2008年11月18日 (火) | 編集 |

企画・原作・脚本・監督=陣内孝則。
多くの方の感想が、まったく期待してなかったけど、意外と良かった、だそうな。
これが、この映画の素直な感想だと思う。
ちょっとずるいですけどね。
こどもアイスホッケーチームのお話にしてるから。
こどもと動物ものには、誰も勝てないもん。
木村拓哉が、アイスホッケー選手になってもしらじらしいけど、
こどもチームは素直にがんばれーっという気持ちにさせてしまうんですね。
“がんばれベアーズ”なんかもそうですな。
子役を使わず、アイスホッケーができる普通の子供たちを集めて撮ってるのは面白い。
弱小チームが勝ち続ける動機づけが、いいですよね。
少年たちのマドンナであるフィギュアスケートの美少女が白血病に倒れてしまう。
その少女を励まそうという気持ちが、弱小少年チームをひとつにしていくんですね。
自分たちが勝つことによって、少女も病気にうち勝てる、
それを信じて戦い続ける少年たちの姿に熱くなります。
それぞれの少年たちの家族のエピソードも入れ、
盛り込みすぎかなーをなんとか、うまくまとめてありました。
でも、アイスホッケーって、やっぱりかっこいいと思うわ。
スティックで氷を叩く音が気持ちいいですね。
『スマイル 聖夜の奇跡』 2007年【日】
[青春]
監督・脚本:陣内孝則
出演:森山未來(佐野修平)/加藤ローサ(山口静華)/綿貫智基(昌也)/岡本杏
里(礼奈)/坂口憲二(現代の昌也)
感想:★★★☆☆
子供、スポーツ、白血病、いかにも無難じゃー。クリスマスにどうぞ。
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