフン、ロイ・ジェイコブセン
出演:マッツ・ミケルセン、マールテン・スティーヴンソン、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・サイブス
★★★☆☆(3.5)

あまり関係ないけど、一応、あらすじを。
ストーリーや意味を理解しようとしてはいけないんだと思う。
超自然的な力を持つ、物言わぬ片目の戦士ワン・アイ。彼は長い間、スコットランド人の族長バルデの奴隷として捕らわれていた。バルデを殺し脱走に成功した彼は、世話係の少年アーと共に暗黒の旅に出る。その道中、聖地エルサレムを目指すバイキングに出会い彼らの船に乗り込むが、船は何日も深い霧に包まれ、やがて未開の地へと辿り着く。新大陸の秘密が明らかになるにつれ、バイキングたちは恐ろしい運命に直面し、ワン・アイは本当の自分を知るのだった。
ヴァルハラ・ライジング-Valhalla Rising_photo1
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宇宙戦艦ヤマト2199 第二章「太陽圏の死闘」
2012年10月22日 (月) | 編集 |
どうする・・・デスラー総統には、もう報告してしまったのだぞ。

宇宙戦艦ヤマト2199第2巻_Image

解説:16万8000光年彼方の惑星イスカンダルを目指す宇宙戦艦ヤマトは、ワープや波動砲のテストをしながら太陽系を進んでいたが、ガミラスの軍勢がその行く手を阻む。古代進率いるヤマトの航空隊は、ガミラスの冥王星基地を叩くため発進するが、敵のシュルツ基地司令は強力な反射惑星砲で古代らを迎え撃つ。

初ワープ、波動砲の試射、反射衛星砲との対決などを描く第二巻。
トントンとテンポ良く進むので、キャラの熱さというものはないけど、
細かいところまで、作ってくれてるのが、うれしいですね。
リメイクだけど、すごく楽しんで観れるヤマトです。

なぜ、地球人は屈服しない。
もはや、地球は風前の灯火。屈服も時間の問題というのに。
たった一隻の軍艦を出撃させてどうなるというのだ。
かつて、母国がガミラスに屈し、劣等民族と蔑まれている
シュルツらの想いが描かれてるのは良かったですよ。

宇宙戦艦ヤマト2199第2巻_Photo1
今作戦は、第二艦橋での指揮。
艦長帽をひっくりかえして、潜望鏡を覗く沖田艦長!
なかなか面白いシーンが出てきます。

波動砲は威力のある武器ですが、
やっぱり、砲塔を旋回させて撃つ主砲こそ魅力ですよね。
三式弾とショックカノンを切り替えての
すざましい主砲攻撃が、すごいです。

コスモゼロやコスモファルコンの発艦シーンもあり。
ついに、デスラーも登場しました。

宇宙戦艦ヤマト2199第2巻_Photo2

人類絶滅の日まで、あと三百と五十五日。

宇宙戦艦ヤマト2199 第二巻DVD 総監督:出渕裕
劇場公開日:2012年6月30日 DVD発売日: 2012年07月27日
第3話「木星圏脱出」/第4話「氷原の墓標」/第5話「死角なき罠」/第6話「冥王の落日」(105分)
宇宙戦艦ヤマト2199 (2) [DVD] 宇宙戦艦ヤマト2199 (2) [Blu-ray]
※第四章では、「ヤマト3」に登場した次元潜航艦が登場するみたいですね。
このシリーズ観るのが、めっちゃ、楽しみになってきました。

◎第一巻→宇宙戦艦ヤマト2199 第一章「遥かなる旅立ち」

人喰いトンネル MANEATER-TUNNEL
2012年10月21日 (日) | 編集 |
近所にありそうなトンネル。

人喰いトンネル_Absentia_1

あらすじ:姉トリシアの家に久しぶりのやって来た妹キャリー。その日は、7年前に失踪したトリシアの夫であるダニーの、死亡証明書が発行されるという日であり、姉のことが気になって訪ねて来たのだ。トリシアの最近の悩みは、夜になるとそこここにダニーの姿が浮かぶことであった。そんなトリシアは、ダニーの行方不明捜査を担当した刑事と恋仲になっており、刑事との間に子供を身篭っていたのだ。その裏切り行為に対してダニーが恨みを持ち、姿をあらわしに来たのでないかと彼女は思っていた・・・・。

ジャンル的には、くくりにくいタイプの作品ですね。
ホラー系なんですけど、失踪を扱った切実なドラマの雰囲気。

人喰いトンネル_Absentia_3

夫が失踪して7年。
妊娠をしている姉に、踏ん切りが迫られているが、もしかすると、帰って来るかもしれない、と思う彼女は、荷造りをしたまま、ここを動くことができない。死亡届を出し、夫を殺すかのような自分に罪悪感を感じてしまっている。
いっそ、
地下に住む化け物に連れ去られた、という思う方が、
まだ、気が楽なのかもしれない、ですね。

人喰いトンネル_Absentia_2

もしかして、本当にそうなのかも、と思わすような
日常にぽっかり空いたような不安。
でも、
これが本当だとしても、こんな荒唐無稽な話を誰が信じてくれるだろうか。
なんか、恐いですね。

こういう作品もありなんだ、という感じですけどね。
低予算ムービーとして、しっかり撮られてる作品だと思います。

次に、引きづり込まれるのは影を落とす刑事さんでしょうな。

Absentia 2010年【米】91分劇場未公開
監督・制作・脚本&編集:マイク・フラナガン
出演:ケイティ・パーカー、コートニー・ベル、ダグ・ジョーンズ、デイブ・レビン、モーガン・パーカー・ブラウン、ジャスティン・ゴードン、スコット・グラハム
★★★☆☆(3.5)
人喰いトンネル_Absentia_Poster
人喰いトンネル MANEATER-TUNNEL [DVD]

人喰い怪物ゴブリン
2012年10月20日 (土) | 編集 |
LIONSGATEのUMAシリーズ4弾目!
シリーズ最期を飾るのは、なんと「ゴブリン」です(^^)
ゴブリンは、UMA(謎の未確認動物)じゃないですけどね。

人喰い怪物ゴブリン_Goblin_DVD

あらすじ:ハロウィンを目前にしたある日、一家は静かな田舎町にやってきた。一見穏やかであるが閉鎖的な住民たちは、一家の赤ん坊を見て態度を変える。この町には暗い過去にまつわるある伝説があったのだ。ハロウィンの日に、ゴブリンが人を殺して赤ん坊を奪いにくるというのだ。そして森に囲まれた彼らの家に、何かが襲い来る!

田舎町に家族がやってくるというパターンの作品。
ハロウィンの日近くに、テレビ放映されたものかな。

父の再婚相手と折り合いが悪い娘さんが主人公です。
赤ちゃんである弟は、新しいお母さんの子供なわけですね。
この娘が、弟の行方を捜し取り戻そうと、がんばっちゃう話で、
サスペンス要素も絡み、ドラマとして面白く出来てた。

人喰い怪物ゴブリン_Goblin_Photo

低予算ものなので、ゴブリンは、脇役扱い。
ほとんど、黒ベールとマスク姿で、安くかたずけて、
少女の気持ちが変わってくるドラマとしてまとめた感じですね。

無理矢理なUMAシリーズですけど、これで、全部観終わりました。
テレビでお気楽に観るには、楽しめるシリーズだったかなと思います。
→ 第1弾『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟
→ 第2弾『マンドレイク 人喰い植物のえじき
→ 第3弾『蛾人間モスマン

GOBLIN 2010年【カナダ】TV Movie 92分劇場未公開
監督:ジェフリー・スコット・ランドー
出演:ギル・ベローズ、トレイシー・スピリダコス、カミール・サリヴァン、ドネリー・ローズ、ライリー・ドルマン、アンドリュー・ホイーラー
★★★☆☆(3.0)
人喰い怪物ゴブリン [DVD]

レ・ミゼラブル 25周年記念コンサートDVD
2012年10月19日 (金) | 編集 |
レ・ミゼラブル25周年記念コンサートPhoto

解説:ロングランヒットを続けるミュージカル「レ・ミゼラブル」の25周年を記念して2010年10月3日にロンドンにある世界最大のドーム”The O2”にて上演された記念コンサート。オーケストラによる生演奏の中、世界から選りすぐられた総勢300名のキャストを迎えて行われた華やかな舞台の模様を収める。

オーケストラとコーラスをバックに、衣装を着た俳優さんが、
物語とともに、歌い綴っていくコンサート形式のレ・ミゼラブル。
もう、すごい感動でした。(^^)b
出演俳優さんの歌が、素晴らしく、心に響いてくる。
歌を聴きながら、物語の想像が広がっていく感じで、
壮大なるイメージがします。

フィナーレで歴代キャストが登場し、一同に歌うのが感動!
積み重ねてきた歴史ある舞台を感じさせてくれます。

バルジャン役のオペラ歌手アルフィー・ボーは、さすがの歌唱力ですね。ジャベール役に、黒人俳優のノーム・ルイスを起用してるのが、カッコいいですよね。自分の信念にまっすぐに生きる、という堂々たるジャベール像が感じられて、すごく良かった。エポニーヌ役のサマンサ・バークスも、すごくそれらしい雰囲気の方で、映画版「レ・ミゼラブル」でも、同役を演じることになってるそうです。

このコンサートのアンジョルラスは、力強くカッコいいです。
ラミン・カリムルーは、「オペラ座の怪人25周年 in ロンドン」で、ファントム役を演じている方。
Les-Misérables-25th_Ramin Karimloo
アンジョルラス役のラミン カリムルー(Ramin Karimloo)と
オリジナルキャスト・バルジャン役のコルム・ウイルキンソン(Colm Wilkinson)


エポリーヌが、すごく切なくて、よかったです (T_T)
Les-Misérables-25th_samantha_banks
エポニーヌ役のサマンサ・バークス(Samantha Barks)


レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート [DVD]
レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート [Blu-ray]
Les Misérables 25th Anniversary
製作:キャメロン・マッキントッシュ
ジャンバルジャン・・・・・Alfee boe アルフィー・ボー
ジャベール・・・・・・・・Norm Lewis ノーム・ルイス
フォンティーヌ・・・・・・Lea Salonga リア・サロンガ
テナルディエ・・・・・・・Matt Lucas マット・ルーカス
マダムテナルディエ・・・・Jenny Galloway ジェニー・ギャロウェイ
アンジョルラス・・・・・・Ramin Karimloo ラミン・カリムルー
マリウス・・・・・・・・・Nick Johnas ニック・ジョナス
コゼット・・・・・・・・・Katie Hall ケィティ ホール
エポニーヌ・・・・・・・・Samantha Barks サマンサ バークス
ガブローシュ・・・・・・・Robert Madge ロバート・マッジ
★★★★★

◎映画『レ・ミゼラブル』の“生の歌声”を2枚組CDに収録した『レ・ミゼラブル~サウンドトラック <デラックス・エディション>』が、2013年3月に発売されるそうです。通常版サウンドトラックには、全曲入っていなかったので、完全版を出すみたいですね。

推理作家ポー 最期の5日間
2012年10月15日 (月) | 編集 |
心の闇との対決。

推理作家ポー最期の5日間_Image

解説:40歳の若さで謎の死を遂げた世界初の推理作家エドガー・アラン・ポー。アメリカ、ボルティモアで起きる彼の小説を模倣した連続殺人事件と、彼の最期の日々を史実とフィクションを織り交ぜて描くサスペンス・スリラー。ジョン・キューザックが酒浸りの作家ポーを演じる。監督は『Vフォー・ヴェンデッタ』のジェイムズ・マクティーグ。

ブーン、ブーンと降りてくる振り子の場面が「ソウ」みたい (°□°;)
ディズニー配給なのに、えげつない描写、出てきますね。
これは、謎解きではありません。
雰囲気スリラーといった感じの作品で、
模倣犯と対峙するための新しい小説を書き進めていくうちに、
ポーが、しだいに、死にとらわれていってしまう様子が描かれます。
だから、ジョン・キューザックが選ばれてるみたいですね。

推理作家ポー最期の5日間_Photo1

美しさと恐怖の入り交じる
作家自身の深層世界ともいえるダークな世界へ。
ポー自身の内面をもっと追求してくれるとうれしいんですけど、
ハリウッド映画なので、娯楽系ですね。
でも、面白く観ることはできました。

ただ、この内容だと犯人に辿り着く必要がないんですよね。
想像世界に現れた犯人なのか、現実なのか、
曖昧なまま、恋人救出ということでいいと思うねんけどなぁ。
ラストエピソードは、まったくの蛇足で、
ポーの最期で、終わったらよかったのに、と思います。
そこは、がっかりしてしまいました。


※『モルグ街の殺人』のトリックは有名ですけど、ポーは、まだ一冊も読んだことありません。詩人でもあったらしく、本編で、詩が読まれるんですが、字幕だと詩を追うのが、ちょっとしんどかったですね(^^)

The Raven 2012年【米】110分(パンフ600円)
監督:ジェームズ・マクティーグ
脚本:ベン・リビングストン、ハンナ・シェイクスピア
出演:ジョン・キューザック(エドガー・アラン・ポー)、ルーク・エバンス(エメット・フィールズ刑事)、アリス・イブ(エミリー)、ブレンダン・グリーソン(ハミルトン大尉)、ケビン・マクナリー(マドックス編集長)
★★★☆☆(3.5)
推理作家ポー最期の5日間_Poster

レ・ミゼラブル(1982)
2012年10月14日 (日) | 編集 |
レ・ミゼラブル_Les misérables-1982_DVD

今回は、フランスのテレビドラマ版(全4話構成)を鑑賞。
私は、「ああ無情」という簡略版しか読んだことがなく、原作そのものは読んだことないです。この作品は、おそらく原作のストーリーどおりだろうと思います。他の映画版では、さらっと流されてしまうABCの友やテナルディエ夫婦の話も、くわしく描かれていて、レ・ミゼラブルの全体像がよくわかります。

妙なテーマ音楽、ストップモーションなど、古めかしいような演出。
全編通じて、ほんと暗い。
街なみや、人が、薄汚く描かれていく作品で、
わざとらしく盛り上げたりしていないですね。

みずからの境遇を嘆くこともなく、夜を迎えるように、
静かに人生を終えていく人たち。
その中にある人生のきらめき、
その先に心は解放されていくといった感じかな。
このタッチのレ・ミゼラブルも、味わい深いものがあります。

降りしきる雨の中、ぬかるんだ足元を、歩いていく徒刑囚の姿が、
当時の虐げられ苦しむ民衆のイメージなんでしょうね。
オープニングシーンが、最期につながっていくのが、カッコいいです。

Les misérables 1982年【仏】219分劇場未公開
監督:ロベール・オッセン
出演:リノ・ヴァンチュラ(バルジャン)、ミシェル・ブーケ(ジャベール)、エヴリーヌ・ブイックス(ファンティーヌ)、ジャン・カルメ(ティナルディエ)
★★★★☆(4.0)
レ・ミゼラブル_Les misérables-1982_Photo
レ・ミゼラブル [DVD]

新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟
2012年10月10日 (水) | 編集 |
トレマーズの名前だけ借りた邦題になってます。

新トレマーズ_モンゴリアン・デス・ワームの巣窟DVD
「ソウ」シリーズのLIONSGATE社が放つUMAシリーズ第1弾!

あらすじ:モンゴルの広大な砂漠。そこで伝説の秘宝を探すデビッドは、車の故障で立ち往生している女医のアリシアと出会い、謎の伝染病に苦しむ村へ向かう。ふたりはその地に伝わる謎の巨大地底生物モンゴリアン・デス・ワームから逃れようと石油採掘所へ逃げ込むが。 しかしそこはやつらの巣であり、そこに眠る財宝に目にくらんだ工場長にも命を狙われるハメに。

何かを隠している油田開発プラントで従業員が突如、行方不明に。その周辺の村では原因不明の疫病が発生しており、ボランティア医師団が診察にあたっていた。
イモ虫モンスターものに、伝説のお宝捜しが加わる壮大なスケールの設定だが、欲張りすぎというか、全体に散漫な感じです。

新トレマーズ_モンゴリアン・デス・ワームの巣窟Photo1

地下に眠るチンギスハーンの墓、というものを見せて欲しかったですけどね。
そこで、女王モンスター登場!なって欲しかった。
モンゴリアン・デス・ワームがうようよ出てくるだけで、
暴れ回ったりしないのが、さみしいです。

モンゴリアン・デス・ワーム(Mongolian Death Worm)はゴビ砂漠周辺に生息するといわれている、巨大なミミズのような未確認動物(UMA)。その長さは最大で3.5mにも上ると言われている。牛の腸に似ている事から、現地ではオルゴイコルコイ(腸虫の意味)とも呼ばれている。

Mongolian Death Worm 2010年【米】TV Movie 90分劇場未公開
監督:スティーヴン・R・モンロー
出演:ショーン・パトリック・フラナリー、ヴィクトリア・プラット、ドリュー・ウォーターズ、ジョージ・チェン、シェリル・チン、ビリー・ブレア
★★☆☆☆(2.5)
新トレマーズ_モンゴリアン・デス・ワームの巣窟Photo2
新トレマーズ -モンゴリアン・デス・ワームの巣窟- [DVD]

◎LIONSGATEのUMAシリーズ
→ 第1弾『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟
→ 第2弾『マンドレイク 人喰い植物のえじき
→ 第3弾『蛾人間モスマン

蛾人間モスマン
2012年10月07日 (日) | 編集 |
モスマン、それは罪人をこらしめる怪物。

蛾人間モスマン_MOTHMAN_DVD
「ソウ」シリーズのLIONSGATEが放つUMAシリーズ第3弾!

解説:ウエストバージニア州のポイント・プレザント。湖に遊びに来ていたキャサリンや仲間は、悪ふざけから仲間のひとりを溺死させてしまう。彼らはそれを事故に見せかけ隠蔽する。それから10年。記者になったキャサリンは久しぶりに故郷の街に帰ってくる。しかし再会した友人たちが次々に不可解な死を遂げるのだった。それは街に古くから語り継がれる伝説の怪物、モスマンの仕業であった。

モスマンという UMA(謎の未確認動物)を題材にしたテレビ映画です。
1966年ごろウエストバージニア州のポイント・プレザント一帯で、目撃証言が多く、寄せられており、先住民族の怨念から生まれた怪物ではないかと言われています。他にも、さまざまな説があり、興味のある方は、ウィキペディア等を参照してみてください。

殺された者の恨み、無念をはらすために現れるという怪物モスマン。
そんなモスマンも、今では、ただのうわさ話となってしまってるわけです。
しかし、言い伝えは本当だった。
10年前の罪に仲間が、次々と血祭りにあげられていく中、
記者キャサリンは、町外れに住む老人の指南を受けながら、
助かる方法を捜そうと、悪あがきしていきます。

低予算なので、出てくるモスマン自体のデザインは、しょぼいですけど、
主人公と同じく、私もモスマンについて、よく知らなかったので、
学んでいくみたいな感じで、面白くは観れました。

MOTHMAN 2010年【米】TV Movie 89分劇場未公開
監督:シェルドン・ウィルソン
主演:ジュエル・ステイト、コナー・フォックス、スージー・アブロマイト、マイケル・アイリス
★★★☆☆(3.0)
蛾人間モスマン_MOTHMAN_Photo
蛾人間モスマン [DVD]

◎LIONSGATEのUMAシリーズ → 第2弾『マンドレイク 人喰い植物のえじき

マンドレイク 人喰い植物のえじき
2012年10月03日 (水) | 編集 |
森は生きている。

マンドレイク人喰い植物のえじきDVD
「ソウ」シリーズのLIONSGATEが放つUMAシリーズ第2弾!
主演のベッツィ・ラッセルは、ジグソウの妻・ジル役だった方です。


あらすじ:大富豪ハリーに雇われた探検家の一団は、南米のジャングルへ足を踏み入れた。彼らはそこに眠る伝説の剣を見つけ出し、棺から取り出す。しかしそれは原住民の怒りを買い、命を狙われることに。そのうえ、ジャングルには何かが潜んでいたのだ…。伝説の剣により眠りについていた森の守り神マンドレイクが目を覚ま し、人々を襲い始めたのだった。

全然、ジャングルな感じがしなかったな。
そのへんの山の中でのロケなんでしょう。

森の中、先住民たちが、なぜ、怒って襲いかかってくるのか。
それは、探検隊が、墓に眠る短剣を引き抜いてしまったから。
森の精霊が暴れ始めてしまって、さあ、たいへん、という話。

どんな怪物が出てくるのか、ということでは、
木の怪物は、おもしろい形にできてたんじゃないかと思う。
森全体の怒りみたいなスケールがあればよかったんですけど、
低予算なので、森の精霊のパワーが、しょぼいですね。
森の中を役者さんが走り回ったり、笑ってしまうような先住民たちとの闘いが、中心になってるので、観てて、だれちゃうという感じでした。予算的にロケは厳しいにしても、それらしさがないのが、痛いですね。

マンドレイク人喰い植物のえじきPhoto1

かつてのスペイン探検隊が殺されたのは、こういうことなんだな、
というのがわかる結末としては、無難にまとめてたと思います。

Mandrake 2010年【米】TV Movie 89分劇場未公開
監督:トリップ・リード
出演:マックス・マーティーニ、ベッツイ・ラッセル、ベニート・マルティネス
★★☆☆☆(2.5)
マンドレイク~人喰い植物のえじき~ [DVD]

◎植物もの映画→『パラサイト・バイティング 食人草

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