2009年01月19日 (月) | 編集 |

“20世紀最大のゲリラ”や“赤いキリスト”と称され、TシャツからPOPアイコンまで、いまなお語り続けられているチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)。医者として旅をしながら貧者を助けようとしたチェ・ゲバラは、フィデル・カストロとの運命的な出会いによって、自らの人生の矛先を変える。それは、たった12人で独裁政権の国・キューバを革命するという、無謀な闘いの始まりだった――。28歳の若さでキューバ革命に着手し、それを成し遂げるまでを描いた真実の物語。

チェにカメラが寄り添うようなドキュメンタリー風に進む。
ドキュメンタリーなら、ナレーション等でおぎなってくれるんだけど、そういうものが、いっさいないので、う~、わかりにくい。
前の席に座られてた方は、途中で消えていってしまったなぁ~
めげそうになるところを、がんばって観てみました。

なんとなく、
ちぇ、とりのこされちゃった。
と思って観てしまったかな。
チェに対して、ほとんど知らなかったから。
この映画は、あなたもチェと一緒に歩いて、そこから感じてください。
という映画だと思います。
それだけ、チェという人物が魅力的なんだろうと思う。
例えるなら、
いい素材は、そのままでいい。
キャベツでも、キュウリでも、トマトでも、何でもいいんだけど、
おいしいものをおいしく、
そのまま感じてもらおうということに近いんじゃないかな。
(たとえが悪くてゲバラさん、すいません)
へたに加工の脚色をして、違う味に、したくないんでしょうね。
ジャーナリストの目で加工された大局じゃなく、
ほんのわずかの距離にいるチェを見ないとね。
距離0でチェに触れてみよ!という映画ですね。
チェが、診察した農民が、
医者という人を見た事がなかったから診てもらいに来た、
というようなことを語るんですけど、チェが観た現状をそのまま観てもらう。
けがをした者をみんなで、かついで悪戦苦闘しながら険しい山道を登って行く。
たいへんそうです、銃を撃ちまくることのみが闘いではないのだ。
農民を尊重し、部下に対する規律もたいへん厳しい。
少年が志願してくるが、年齢を訊ね、若すぎるので帰れと言う。
チェの言う言葉・行動から、そのままのチェを感じてもらう。
最後もチェと言う人の考え方がよくわかるエピソードで、
CHE Part Oneは、終わりとなります。
ふむ。
信念の揺るがない方ですね。
すごく、チェという人物に対して興味が持てました。
知る第一歩を踏み出したぐらいのレベルです。
ひき続き『チェ39歳別れの手紙』も観てみたい。
映画の雰囲気は同じだろうけど、がんばってチェについていきますよー。
『チェ 28歳の革命』
Che: Part One(Che: The Argentine) 2008年【米・仏・スペイン】
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ベニチオ・デル・トロ(男優)チェ・ゲバラ
デミアン・ビチル(男優)キューバ社会主義の父 フィデル・カストロ
サンティアゴ・カブレラ(男優)革命軍 カミロ・シエンフエゴス
カタリーナ・サンディノ・モレノ(女優)女性活動家 アレイダ・マルチ
ロドリゴ・サントロ(男優)カストロの弟 ラウル・カストロ
ジュリア・オーモンド(女優)ジャーナリスト リサ・ハワード
私の感想:★★★☆☆ 観てよかったよ。
[伝記] 劇場
チェ 28歳の革命は、
1956年~1959年 キューバ上陸~キューバ革命成立までの行軍
1964年12月 NYで開催された国連総会でのキューバ首席代表としての演説
を描いています。
☆チェ初心者の方には、できたら副読本としてパンフレット購入をおすすめします。
パンフレットないと、ついていけない。
これ以前の1952年を描いた『モーターサイクル・ダイアリーズ』という映画があるようなので、この作品を今度、観てみます。
この記事へのコメント
kinoさん、こんにちは^^
この映画にがんばってついていって、エライ!(笑)
そして、『ちぇ、とりのこされちゃった。』に座布団10枚!(笑)
この映画は淡々としている作品でしたが、私は意外と
退屈しなかったです^^この前編は、『チェの言う言葉・行動から、
そのままのチェを感じてもらう。』とkinoさんが言われる
通りだと思います。この作品を鑑賞したかたが、後編も
観てみたいと思うのは、チェの魅力を感じたからでは
ないかしら^^続編、もちろん、私もがんばってついて
行きます(笑)
モーター~もできれば観ておきたいですよね(^_-)-☆
FC2と楽天のTB相性が悪くて、入ったり、入らなかったりで
ごめんね(T^T)
この映画にがんばってついていって、エライ!(笑)
そして、『ちぇ、とりのこされちゃった。』に座布団10枚!(笑)
この映画は淡々としている作品でしたが、私は意外と
退屈しなかったです^^この前編は、『チェの言う言葉・行動から、
そのままのチェを感じてもらう。』とkinoさんが言われる
通りだと思います。この作品を鑑賞したかたが、後編も
観てみたいと思うのは、チェの魅力を感じたからでは
ないかしら^^続編、もちろん、私もがんばってついて
行きます(笑)
モーター~もできれば観ておきたいですよね(^_-)-☆
FC2と楽天のTB相性が悪くて、入ったり、入らなかったりで
ごめんね(T^T)
>『ちぇ、とりのこされちゃった。』に座布団10枚!(笑)
ひー
これは、自分で書いてはずかしいなーと思ってたんです~けど。
>私は意外と退屈しなかったです
そうですか。
私は、途中で意識がとびそうになり、いかんと思いつつ観ました。
たぶん、それだけ作為的じゃない画面が作れてるんだと思いますけどね。
同行してみて、魅力は、よく伝わってきました。とっかかりに立ったぐらいの意識なので、よくわからないんだけど、続きは観たい気持ちですね。
続編もがんばります(;^_^A
ひー
これは、自分で書いてはずかしいなーと思ってたんです~けど。
>私は意外と退屈しなかったです
そうですか。
私は、途中で意識がとびそうになり、いかんと思いつつ観ました。
たぶん、それだけ作為的じゃない画面が作れてるんだと思いますけどね。
同行してみて、魅力は、よく伝わってきました。とっかかりに立ったぐらいの意識なので、よくわからないんだけど、続きは観たい気持ちですね。
続編もがんばります(;^_^A
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