観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


フェリシモ神戸学校 2008/4
2008年04月20日 (日) | 編集 |
今回のゲストは、東洋文化研究家アレックス・カーさんの講演でした。
フェリシモ神戸学校~経験と言葉の贈り物
「私たちが私たちであるために ~ほんとうの日本の姿とは?」
2008年4月19日/エスパスフェリシモホール

神戸学校アレックスカー

日本は近代化に失敗した国。
「世界でも有数の美しい自然環境、アジアで最も豊かな文化遺産、先進国でも屈指の優秀な教育制度や高度なテクノロジーを誇る日本。日本はすべてを手に入れながら、いったいなぜ落とし穴にはまってしまったのだろうか?」
犬と鬼―知られざる日本の肖像より)


アレックスさんの思うところを語ってくれるのかと思ってましたが、
・日本の美しい自然
・コンクリートで無残に固められた河川・山肌
・箱もの建造物
・なんの計画性もなく無秩序に建てられた街
たくさんのスライドを見せる内容でした。
ちょっと、ひょうし抜けしました。


以下↓ アレックスさんが、語っていたこと。思ったこと。

●日本は、建設業に従事してる人間の割合が、他の国より多いらしい。
そして、日本がこの先、世界に提供できるものは“観光”、景観ということでした。
なんとなく日本=技術というイメージがあった私は、ちょっと、びっくり。
アレックスさんのいう観光とは、従来あるようなアホな観光ではないです。
日本中、どこへ行っても、悲しくなるぐらい無秩序で同じような街並。
従来の国のシステムが生み出してきた結果だと思いますが、
このまま続けていくと、街が殺されていってしまいますよね。
景観が人を育てていくし、そこに暮らし・文化も生み出されてくると
いうことなんだろうと思います。

●日本の住居
日本の家の“演出”的な造りが好きだと言ってました。
玄関からのアプローチ、ふすまの向こうのように奥へ奥へいざなうような造り。
なるほど“演出感”はありますね。
私は、障子戸なんかを見て演出的だなぁと思います。
障子ってぼんやりと向こうのシルエットが映るでしょ。
庭の木々が映って、さわさわと揺れると、
あー風が出てきたな、と室内より風情を感じることができるんですね。
日本人らしい
遠回しに感じる心・遊び心みたいなものでしょうか。

●私たちには何ができるのでしょうか?
質問コーナーの用紙に、多く書かれてた質問のようでした。
アレックスさんは、
美しいものが無くなっていく、変わっていくことに、怒らないといけない。
それは、好きだから、愛してるからこそ、
そういう感情が生まれてくるのだと。
日本人は、自分の住む街を愛してないのではないか、と。
そして中途半端な観光地へは行くな。
自分の目で見て感じる美しいものを捜しなさいということでした。


神戸学校で講演される方たちには、
何か信念のような、確たる価値観が存在してますね。
その価値観が人の心を打つんだと思います。
関連記事


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。