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少女の髪どめ
2009年02月17日 (火) | 編集 |
駆け抜ける風が、ふわりと入口の布を舞い上げる。
彼の目に、髪をおろす少女の姿が映る。
女の子だったんだ。
その瞬間から、ラティフは不思議な感情に捉われていく。

少女の髪どめ

ラティフは、工事現場で、お茶を入れたり、買い出しにいったりの雑用係として働いている。許可なくアフガン人を雇っているイランの現場だ。ある日、ひとりのアフガン人が怪我をしてしまう。働けなくなった父の代わりに、息子がやってくるのだが、力仕事ができそうもないし、おまけに何もしゃべらない子だった。

無口な映画です。
出てくる少女も、役者さんでなく、現実にアフガニスタン難民キャンプで生活をしたいた女の子だそうです。それだけにすごく素朴です。
過酷な現実を見せつけていくような映画ではなく、
感じるのは、優しいまなざし。
一所懸命働く少女を見て、なにか心が動かされていきます。
少年ラティフも、純粋な心のままに、なんの躊躇もみせない。

監督は、イランの巨匠マジッド・マジディ。前2作に続いて3度目のモントリオール映画祭グランプリ受賞という快挙を達成しています。
内容も、素晴らしいんですけど、ちょうど舞台劇のセットのようになっているむき出しの工事現場を使って、うまく撮ってるもいいですね。人物が、上と下をつなぐ階段を上がったり下がったり、階上からの視点で働く人々を映し込んだり。
そういう点でも、よく出来てるんじゃないかと感じます。

少女の髪どめ [DVD] BARAN 2001年【イラン】
モントリオール映画祭グランプリ受賞作品
監督 マジッド・マジディ「運動靴と赤い金魚」
ホセイン・アベディニ(ラティフ)/ザーラ・バーラミ(ラーマト/バラン)/モハマド・アルミ・ナジ(メマール)/アッバス・ラヒミ(ソルタン)/ゴラムアリ・バクシ(ナジャフ)
★★★☆☆ 
ドラマ

マジッド・マジディ監督は、以下の作品でもグランプリを獲得しています。
運動靴と赤い金魚 [DVD](1997)Children of Heaven(Bacheha-Ye aseman)
こちらの方が私は好きかな。三等の賞品は、まっさらの運動靴!お兄ちゃんが妹のために一生懸命、三等を目指して走るお話。
太陽は、ぼくの瞳 [DVD](1999)
これも観たいけど、ネットレンタルに置いてなかった。( ´△`)
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