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ぼくのエリ 200歳の少女
2011年02月26日 (土) | 編集 |
静まりかえった北欧の夜。

ぼくのエリ200歳の少女01

音なき音が、孤独な心に響いてくるといった感じだろうか。

ぼくのエリ200歳の少女03

ヴァンパイアの恐怖や哀しみと同時に、孤独な少年の切なくも美しい初恋を繊細に描ききり世界中で絶賛の嵐が巻き起こったスウェーデン発ヴァンパイア・ムービー。ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー『モールス』を原作者自らの脚色で映画化。主演はカーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション。監督は、本国スウェーデンでテレビを中心に活躍してきたトーマス・アルフレッドソン。

ストックホルム郊外の小さな町。
12歳の少年オスカーは、夜、ひとり、ナイフを木に突き立てる。
孤独な少年の血への衝動が、招きよせたようにエリが現れる。
いじめっ子を、棒で叩いたあとの、少年の恍惚とした表情が恐い。

ヴァンパイアは、ひとりでは生きれない。
人間世界で生きていくために、庇護者を必要としており、
エリは、その人間に、受け入れて、もらわなければならない。
残酷なシーンを交えながら、
静かに、静かに、
生きることの過酷さを感じさせる、切ないお話ですね。

静寂の中でのプールのシーンが秀逸。
悲鳴すら聞こえてこない。二人の間に、雑音は存在しないのだ。

ぼくのエリ 200歳の少女 2008年【スウェーデン】115分
LAT DEN RATTE KOMMA IN/LET THE RIGHT ONE IN
監督:トーマス・アルフレッドソン 脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
原作:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『モールス』 
MORSE〈上〉 MORSE〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)
出演:カーレ・ヘーデブラント(オスカー)、リーナ・レアンデション(エリ)
★★★★★
ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]
ぼくのエリ200歳の少女02
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コメント
この記事へのコメント
これ良かったです!
kinoさん、こんばんは!

最初は少年少女の初恋物語だと思ってたんですが、
kinoさんが書いている通り、
生きる事の過酷さを感じさせるお話でしたね。

エリの宿命も気の毒だけど、とても恐ろしいものです。
あの白い肌のように純粋なオスカーが
それを受け入れるとは、先の未来まで考えさせられて、
すごく胸が苦しくなりました。
2011/03/05(土) 22:46:29 | URL | YAN #9L.cY0cg[ 編集]
>YANさん、こんばんは!
孤独な夜に、心をノックしてくるような
不気味で、素敵な、民話的なものを思わせました。
音、という要素がはいってきてるのが、うまい。

想像される二人の過酷な先行きが、もの悲しいですね。
同時に、愛でなく、魂が結びつけたような関係に、
生きていく希望ようなものも感じられました。
2011/03/06(日) 13:11:35 | URL | kino #Kyeye.Gc[ 編集]
ホラーってかミステリーですね!(^^)!
怖いというよりは、美しい感じに観えて、これ位のホラー映画も好きですね。子供が犯人って感じしないし、一応子供じゃなくて吸血鬼なんですね。スウェーデンの映画ってあんまり観ないので貴重です(笑) オスカーやエリってアメリカっぽいですね。エリって日本人の名前に多いけどスウェーデンにもエリありますかぁ~ モールスの方も観たんですけど、全く同じ内容なので、どっちがどっちか解らなくなりますね。モールスの方のエリの方が若干美少女で私は、アメリカのリメイクの方が実は、好きなんですけど... リーナ・レアンデションの方が可愛いというよりは、演技派の少女の女優さんですね。モールスは、野原のしんちゃんの声だったので... もう何度も聞いた声なので他の声優さんでお願いって感じですね。やはりラストでトランクにエリが入ってるところが不気味ですね。そして昔も同じ事をしてた感じだったので... 顔を焼いて死んだ老人も昔エリに惚れてしまったのでしょう。そういう連想的な部分がホラー映画には、重要だと想うので求めているんですけど... なかなかこのような美しいホラー映画は、ありませんね(>_<)
2012/06/22(金) 22:46:01 | URL | サイレント #-[ 編集]
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