2008年12月16日 (火) | 編集 |
土にはえる“死”を見た。
大地に、はえていた。
青く大地を覆ってた。
友達にプレゼントしよう。
感謝祭の日に。

近未来のアメリカでは、物質Dというドラッグが蔓延していた・・・
潜入捜査官ボブ・アークター(キアヌ・リーヴス)が主人公。
実写映像にペインティングを施したアニメ的映像の映画です。
フィリップ・K・ディックの原作ということで最後まで見れましたが、
まったく知らないで見たら、途中で観るの、やめてしまったかもしれない。
アニメ風になってるのは、ドラッグによる現実離れした世界の表現のためと、本編に出てくる“スクランブル・スーツ(人物を特定されないための特殊な服)”の表現のためだと思いますが、ジャンキーの怪しげな会話の応酬が続き、飽きてしまいます。
見始めは、このアニメ画面に慣れてないので、観てて不思議な感じがするんですけど、だんだんこのアニメ画面に魅力がなくなってくるんですね。実写を撮ってわざわざアニメ風に変えるという手間のいれようはわかるんですけど、これだけの長さの作品にするには、きつい感じがしてしまいました。
私は、この原作は読んでないのですが、
おそらく原作に近い物語なのだろうなと思います。
自分は、自分なのか、
他の作品と同じく、自己への問いかけという物語になります。
麻薬捜査の秘密上、潜入捜査官と上司はお互い顔を知らないようになっています。ジャンキーの集まる家は密かにモニター監視されていて、潜入捜査官もひっくるめ、容疑者の一人として見られています。
ある日、潜入捜査官は、上司より自分自身を見張れと命令されます。
普通なら、おかしな話なのですが、潜入捜査を進めているうちにドラッグ中毒になっている彼には、現実か幻覚か、わけがわからなくなってきてしまうんですね。
やがて、自分自身を破滅させていくことになってしまいます。
物語としては面白いんですが、暗い単調な進行にめげそうになってくるので、この作品は、ディックファン向き。今まで映像化された娯楽路線じゃ、いやって方に向いてるかなと感じます。
ディック映像化作品は、おそらく、以下で全部と思うんですけど
今回、「スキャナー・ダークリー」観て、全部観ることができました。
●ブレードランナー(1982年)「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
●トータル・リコール(1990年)「追憶売ります」
●スクリーマーズ(1996年)「変種第二号(人間狩り)」
●クローン(2001年)「にせもの」
●マイノリティ・リポート(2002年)「マイノリティ・リポート」
●ペイチェック 消された記憶(2003年)「ペイチェック」
●スキャナー・ダークリー(2006年)「スキャナー・ダークリー」
●NEXT-ネクスト-(2007年)「ゴールデン・マン」
『スキャナー・ダークリー』 A Scanner Darkly 2006年【米】
[SF]
監督:リチャード・リンクレイター
出演:キアヌ・リーヴス(男優)ボブ・アークター
ウィノナ・ライダー(女優)ドナ・ホーソーン
ロバート・ダウニーJr(男優)ジム・バリス
ウディ・ハレルソン(男優)アーニー・ラックマン
私の感想:★★☆☆☆ 地味かな。
原作:フィリップ・K・ディック 「スキャナー・ダークリー (ハヤカワ文庫SF)」
◎関連記事 原作フィリップ・K・ディックの映画
クローン
スキャナー・ダークリー
NEXT-ネクスト-
大地に、はえていた。
青く大地を覆ってた。
友達にプレゼントしよう。
感謝祭の日に。

近未来のアメリカでは、物質Dというドラッグが蔓延していた・・・
潜入捜査官ボブ・アークター(キアヌ・リーヴス)が主人公。
実写映像にペインティングを施したアニメ的映像の映画です。
フィリップ・K・ディックの原作ということで最後まで見れましたが、
まったく知らないで見たら、途中で観るの、やめてしまったかもしれない。
アニメ風になってるのは、ドラッグによる現実離れした世界の表現のためと、本編に出てくる“スクランブル・スーツ(人物を特定されないための特殊な服)”の表現のためだと思いますが、ジャンキーの怪しげな会話の応酬が続き、飽きてしまいます。
見始めは、このアニメ画面に慣れてないので、観てて不思議な感じがするんですけど、だんだんこのアニメ画面に魅力がなくなってくるんですね。実写を撮ってわざわざアニメ風に変えるという手間のいれようはわかるんですけど、これだけの長さの作品にするには、きつい感じがしてしまいました。
私は、この原作は読んでないのですが、
おそらく原作に近い物語なのだろうなと思います。
自分は、自分なのか、
他の作品と同じく、自己への問いかけという物語になります。
麻薬捜査の秘密上、潜入捜査官と上司はお互い顔を知らないようになっています。ジャンキーの集まる家は密かにモニター監視されていて、潜入捜査官もひっくるめ、容疑者の一人として見られています。
ある日、潜入捜査官は、上司より自分自身を見張れと命令されます。
普通なら、おかしな話なのですが、潜入捜査を進めているうちにドラッグ中毒になっている彼には、現実か幻覚か、わけがわからなくなってきてしまうんですね。
やがて、自分自身を破滅させていくことになってしまいます。
物語としては面白いんですが、暗い単調な進行にめげそうになってくるので、この作品は、ディックファン向き。今まで映像化された娯楽路線じゃ、いやって方に向いてるかなと感じます。
ディック映像化作品は、おそらく、以下で全部と思うんですけど
今回、「スキャナー・ダークリー」観て、全部観ることができました。
●ブレードランナー(1982年)「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
●トータル・リコール(1990年)「追憶売ります」
●スクリーマーズ(1996年)「変種第二号(人間狩り)」
●クローン(2001年)「にせもの」
●マイノリティ・リポート(2002年)「マイノリティ・リポート」
●ペイチェック 消された記憶(2003年)「ペイチェック」
●スキャナー・ダークリー(2006年)「スキャナー・ダークリー」
●NEXT-ネクスト-(2007年)「ゴールデン・マン」
『スキャナー・ダークリー』 A Scanner Darkly 2006年【米】
[SF]
監督:リチャード・リンクレイター
出演:キアヌ・リーヴス(男優)ボブ・アークター
ウィノナ・ライダー(女優)ドナ・ホーソーン
ロバート・ダウニーJr(男優)ジム・バリス
ウディ・ハレルソン(男優)アーニー・ラックマン
私の感想:★★☆☆☆ 地味かな。
原作:フィリップ・K・ディック 「スキャナー・ダークリー (ハヤカワ文庫SF)」
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スキャナー・ダークリー
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