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バベル
2008年02月06日 (水) | 編集 |
同監督・同脚本の『21グラム』は、ある事件に関わる3人の人物の時間軸をバラバラにして描きました。今回も同じ手法です。基本的に事件は3つのストーリー、場所は世界(モロッコ、メキシコ、日本、アメリカ)と、タイトルどうりの散らばったものになりました。

観ていて、日本がすごく不気味な国に撮られてます。
この映画は、菊地凛子さん登場の日本パートについて書いてみますね。
モロッコ、メキシコで展開するストーリーとかなり異質なのが、日本編だと思います。話しても何も自分の思いが伝わらない世界を描くために、日本編は、聴覚に障害を持った女子高生のチエコ(菊地凛子)を主役としています。

日本編のまったく音のない世界への場面転換がうまく生かされてて、
うまくつくってあると思います。

最後の方に、彼女は話したいことがあると刑事さんを呼びます。
彼女の家、下界を見下ろすかのような超高層マンションで、
刑事さんにお母さんの話を、聞いてもらいたかったようです。
彼女は、このベランダから母は飛び降りたと刑事さんに告げるのですが、
これは、たぶんイメージ的な表現なんだと思います。
実際には母は銃で自殺しています。チエコはそれを見てしまったらしく、
その時に、お母さんは、娘に何か言葉を残したんじゃないかと思います。
その内容を彼女はひとりで抱えていて、それを誰かに話したかった。
それが刑事さんに渡すメモなんだと思います。

現実ならば、母親の思いとして、障害を持つ娘をこの世に残して自殺なんてことはまず考えないのではないかと思います。
伝えたいものが伝わらない、その世界を描くための舞台が日本だと思いますが、
この部分は、抽象的すぎますね。わかりにくいです。

実は、前作、『21グラム』でも、同じようなことを思ってて、
“21グラム”とは人が死ぬときに失う重さのこと、なんですけど、
これを登場人物が、唐突に語り始めたりします。
そのあたりが不要な部分だなぁと思った記憶があります。

バベルという大テーマにこだわった最後になっちゃったかな、そんな感じです。


『バベル』 BABEL
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
主演:ブラッド・ピット/ケイト・ブランシェット/役所広司/菊地凛子
ドラマ
私の感想:★★★☆☆
時間をバラにした場面転換の効果がよく、痛々しさはすごく伝わった。
ちなみにヤフー映画評では(★★★☆☆ 3.03点)でした。
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