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パレード
2010年10月22日 (金) | 編集 |
この部屋の、6人目の住人、それは、あなた。

パレードDVD

原作は『悪人』の吉田修一による第15回山本周五郎賞受賞作。監督は『GO』の行定勲。第60回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞しています。

「上辺だけの付き合い、それくらいが丁度いい」都内の2LDKマンションに暮らす男女四人の若者達。映画会社勤務の直輝(藤原竜也)、イラストレーターの未来(香里奈)、フリーターの琴美(貫地谷しほり)、大学生の良介(小出恵介)。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、"本当の自分"を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼のサトル(林遣都)が加わり、同じ町では連続暴行事件が起こり始める。そして彼らの日常に、小さな波紋が拡がり始める。

共感するあなたに闇がおとずれる………。
ぞぞぞぉ~~と、凍りつくラストシーンのために、この映画はある。


今日の、徹子の部屋のゲスト、誰っ?と、琴美に、たずねる良介。

都会では、隣の部屋に誰が住んでいるのか、わからない。
この部屋に住む良介と琴美も、最初、カップルかのように見えるが、
そうではないらしい。
やがて、直輝と未来が帰宅し、4人が、共同で住んでいるのがわかる。

共同のリビングで、この4人は、毎日、にこやかに過ごしています。相手のことは詮索せず、自分の語りたいことだけ語る。たぶん、そんな関係を、心地よく感じているのだろう。けど、心の奥底では、さみしさを感じているし、自分の本音をさらけたい、とも思っている。
ある日、このリビングに、悟という謎の若者が、転がりこむ。
彼は、この4人の内面が出現させた存在で、
溶け込むように居る彼に、自分の心の内を、自覚し出すようになってくる……

キャスト的には、ぴったりで、
それぞれの心の扉を開け、静かに覗いていく感じですね。
この部屋に漂う、現実と虚構のような空気が、うま~く撮られています。
毎日、昼メロを見て過ごす琴美は、俳優さんとつきあっている妄想を抱いてる。映画会社勤務にしてる直輝も、会社では、バリバリに英語を使いこなし働いてるかのようだが、現実は違うような雰囲気だ。

こういう誰もが、なにかを抱えて過ごしてる、という
社会派的青春ストーリーかと思わせ、一気に、落としてくるラストに、すくむ。
闇を描く日本のホラー、という印象もしました。

パレード 2010年【日】118分
監督・脚本:行定勲 原作:吉田修一 パレード (幻冬舎文庫)
出演:小出恵介(杉本良介)/貫地谷しほり(大河内琴美)/藤原竜也(伊原直輝)/香里奈(相馬未来)/林遣都(小窪サトル)
★★★★☆(4.5)
パレード (初回限定生産) [DVD]
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