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サラエボの花
2009年08月16日 (日) | 編集 |
これは愛についての映画である

サラエボの花01

解説:1992年からの3年間で死者20万人、難民・避難民200万人以上を生んだボスニア紛争。セルビア人勢力に制圧されたサラエボ・グルバヴィッツァ地区では「民族浄化」の名のもと、兵士が住民女性への集団レイプを繰り返した。その結果、父を持たない多くの子供が生まれた。被害を受けた女性たちは、心に傷を抱えたまま今もサラエボに暮らしている。事実を口にすることもできず、苦しい日々を送るシングルマザーのエスマ(ミリャナ・カラノヴィッチ)と、父の顔を知らず育った娘・サラ(ルナ・ミヨヴィッチ)。母娘の日常を静かにとらえつつ、女性たちが受けた深い傷と、人間の愛情の深さを浮かび上がらせる。

私のお父さんはシャヒード(殉教者)じゃないの?
母エスマはボスニア政府からもらう援助金とお針子の仕事だけでは生活できず、夜のクラブでウェイトレスの仕事を始める。シャヒードの遺児は、証明書を提出すれば修学旅行の費用が免除される。それを知ったサラは、証明書をエスマにせがむが、母は証明書をとってくれない…

すべてを越える母の愛の強さを描いた物語だ、
と強く感じる。
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで生まれ育ったヤスミラ・ジュバニッチ監督が、母となり、今、思うことから生まれてきている映画。怒りではなく、母の愛。これを思いきり作品にぶつけてきてるのが感じられ、胸をえぐられる。
彼女たちが受けた傷は、生涯、癒えることはないし、子供たちまで、苦しみを背負う。
言葉もなく分かり合う母子の姿に、未来の光を信じたい。

ご覧になる方は、この物語の背景を少し知ってから観た方がいいと思います。
サラエボの花公式HP http://www.albatros-film.com/movie/saraebo/

サラエボの花 Grbavica 2006年/ボスニア・ヘルツェゴビナ/95分
監督・脚本:ヤスミラ・ジュバニッチ
出演:ミリャナ・カラノヴィッチ(エスマ)/ルナ・ミヨヴィッチ(サラ)
2006年ベルリン国際映画祭 金熊賞(グランプリ)受賞
★★★★★
サラエボの花 [DVD]

サラエボの花ポスター
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