観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
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ソウル・サーファー
2013年01月27日 (日) | 編集 |
人生はサーフィンのよう

ソウル・サーファー_アナソフィア・ロブ
実在のサーファー・ベサニー・ハミルトンを演じたのは「テラビシアにかける橋」のアナソフィア・ロブ。

解説:ハワイのカウアイ島で両親と2人の兄に囲まれて暮らす13歳の少女ベサニー・ハミルトン。何よりも海を愛し、プロサーファーになることを夢見ていたベサニーは、ある日サーフィンの練習中に突然サメに襲われ、左腕を奪われるという悲惨な事故に遭遇する。かろうじて一命をとりとめたベサニーは、事故からわずか1ヶ月でサーフィンを再開。戸惑いと不安を抱きながらも、再び海へと立ち向かっていく彼女を、心配しながらも温かく見守る家族と友人たち。片腕を失うという悲劇を乗り越え、再び頂点を目指してトーナメントへと挑戦するベサニーは、やがて世界中の人々を勇気づける存在に。実在のサーファーの奇跡の復活を描いた、勇気と感動の物語。

ソウル・サーファー_ベサニー・ハミルトン

13歳で、片腕を失った。
人は、それを荒波と呼ぶのかもしれない。
でも、それは私に巡ってきた波なのだろう。
そうならば、
私は、その波に乗ろう。
いつだって、波は、私を運んでくれたから。

パイプラインは、まるで、彼女に示された光の道のように映し出され、
アナソフィア・ロブの顔が笑顔いっぱいになる。


サーファーであるベサニー・ハミルトンさんにとって、波に乗った時の感覚は、抗しがたい魅力あるものなのでしょうね。それは、人に話してもなかなか、わかってもらえないことなんだと思います。事故のことや、どうやって立ち直ったのか、などを訊ねられるより、サーフィンの楽しさを話したい、みたいな気持ちがあるんじゃないかなと思う。

ベサニーさんの想いを乗せてあげている、すごく自然体な感じのする映画だったと思います。キラキラとした魅力を持つアナソフィア・ロブちゃんが、ベサニーさんの役に、ぴったりでしたね。
ご兄妹が撮影サポートを、ずっとしてくれてるみたいで、家族の絆というものも感じられる良作だと思います。ヒット狙いじゃなく、サーフィンを愛する映画に作られてるのが好感度大。私にとっては有効よ!という言葉がカッコいいです。

Soul Surfer 2010年【米】106分
監督:ショーン・マクナマラ/原作:ベサニー・ハミルトン 
出演:アナソフィア・ロブ、デニス・クエイド、ヘレン・ハント、ロレイン・ニコルソン、キャリー・アンダーウッド
★★★★☆(4.0)
ソウル・サーファー―サメに片腕を奪われた13歳 (ヴィレッジブックス)
ソウル・サーファー [DVD]
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PHASE 7 フェーズ7
2013年01月26日 (土) | 編集 |
アルゼンチンの感染スリラー?
フェーズ7とは、未体験の領域である。

PHASE7_フェーズ7_DVD

あらすじ:ウイルス感染の恐怖に狂った人々が殺し合うサバイバルパニックアクション。妻と新居に引っ越したココ。しかし、謎のウイルスが蔓延しているという理由でマンションは当局に封鎖されてしまう。やがて精神的に追い詰められた住人たちが殺し合いを始め…。

アルゼンチン流なのか、妙に面白い空気のある映画でした。
身重の妻と新しいマンションに越してきたココという主人公が、隔離された住民同士の殺し合いに、気の進まないまま巻き込まれていくという、もうすごく、こじんまりした話です。

シッチェス・カタロニア国際映画祭で、
脚本賞を受賞しているそうで、とぼけた笑いという雰囲気。
安ものの防護服姿も、はまってましたね。
つまらんパニックものを観るより、かなり楽しめると思います。

PHASE7 フェーズ7 2011年【アルゼンチン】97分劇場未公開
監督・脚本:ニコラス・ゴールドバルト
出演:ダニエル・エンドレール、ジャスミン・スチュアート、イエイヨー・グリジ、フェデリコ・ルッピ、カルロス・ベルメホ、アビアン・バインシュテイン
★★★☆☆(3.0)
PHASE7_フェーズ7_写真1
PHASE7 フェーズ7 [DVD]

◎関連映画→『フェーズ6

アンナ・カレーニナ(1997)
2013年01月22日 (火) | 編集 |
アンナ・カレーニナ_ソフィー・マルソー

解説:ロシアの生んだ世界的な文豪レオ・トルストイの不朽の名作の、7度目の映画化。1880年のモスクワ。伯爵夫人のアンナは、軍人のブロンスキーと駅で出会 い、そのまま恋に落ちてしまう。だが、二人の関係は事実上の不倫であり、当時の社会通念では決して許されるものではなかった。真実の愛を貫くため、アンナは離婚を決意するが、残酷な運命が彼女を襲う。名指揮者、故サー・ゲオルグ・ショルティが音楽を担当。

尺も短く、テンポが速いので、なんだか、わかりにくい感じでした。やっぱり、原作を読んでこその文芸大作なのでしょうね。虚構に彩られた貴族世界にあらがうかのようなアンナ・カレーニナという女性を通じ、レーヴィンという人物が、人の生き方を悟っていくような作品なんだろうと思います。

何度も映画化されており、映像作品としては、
女優さんそれぞれの美しきアンナ像の表現を楽しむ作品でもあると思います。
ソフィー・マルソーは、柔らかい印象だし、
自分に対して正直に生きるみたいなアンナでしたね。
情景にすっと馴染むみたいな幻影的な感じが、はかないですね。

アンナ・カレーニナ ANNA KARENINA 1997年【英/米】108分
監督・脚本: バーナード・ローズ
原作:レオ・トルストイ「 アンナ・カレーニナ〈上〉 (新潮文庫)
出演:ソフィー・マルソー(アンナ)、ショーン・ビーン(ヴロンスキー)、アルフレッド・モリーナ(レーヴィン)、ミア・カーシュナー(キティ)
★★★☆☆(3.5)
アンナ・カレーニナ [DVD]

◎ソフィー・マルソー関連記事
→『レディ・エージェント 第三帝国を滅ぼした女たち (2007年/仏)


アンナ・カレーニナ_キーラ・ナイトレイ
「プライドと偏見」「つぐない」のキーラ・ナイトレイ&ジョー・ライト監督の『アンナ・カレーニナ』は、2013年3月29日より公開されます。脚本は「恋におちたシェイクスピア」のトム・ストッパードが執筆。キーラ・ナイトレイなので、浮き沈みの激しそうなアンナの感じがします。

もうひとりのシェイクスピア
2013年01月21日 (月) | 編集 |
すべては、宰相セシルのシナリオどおりか。

m_anonymous-img1.jpg

解説:「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督が、ウィリアム・シェイクスピアの作品は別人が執筆していたという「シェイクスピア別人説」をもとに描いた歴史ドラマ。シェイクスピアの正体の有力候補とされるオックスフォード伯を主人公に描く。16世紀末、エリザベス1世統治下のロンドン。宰相として権力を振るい、王位継承者にスコットランド王ジェームスを据えようと企むウィリアム・セシル卿は、芝居が民衆にもたらす力を恐れていた。一 方、セシルの義理の息子にあたるオックスフォード伯エドワード・ド・ビアは、セシルの陰謀に反し、芝居によって女王の心を動かそうとする。主演は「ノッ
ティングヒルの恋人」のリス・エバンス。


こういう題材を、ローランド・エメリッヒ監督が?というのに興味を惹かれ、鑑賞。王位継承問題も絡んでくるスケールの大きな歴史ミステリーで、これは、面白かったです。CGによるロンドンの街並の再現もよかった。

創作の才では、現実の世を動かすことができない。
私利私欲の陰謀争いではなく、価値観・考え方の対決みたいな感じがよかったと思います。宰相セシルは、オックスフォード伯エドワード・ド・ビアの才能も資質も理解し、許容していたのかもしれませんね。ある意味、セシルが、すべてを踏まえた上、シェイクスピアを誕生させたみたいな感じもしますよね。

もうひとりのシェイクスピア Anonymous 2011年【米】129分(パンフ700円)
監督:ローランド・エメリッヒ、脚本:ジョン・オーロフ
リス・エバンス・・・・・・・・・・・オックスフォード伯エドワード・ド・ビア
バネッサ・レッドグレーブ・・・・・・エリザベス1世
ジョエリー・リチャードソン・・・・・若き日のエリザベス1世
デビッド・シューリス・・・・・・・・ウィリアム・セシル
ゼイビア・サミュエル・・・・・・・・サウサンプトン伯ヘンリー・リズリー
セバスチャン・アルメスト・・・・・・ロベン・ジョンソン
レイフ・スポール・・・・・・・・・・ウィリアム・シェイクスピア
エドワード・ホッグ・・・・・・・・・ロバート・セシル
ジェイミー・キャンベル・バウアー・・若き日のオックスフォード伯エドワード・ド・ビア
デレク・ジャコビ(語り)
★★★★☆(4.0)

ザ・レイド
2013年01月13日 (日) | 編集 |
迫力あり。これは、オリジナルを観るべし。

ザ・レイド_Poster

解説:インドネシアの麻薬王が支配する30階建ての高層ビルを舞台に、SWATとギャングたちが銃撃戦や肉弾戦などし烈な死闘を繰り広げる驚がくのノンストップ・アクション。 監督と主演は『ザ・タイガーキッド 〜旅立ちの鉄拳〜』のギャレス・エヴァンスと、東南アジアの格闘術「シラット」の使い手で同作にも出演したイコ・ウウェイス。始まりから終わりまで、止まることのない過激なアクション・シーンに度肝を抜かれる。

これ、ハリウッドリメイクも決定!らしいけど、
どうやって、リメイクするんでしょ?
これは、ぜひ、本家の伝統武術で楽しんでください。
東南アジアのお家芸ともいえる生身アクション映画です。

変なストーリーをいれない、非常にシンプルな構成。
ビル内だけを舞台にし、独特の画面の色が変わらない。
その中で、出演者の闘う様を際立たしていく。

間髪もいれずに、次々と、シラットの使い手達たちが、
襲いかかってくるような怒濤の勢いのある感覚ですね。
このスピード感と迫力に、押されっぱなしで見入ってしまいました。
いやぁ、これは、面白かったです!

ザ・レイド_Photo

ザ・レイド THE RAID 2011年【インドネシア】102分
監督・脚本: ギャレス・エヴァンス
出演:イコ・ウワイス、ジョー・タスリム、ドニー・アラムシャー、ヤヤン・ルヒアン、ピエール・グルノ、テガール・サトリヤ、レイ・サヘタピー
★★★★☆(4,5)
ザ・レイド [DVD]

トータル・リコール/遊星からの物体X ファーストコンタクト
2013年01月11日 (金) | 編集 |
total-recall1.jpg
リメイク2本を鑑賞してみました。
さあ、どうでしょうか。



追う女。

メアリー・エリザベス・ウィンステッド
トータル・リコール Total Recall 2012年【米】
監督:レン・ワイズマン/原作:フィリップ・K・ディック
出演:ケイト・ベッキンセール、コリン・ファレル、、ジェシカ・ビール

太ったおばちゃんへの変装じゃなかったのは、
最期の最期までケイト・ベッキンセールを出したかったからだな。
オリジナルのシュワちゃんのおもろさには勝てませんからね。
今回は、ケイト・ベッキンセールのチェイスアクションって感じで、
未来イメージも良かったし、これは、見応えありました。
★★★☆☆
トータル・リコール(初回生産限定) [DVD]


“それ”じゃない。

ケイト・ベッキンセール
遊星からの物体X ファーストコンタクト The Thing 2011年【米】
監督:マティス・バン・ヘイニンゲン・Jr./原作:ジョン・W・キャンベル・Jr.
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド

ノルウェー基地で何が起こったのか。
要は、前日譚と称したリメイクなんですが、
これは、物体Xじゃないやん。
よくある触手系エイリアンが出てくるただのSFホラーでした (-_-#)
B級系作品の面白さがなく、作る意味なしですよ。まともすぎかな。
無理矢理、犬が追われるラストにしてるのも、なんだか、うっとしかった。
★★☆☆☆
遊星からの物体X ファーストコンタクト [DVD]

本:「脳男」首藤瓜於
2013年01月10日 (木) | 編集 |
映画化ということで読んでみました。
確かに、感情なく手応えのない男が、脳男なのだが・・・
作品自体にも手応えなし(^^)

脳男_首藤瓜於 脳男 (講談社文庫)

あらすじ:連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが……。そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。

読んでて、感情のない男・鈴木一郎に、
興味を持ち、惹かれていかないんですよね。
対する女医・鷲谷真梨子ともども、
造形キャラに存在感がなさすぎというように思います。

最大の見せ場は、鈴木一郎が、
まるでロボットのように、
自分の体を正確にコントールしていく場面だろう。
この映像的シーンが、スリリングな描写力で書かれてたら、
なかなか、と思うんだけどなぁ。
始終、あっさりしており、表面だけのエンタメ小説という感じでした。
映像化には向く作品でしょう。


映画は、ダークヒーローものにしたいみたいですね。
脚本を「八日目の蝉」を撮った成島出、監督を「犯人に告ぐ」「イキガミ」の瀧本智行がつとめます。キャストは、生田斗真、松雪泰子、江口洋介で、2013年2月9日公開です。


ディスコード ーDISCORDー
2013年01月06日 (日) | 編集 |
低予算ながら、不可解に進むので、恐かったですよー。

ディスコードーDISCORDー写真1

あらすじ:アニーの母は異常なまでに神経質な性格で、幼いアニーと姉を過剰なほどの厳しい躾と折檻で自分のもとに縛り付けようとしていた。姉はそんな母に抗うようにして非行を重ね、アニーは一人立ちできる年齢になると静かに家を飛び出した。それ以来、母と絶縁状態にあったアニーだったが、突然の母の死をきっかけに再び故郷の土を踏むことに。そして数年ぶりに訪れた生家で、アニーは思いもよらない事態に直面する。生家で母の遺品を整理していたはずの姉が、すべての荷物を残したまま忽然と姿を消してしまったのだ。やがて姉の行方もわからぬまま母の葬儀を終えたアニーは、その夜自らの生まれ育った家で、身も凍るような恐怖の一夜を体験する。…それは、彼女の〈家〉と〈家族〉をめぐる忌まわしい物語の幕開けだった!!

封切りのタイミングがよかったのか、全英初登場第4位のスマッシュヒットを記録!
うさんくさいですけど、劇場未公開作ということで観てみました。

実家から離れていた主人公が帰ってくるという
よくあるストーリーなのだが、
これは恐かったです。

静かなタッチの映画で、
あまり説明的なセリフなし。
事態がよくのみこめないまま、進んでいくので、
こういうことか?というのが把握できるまで、
時間差が出てしまう。
よくわからないまま次のシーンを体験する不安な感覚が、
うまく演出されてると思います。

ディスコードーDISCORDー写真2
かつての同級生の子を訪ねていくが、主人公が何をしようとしてるのか、この怪しい女性が誰なのか、よくわからなかったりするんですよね。成り行きをみるしかない状況の中に、観てる自分が追い込まれてしまうみたいですなー。結局、この霊媒師、何も教えてくれないし(^^)

最期まで観ても、現実に起こった出来事なのか、主人公アニーの過去との決着イメージなのか、よくわからないです。扉が開き光が差すところをみると、アニーが、やっと閉じ込められた部屋から解放された、ということなんでしょうね。
彼女は忌まわしき実家に戻ってくる必要があったのだ。
どっちかいうとホラー好きな人向けな作品かな。

ディスコードーDISCORDーケイティ・ロッツ

THE PACT 2012年【米】89分劇場未公開
監督・脚本:ニコラス・マッカーシー
ケイティ・ロッツ:「マッドメン」
キャスパー・ヴァン・ディーン:「スターシップ・トゥルーパーズ」
アグネス・ブルックナー:「完全犯罪クラブ」「モーテル2」
ヘイリー・ハドソン:「マーリー 世界一お馬鹿な犬が教えてくれたこと」
★★★☆☆(3.5)
ディスコード [DVD]
ディスコードーDISCORDーDVD

グッチ×荒木飛呂彦「徐倫、GUCCIで飛ぶ」
2013年01月05日 (土) | 編集 |
SPUR_徐倫、GUCCIで飛ぶ
表紙のジッパーシールを開けて出てくるのが↑の徐倫イラスト。

グッチと荒木飛呂彦によるコラボマンガ「徐倫、GUCCIで飛ぶ」が、12月22日発売の雑誌「SPUR」2013年2月号の別冊付録マンガとしてついてます。キャラクターが作中で身に着けているウェアは、すべてグッチ2013年クルーズコレクションの新作。

別冊付録を読むだけなら立ち読みできますが、
おっー、これは絵が美しいなと思って、買っちゃいました。
もともと、荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくるキャラのファッションって特徴的で面白いんですけど、今回の描き下ろしは美しいです。
この人の絵には、やっぱり不思議な力強さがありますね。
キャラが服のデザインに負けてないよね。

SPUR (シュプール) 2013年 02月号 [雑誌]SPUR (シュプール) 2013年 02月号 [雑誌]
(2012/12/22)
【オールカラー読み切り・別冊付録(表紙含め24ページ)】「徐倫、GUCCIで飛ぶ」 by 荒木飛呂彦

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映画 妖怪人間ベム
2013年01月04日 (金) | 編集 |
不完全な生きもの。それが、人間。

映画_妖怪人間ベム_2
解説:1968年に放送され人気を博したアニメを、亀梨和也、杏、鈴木福らの出演で実写化して話題となったドラマ「妖怪人間ベム」(2011年10〜12月放送)の劇場版。

暗く音のない世界でひとつの細胞から生まれた3つの生き物…それは人間になれなかった妖怪人間ベム・ベラ・ベロ。醜い体に正義の心を持つ彼らは、同じくして生まれた「名前の無い男」との戦いで、人間になるよりも“人間を守って生きていく”ことを選び、友人の夏目刑事たちの前から姿を消した。


静かにつとめようとする亀梨和也のベム、
世の理不尽な仕打ちに毒づく杏のベラ、
かわいらしい鈴木福くんのベロ、
絶妙のキャストのドラマでしたね。
映画_妖怪人間ベム_1
ドラマ版には、泣かされました (T_T) ので、映画も観てみました。

おいら、怪しいもんじゃないよ。と、ベロが、人間の子供と仲良くなる話を入れていくのは、アニメ版を受け継いでて、いいと思うんですよ。こういう、こじんまりとした触れ合いの部分が、この作品のいいところで、健気に生きていくこの三人の姿に涙してしまうんですよね。

悪を取り込むのが正しいのか、
そこを掘りさげた脚本のせいで、
世界観が、スケールアップしすぎのように感じました。
人間とは善と悪を併せ持つ生き物、
すべての人間を救う、とまで、ベムに語らせるのは、やりすぎ。
こうなると、ベム、ベラ、ベロが、仏様レベルの達観に、なってしまいます。
VFXの豪快バトルもいまいちかなぁ。

日々善行を重ねていくことによって、いつの日か、人間になれると信じている。美しい心を持つベム、ベラ、ベロとて、まだまだ不完全なのだから。こういう身近なキャラに、ベム、ベラ、ベロを残しておいて欲しかったですね。
ドラマ版で物語は終了していますね。
短編が集まったオムニバス形式みたいな映画なら、いけたように思います。

妖怪人間ベム 2012年【日本】124分(パンフ700円)
監督:狩山俊輔 脚本:西田征史
出演:亀梨和也、杏、鈴木福、柄本明、石橋杏奈、永岡佑、杉咲花、堀ちえみ、広田レオナ、あがた森魚、北村一輝、観月ありさ、中村橋之助、筒井道隆
★★★☆☆(3.0)
妖怪人間ベム 初回放送('68年)オリジナル版 DVD-BOX<通常版>
「妖怪人間ベム」DVD-BOX
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