2008年07月07日 (月) | 編集 |

ひどすぎ。
制作費あるのに。
米軍の戦略爆撃機ミッドナイトイーグルが、北アルプスで消息を絶つ。山に篭り撮影をしていた西崎(大沢たかお)が、墜落する赤い光を撮影。新聞記者の落合(玉木宏)とともに北アルプスへと向かう。
↓以下ネタばれ
ほどなく、ミッドナイトイーグルには核が搭載されてる事実が判明。
日本国に戦慄が走る。
北アルプスで展開される自衛隊員と亡国工作員の壮絶な闘いに、
西崎・落合は巻き込まれていく・・・。
と、いう大スケール娯楽巨篇のはずなんだが、
ダラッーとした場面が続くばかりでまったく緊張感がない。
これは、脚本はもちろん、
カット割りの悪さの影響が大きいのかなっと素人目に思うのですが。
雪山での迫力あるアクションシーン、
対策本部室内でのじりじりとした時間の緊張感、
撮り方と編集が面白くないですよね。
爆撃機内に立てこもる
西崎と自衛隊三等陸佐佐伯昭彦(吉田栄作)。
夜明けと共に亡国工作員は一気に攻め寄せてくる気配だ。
西崎は、自分たちもろとも工作員を焼き殺すためにナパーム弾を打ち込んで欲しいと
総理大臣に進言する。
非情のナパーム弾が発射される、着弾まで数分かかる。
そこで、米映画“アルマゲドン”のような
モニター越しの最後の別れのシーンになる。
主人公の西崎は戦場カメラマンで、妻は亡くなっている。
亡くなった姉の子を妹・有沢慶子(竹内結子)が育てているわけなのだが、
そのあたりのいきさつ、関係が、あまり描かれていないので、
最後の慶子の言葉。
「許さない。」が、
空回りしてしまった。
自分なりに、この二人のこれまでの気持ちを想像して、泣くしかないみたい。
『ミッドナイトイーグル』 2007年【日】
監督:成島出
出演:大沢たかお/竹内結子/玉木宏/吉田栄作
私の感想:★★☆☆☆ 緊迫感ゼロ。
ちなみにヤフー映画評では(★★★☆☆3.27点)でした。
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