2008年04月28日 (月) | 編集 |

「バンズ・ラビリンス」がよかったので、同監督の前作を観てみた。
スペイン内戦時の人里離れた孤児院でのお話。
新しく孤児院に連れてこられたカルロス少年は、霊のような人影を見るようになる。
カルロス少年にあてがわれたベッド、12番に秘密があるのだろうか。
死者が出てくるのでホラーかなと思ってみると、
肩透かしをくいます。
掻き消されていく弱き者の声、
みたいな不条理な悲しき世界を描いているものなんでしょうか。
どういう観点で観たらいいのかよくわかりませんでしたが、
「バンズ・ラビリンス」も、スペイン内戦を題材としてます。この圧政が民衆に落とした暗い影みたいなものを両作品を観て感じます。
『デビルズ・バックボーン』 The Devil's Backbone(El Espinazo del diablo)
2001年【スペイン】
[ホラー][ドラマ]
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:エドゥアルド・ノリエガ/マリサ・パレデス/フェデリコ・ルッピ/フェルナンド・ティエルブ
私の感想:★★★☆☆ ホラーと見せかけ、どうも違うようだ。
ちなみにヤフー映画評では(★★★☆☆3.86点)でした。
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