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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
キャビン
2013年03月18日 (月) | 編集 |
作法には、その由来というものがあるのだ。

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解説:若者たちが人里離れた山小屋で戦慄の恐怖に見舞われるという従来のホラー映画のお約束を踏まえた、巧妙かつ予測不能のストーリー展開が映画ファンから絶賛された異色のホラー・サスペンス。「LOST」 「クローバーフィールド HAKAISHA」の脚本で知られるドリュー・ゴダードが監督・脚本、「アベンジャーズ」のジョス・ウェドンが共同脚本・プロデュースを務めたスリラー。


お決まりごとのように、一人一人惨殺されていく若者たちと、
その様子をモニタリングしているらしき科学者たち。
作法を重んじる日本では、今まで失敗したことがないという。
いったい、何が起こっているのか?という話。

キャビン_photo01

実験系、サバイバル系、など、さまざまなB級映画が作られてきてますから、こういう奇妙な状況でも、あまり不思議に思う人はいないだろう。観る人の位置を定めさせない作りで、物語自体が不可解なもの、といった感じで進みます。

こういうのは、全体像が観えてきたあたりで
だれるというパターンになりがちなんですよね。
そこを、開き直ったかのように、
一気に、大お祭り大会として爆発させてるのが、うまいですよね。
エレベーターの、チーン!と音が鳴る度に、
がやがやがや、となるのは、非常に面白かった。
サプライズゲストも用意してあって、飽きさせないねー
(この人、こういう登場の仕方が定番になりつつある)

キャビン_クリステン・コノリー

お約束ごとを望んでいるのは、誰なのか?
万城目学の「鹿男あをによし」や「鴨川ホルモー」を思い出させるような壮大なものであったなぁ。いにしえから伝わるものが、ホラーの形となり伝承されてきてるのかもしれませんね。
望んでるのは、私たちでもあろう。
いずれにせよ、これからも、ホラーをありがたく鑑賞しましょう。

キャビン The Cabin in the Woods 2012年【米】95分
<劇場鑑賞・パンフ600円>
監督:ドリュー・ゴダード 脚本:ジョス・ウェドン、ドリュー・ゴダード
出演:クリステン・コノリー、クリス・ヘムズワース、アンナ・ハッチソン、フラン・クランツ、ジェシー・ウィリアムズ、リチャード・ジェンキンス、ブラッドリー・ウィットフォード、エイミー・アッカー
キャビン_Poster
★★★★☆(4.0)
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