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万能鑑定士Q モナ・リザの瞳 
2014年06月01日 (日) | 編集 |
本物のモナ・リザはどこに?

万能鑑定士Qモナ・リザの瞳ポスター

解説:綾瀬はるかと松坂桃李が共演を果たし、松岡圭祐原作のベストセラーミステリー「万能鑑定士Q」シリーズを映画化した本格ミステリー。「万能鑑定士Qの事件簿IX」を基に、天才的な鑑定眼を持つヒロインが世界的傑作絵画モナ・リザに隠された謎に迫る姿を描く。邦画初となるルーヴル美術館での撮影映像はもとより、衝撃の展開に圧倒される。


ルーブルロケ敢行。
あの名画モナ・リザの40年ぶりとなる再来日が決定!
学芸員に選ばれた天才鑑定士Qこと凜田莉子(綾瀬はるか)が、
事件に巻き込まれていくというお話。

ダヴィンチ・コードみたいに、モナ・リザに隠された謎を解いていく話なのかな、と思ってたけど、そうではなく、人間が心理的、科学的に騙されてしまうトリックが主体の内容でした。

莉子は、天才的な記憶術を持っていて、
たった一晩でフランス語がバリバリになってしまうというのは、すごいですね。
喜怒哀楽の感情と結びつけて記憶に焼きつけていくシーンは、
綾瀬はるかの雰囲気にによく合ってましたね。

万能鑑定士Qモナ・リザの瞳写真1

さて、ルーブル美術館に展示してあるモナ・リザって、本物でしょうか?
世界的遺産と言われるほどの名画を、公開展示室に置いてないでしょう。たぶん、本物は、厳重な保存状態で、しまわれおり、みんなが観ているのは鑑賞用レプリカかもしれませんね。でも、それが本物か偽物かなんて誰にもわかりません。

この話は、それが根底にあるんだと思います。
日本に、本物なんて、来るはずもなく、ルーブルでさえ偽物ちゃうか、みたいな。
盗難事件をも絡め、なかなか楽しく観れる作品だったと思います。
みんなのもとへモナ・リザを返すという犯人の動機もいいですよねぇ。

万能鑑定士Q モナ・リザの瞳 2014年【日本】119分 劇場鑑賞(パンフ620円)
監督:佐藤信介 脚本:宇田学
原作:松岡圭祐 万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)
出演:綾瀬はるか(凜田莉子)、松坂桃李(小笠原悠斗)、初音映莉子(流泉寺美沙)、ピエール・ドゥラドンション、村上弘明
万能鑑定士Qモナ・リザの瞳写真3
★★★★☆(4.0)
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