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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
オリンダのリストランテ
2010年02月27日 (土) | 編集 |
オランダのリストランテと、勘違いした (;´∀`)ゞ
オランダでなく「オリンダ」でした。

オリンダのリストランテ_ポスター

アルゼンチンのブエノスアイレスで、小さなリストランテを切り盛りする女主人・オリンダ。客で、あふれるわけでなく、地元の常連さんに親しまれてる大衆食堂といった感じの店だ。しょっちゅう皿を割って怒られているアンヘルという従業員や、日課のように同じテーブルで、店内をスケッチしているおじさんがいる。

ブエノス・アイレスといえば、「母をたずねて三千里」のマルコのお母さんが、出稼ぎに行った場所でしたね。出稼ぎや、移民の方が、多い場所なのかな。
さまざまな人を受け入れ、寛容で、おおらかな街なのかもしれませんね。以前恋仲にあった女性を、はるばる探しに来たというドイツ人青年ピーターが、お金を盗られ、この店に、転がり込んでくる。そんな彼を見て、オリンダも、移民してきた当時のことに思い出し、故郷イタリア・シポンドを想うようになってきます。年をとり、疲れてきていた彼女は、なにか、ふんぎりのようなものが、欲しくなってたんでしょうね。

オリンダが語る思い出、若き日の笑顔の写真を見て、じーんときてしまいます(T_T)

オリンダの気持ちが若返ってきて、新しく出発するドラマで、これを、長編デビューの女性監督パウラ・エルナンデスという方が、撮っています。モスクワ国際映画祭最優秀作品賞、アミアン(フランス)国際映画祭主演女優賞受賞・観客賞に輝いたそうです。

オリンダのリストランテ HERENCIA 2001年【アルゼンチン】 96分
監督・脚本: パウラ・エルナンデス
出演:リタ・コルテセ/アドリアン・ウィツケ/マルティン・アジェミアン/エクトール・アングラーダ/フリエタ・ディアス
★★★★☆(4.0)
オリンダのリストランテ [DVD]
オリンダのリストランテ画像1
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コメント
この記事へのコメント
こんにちは!
私も最初「オランダのリストランテ」と勘違いしてました、
同じですね(笑)
外国の肝っ玉母さんというのか、実際日本でこんな風に
外国人の他人に対して世話を焼いちゃうような状況って
あるのかな?なんて想像してしまいました
おっしゃるとおり、移民の多い国なので、そういう人と人とのふれあいに大らかなのかもしれませんね
2010/02/28(日) 15:52:31 | URL | maki #jQTfdwCM[ 編集]
>maki さん、こんにちは!
オランダ料理店のお話かと思ってました。
料理じゃなく、オリンダという女主人の気持ちを描いてる映画でしたね。
ややこしいとこかもしれないけど、ブエノス・アイレスの街自体が、
このオリンダの店みたいに、飾らず、おおらかな感じなんでしょうね。
オリンダが、あったかい人で、触れ合いがあり、
彼女自身が、人生を見直していく、じーんとする良い映画だったと思います。
2010/03/02(火) 01:02:46 | URL | kino #Kyeye.Gc[ 編集]
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オリンダの小さなリストランテ(食堂)を舞台にした人生賛歌、かな。オリンダの作るアルゼンチン料理の数々も、珍しいので興味津々。決して気取った店ではなく、普通のオバさんがやってる小さな定食屋だから客は常連ばかりなんだよね。気の強い彼女は当然店員が皿を割った...
2010/02/28(日) 15:49:38 | いやいやえん
監督 パウラ・エルナンデス 出演 リタ・コルテセ、アドリアン・ウィツケ、マルティン・アジェミアン  めずらしやアルゼンチン映画である。オリンダはブエノスアイレスで小さなレストランを営んでいる中年のおばさん。気は良さそうだが、かんしゃく持ちみたい。人生に?...
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