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観た映画の感想が綴られてます。ゆったり、更新。
情婦
2010年07月25日 (日) | 編集 |
完成度が高い (^▽^)/ 。

この作品は、現在、おこなわれてる「TSUTAYA発掘良品」に、選ばれてて、
ちょうど、100円レンタルだったので観てみました。
アガサクリスティ原作映画化で大成功しているミステリー、
第1位『情婦』、第2位『ナイル殺人事件』、第3位『オリエント急行殺人事件』

確かに、選ばれるだけの実力あり、です。

情婦PHOTO1

解説:アガサ・クリスティが自身の短編小説を基に戯曲化した『検察側の証人』の映画化。ミステリー映画というジャンルの中で、間違いなく最高峰に位置する傑作である。金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナード(パワー)は、老齢ながらロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツ(ロートン)に弁護を依頼。だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネ(ディートリッヒ)から、思いもかけない証言が発せられた……。

大どんでん返し。緊迫の法廷劇として、お話は、抜群に面白い。

スリルあふれる言葉の応酬、
これに、ユーモアのある演出、俳優さんの個性的な演技を、うまーく加えて、
見事に集結したように思います。
退院したばかりで毒づく弁護士さんと、看護婦さんのやりとりが、面白くって、
最後も、鮮やかに、終わっていくのが、観て気持ちいい感じがします。

原作がいいからといって、誰が撮っても面白くなるわけじゃないですよね。
この作品を、こういうセンスで描いたからこそ、傑作になったんでしょう。

情婦 WITNESS FOR THE PROSECUTION 1957年【米】117分
監督:ビリー・ワイルダー
出演:タイロン・パワー/マレーネ・ディートリッヒ/チャールズ・ロートン
★★★★★

原作:アガサ・クリスティ
検察側の証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)検察側の証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
街中で知り合い、親しくなってゆく金持ちのオールドミスと青年レナード。ある夜そのオールドミスが撲殺された…展開の見事さと驚愕の結末。法廷劇の代表作。

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ナイルに死す (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
映画は、以前に観ましたが、内容、忘れました。
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
華やかなオリエント急行、乗り合わせた上客の証言、まさに映像向きの作品。
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コメント
この記事へのコメント
私もツタヤで
100円で借りました。だいたい、大昔の映画はおもしろかったためしないんですが、これは良かった。デートリッヒ56歳の脚線美も今時の人みたいで。

このブログにある「母なる証明」も良かったです。
2010/07/26(月) 18:21:13 | URL | なるときよし #-[ 編集]
こんにちは!
コメントありがとうございます。
100円でしたので、気軽に借りれました。
これは、個性的な役者さんの演技で彩られて、
すごく内容のレベルが、あがってますよね。
普通のサスペンスにしたら、
映画として完成しなかったような気がしますね。

「母なる証明」も観られましたか。
これも、すごい良かったですよね。
2010/07/27(火) 00:34:57 | URL | kino #Kyeye.Gc[ 編集]
こんばんは♪
今観てもすごく面白いですね。
私も弁護士さんと看護婦さんのやりとりが楽しかったです。
本当に完成度が高い作品ですね。
2011/04/16(土) 23:36:41 | URL | yukarin #-[ 編集]
>yukarinさん、こんにちは
弁護士さんと看護師さんのやりとりが、
ユーモアたっぷりに描かれてて、
緊張ある法廷劇を面白いものにしてくれてますよね。
原作と俳優さんの演技が、うまくミックスされてます。
2011/04/17(日) 00:39:29 | URL | kino #Kyeye.Gc[ 編集]
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【WITNESS FOR THE PROSECUTION】 1958/03公開 アメリカ 117分監督:ビリー・ワイルダー出演:タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ、チャールズ・ロートン、エルザ・ランチェスター、トリン・サッチャー、ジョン・ウィリアムズ 金持ちの未亡人を殺した容疑をか...
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