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シャッフル
2009年07月11日 (土) | 編集 |
あれっ、今日は、何曜日だっけ?

シャッフル_img01

二人の娘に恵まれ、郊外の一軒家で暮らすリンダ(サンドラ・ブロック)のもとに出張中の夫(ジュリアン・マクマホン)が交通事故で亡くなったという訃報(ふほう)が届く。突然のことに動揺した彼女は母親に手伝いに来てもらい、どうにか平静を保とうとする。だが、翌日彼女が目を覚ますと、死んだはずの夫がキッチンにいて……。
ドイツ映画界の新鋭『影のない男』のメナン・ヤポ監督、ハリウッド・デビュー作。


(ネタばれありで、書いてますので、未見の方は、ご注意ください)

突然、聞かされた夫の訃報。そこから、1週間が、トランプのように、シャッシャッシャとシャッフルされ、訪れる。彼女だけ時間を飛び越えてしまっているので、何が起こっているのか、まったくわからない。自分の精神がおかしくなっているのか、周囲の人間が何かを隠しているのではと疑い始めてしまう。
洗面所にある身に覚えのない薬、娘の顔の傷、葬儀に現れる謎の女など、次から次へと怪しげなものが出てくる最初は、ホラータッチで面白いけど、途中で、状況に気づき、紙に全体を書き、整理してしまうと、もう手品の種がわかったみたいなもので、興味がなくなってしまう。
バラバラに見せてるだけで、つながりも考えられていないので、あとは、目覚めると、今日は何曜日なのかなーという謎を残すだけだ。

ここから先は、未来に立ち向かうタイムスリップものでなく、夫婦愛を描くものに変わっていきます。死というものは避けられず、その運命を、いかなるものとして迎えられるのか、神様が与えてくれたチャンスということみたいですね。
サンドラ・ブロック主演で無難に作られている愛のハリウッドサスペンスでした。

原題 Premonition(プリモニション)とは、主に悪いことに関する予感、虫の知らせ、前兆などの意味です。

シャッフルイメージ02


シャッフル PREMONITION 2007年アメリカ 96分
監督:メナン・ヤポ
脚本:ビル・ケリー
サンドラ・ブロック/ジュリアン・マクマホン/ニア・ロング/ケイト・ネリガン/アンバー・ヴァレッタ/ピーター・ストーメア
★★★☆☆ シャッフルと見せかけ、愛のカードを引かす物語でした。
シャッフル [DVD]
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コメント
この記事へのコメント
こんばんは

理由は分かりませんが、一週間がシャッフルされ
夫婦の愛を取り戻す、愛情物語でしたね。

ラストも綺麗な終わり方で私も最後まで結構楽しめたし
優しい&嬉しい気持になれました。

旦那の運命は変えられないけど、別れ方が大事だと
思わされますねぇ~。
2009/07/13(月) 20:58:57 | URL | アニー #-[ 編集]
>アニーさん、こんにちは!
新聞もテレビもチラシも見ない家だったんでしょうか。
普通、なんとなく、わかるはずなんですけどね。
未来を変えちゃうタイムトラベル系じゃなかったのはいいんじゃないですか。
心理サスペンスとして、まぁ、楽しく観れました。

浮気しようとした、ばちがあたったんじゃ~と恨みが残るのと、
あとあと、違うものがあるでしょうね。(^^)
2009/07/13(月) 23:39:02 | URL | kino #Kyeye.Gc[ 編集]
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